★ひとこと 「中社から西登山道で信仰と展望の山、飯縄山へ」
手前ピークから飯縄山を望む
★行った日 2006年9月28日(木) 曇一時晴 単独
★コース
(第1日)
高槻4:52(名神、中央道、長野道、上信越道)=信濃町IC(県道)=10:54戸隠中社飯縄山登山口11:06→萱ノ宮11:37→12:48一の鳥居分岐12:55→飯縄神社13:04→13:13(1917.4m)飯縄山13:26→飯縄神社13:39→一の鳥居分岐13:45→萱ノ宮14:22→14:41飯縄山登山口14:49(県道、R18、県道)=池の平温泉16:30
(第1日)
長野と新潟県境の北信濃にはスキーで有名な魅力的な山々が連なっている。今回は紅葉見物もかねて妙高、戸隠方面に出かけた。例のごとく早朝に出発、中央道からは中央アルプスや南アルプスが綺麗に見えたが、長野道の安曇野辺りからは北アルプスは雲の中だった。長野を過ぎても北信濃の山々は雲に隠れていた。信濃町ICから戸隠へ向かい、戸隠神社中社前から細い道を東へ入り、ちびっこ忍者村を過ぎて地道林道を数百メートル進むと西登山道の登山口だ。飯縄登山道と記された古ぼけた板切れがトチの木の幹にかかっている。道幅の広いところに駐車する。
細い急な坂道を登ると台地状の笹原の尾根だ。なだらかな広い道が針葉樹林帯の笹原の林床の中についている。しばらく進むと右からきた広い道と合流する。どうも登ってきた道は近道らしく、正しくは林道のもう少し先に登山口があるらしい。30分もなだらかな広い道を登ると萱ノ宮の祠と鳥居が建っている。鳥居の少し先から急坂の山道となり、あえぎつつ岩角の道を登ると見晴らしのよい小灌木帯の笹原の尾根道となる。一の鳥居からくる南登山道を右から合せて少し登ると飯縄神社のあるピークだ。雲の多い空模様だが、東南方向に長野市街の向こうに四阿山や浅間山が、西北方向には戸隠山や高妻山が雲間に浮かんでいた。
仮設トイレもあるピークを下ってから登り返すとかなり広い山頂広場のある飯縄山三角点だ。飯縄山は信仰と結びつた山らしく、方々に祠や鳥居が散在している。また、中腹以上は展望抜群のなだらかな笹原だ。きょうは生憎見通しはきかなかったが、晴れていると北は妙高山や火打山、西南は北アルプスの大展望台だそうだ。
下りも往路と同じ経路だ。戸隠高原からR18へでてコンビニで2日分の昼食を買い込んでから池の平温泉へ着いた。時間的に早かったので明日の燕温泉登山口を確認してから池の平温泉へ舞い戻った。
(ちびっこ忍者村奥の登山口) (初め急坂を登る) (シラビソ林をなだらかに登る)
(萱ノ宮から登山道になる) (明るい疎林帯を登る) (紅葉が始まっている道)
(展望のきく尾根に出る) (笹原の尾根を登る) (一の鳥居からの道に合流)
(山頂付近から南東の長野市街)
(山頂付近から西の戸隠山) (山頂付近から北西の高妻山)
(飯縄山の広い山頂広場)
(飯縄山三角点) (ナナカマドの紅葉)
(山頂から東南〜西南〜西北を望む)
★道端の花
アキノキリンソウ(萱ノ宮) ツリフネソウ(萱ノ宮) ?(萱ノ宮)
ヤマハハコ(笹原尾根)
ヤナギタンポポ(笹原尾根) シラヤマギク(笹原尾根)
エゾリンドウ(笹原尾根) マツムシソウ(笹原尾根)
ミヤマトリカブト(笹原尾根)
★ルート断面図
★地 図(GPS軌跡)
(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)
(参考地図)
・山と高原地図 妙高・戸隠・雨飾
・2万5千分の1地形図 戸隠、若槻
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