那岐山(1250m)

 

★ひとこと   「笹原の稜線からの展望が素晴らしい岡山、鳥取県境の山」

奈義町から那岐山を望む

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★行った日   2006年5月4日(木祝)  晴  単独
          
★コース

高槻(中国)5:05=佐用IC(R373、R429、県道)=7:40第3駐車場7:54→林道登山口8:00→8:55大神岩8:59→P1071 9:08→8合目9:18→9:32(1240.3m)三角点9:37→9:47(1250m)那岐山9:54→稜線分岐10:04→8合目10:09→第3駐車場11:00(県道、R429、R29、県道、林道)=藤無山林道登山口13:15

 何となく気にかかっていた美作の名峰、那岐山へ出かけた。中国道の渋滞の名所、宝塚付近を早く通り過ぎるため早朝の出発だ。晴の連休のためかすでに渋滞が始まりかけていたが、無事通り抜け予定通りに那岐山麓に到着、蛇淵ノ滝に近い第3駐車場に車をとめた。
 蛇淵ノ滝入口を横に見てしばらく林道を進むとB(大神岩コース)、C(蛇淵コース)登り口だ。すぐにBCコースの分岐点が現れ、往路はCコースを登る。見晴らしの良い伐採地をなだらかに那岐山へ向かって登る。林道を横切ると針葉樹林帯を登り、笹原のブナ林に変わると標高約千米の大神岩だ。岩頭から下に通ってきた奈義町が広がっていたが急にもやってきたため遠くは見えなかった。P1071を過ぎると笹原の中のブナの疎林帯の支尾根をなだらかに登る。最後に展望の笹原を登りきると那岐山三角点だ。西方には、柔らかい緑の曲線美を連ねたような山脈、滝山、爪ヶ城などが広がっている。西南には津山市街が見える筈だが薄雲がかかり見えなかった。

 
(県道を那岐山へ向かって進む) (蛇淵ノ滝は第3駐車場の傍)    (BCコース登り口)

  (BCコース分かれ道)     (那岐山へ向かって登る)      (奈義町を振り返る)

   (林道を横切る)         (針葉樹林帯を登る)       笹原とブナ林を登る

   (展望の良い大神岩)     (ブナ林をなだらかに登る)     (笹原の尾根に到着)

 
   (尾根から振り返る)      (三角点近くの避難小屋)    (三角点、前方は那岐山)
 
                     (三角点から西方を望む)
(登ってきたCルート尾根)  (津山方向)   (爪ヶ城、滝山)

 三角点から笹原の草原を尾根伝いに、東に一旦下って登り返すと那岐山最高点だ。このコルと三角点に2軒の避難小屋が建っている。那岐山最高点からの展望も素晴らしい限りだが、先ほどの三角点からの方が高度感が味わえる。小灌木の笹原を東進するとA(菩提寺コース)Bコース分岐点だ。ここを右折してBコースで下山した。8合目手前には水場もある。沢を渡るまで伐採地が続くので見晴らしの良い登山道だが木がないと風情がない。沢に沿って下る針葉樹林帯の林床には、ショウジョウバカマ、ミヤマカタバミ、ヤマルリソウなどが咲き乱れていた。橋を渡ってしばらく下るとBCコース合流点だ。
 那岐山は登山道や道標も整備されており急な所が殆んどなく、展望豊かな山歩きが楽しめるので家族連れに人気の山だ。まだ昼前だったので藤無山へ登るべくR429で東へ向かった。日名倉山と後山との間の鞍部、志引峠を越えてR29に出て戸倉から県道大屋波賀線、沼谷林道で藤無山登山口に着いた。

 
                    (三角点から東方を望む)
        (那岐山)       
 
 (尾根道から那岐山を望む)        (那岐山)       (三角点(左)、那岐山(右))

                  (那岐山頂上から南方を望む)
 (ABコース方向の尾根)          (奈義町)           (三角点方向の尾根)

                (カモシカ台から西方の眺め)
  (山頂付近の尾根道)         (Bコース分岐点)      (Bコースの笹原の下り)

                (Bコース下りの明るい伐採地?植林地?)

     (水場もある8合目)     (見晴らしの良い下り道)     (針葉樹林帯を下る)    

 
★道端の花
    スミレ(C伐採地)       スミレ、白(C伐採地)     ショウジョウバカマ(C伐採地)
 
   ヘビイチゴ(C伐採地)     アケボノスミレ(C伐採地)      アセビ(大神岩)
 
   ミヤマシキミ(大神岩)      ニシキゴロモ(B伐採地)   エイザンスミレ(B森林帯)
 
  ヤマルリソウ(B森林帯)    ミヤマキケマン(B森林帯)    ミヤマカタバミ(B森林帯)

★ルート断面図

★地  図(GPS軌跡)

(参考地図)
・2万5千分の1地形図  日本原、大背

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