妙高山(2454m) (第2日) (駐車場から燕温泉へ進む) (燕温泉上の登山口) (麻平へ登る渓谷沿いの道入口) (吊橋先の崩落現場) (川原の湯へ吊橋を下る) (川原の湯) (川原の湯の先は行き止まり) (北地獄谷コース登山口) (黄金の湯の横を通る) (リフトの下が登山道入口) (なだらかな山道が続く) (妙高山が見える) (北地獄谷に沿う登山道) (源湯の水場) (称明滝) 光明滝のそばを通ると先に称明滝があり道は滝を巻いて登り上部の北地獄谷の河原へと続く。ここで麻平からの道を合せて沢を渡渉しつつ石ころ道を登る。やがて沢の左から続く急坂の九十九折れの岩だらけの道、胸突き八丁だ。しんどい坂を登りきると赤倉から道も合流する天狗平の小広場だ。木の間から妙高山頂直下の岩場が見えている。小広場から笹をかき分けて進むと光善寺池があり、その先に冷風が吹き出ている風穴がある。尾根の左側崖下の南地獄谷から湯気が上がっているが、ここが池の平温泉の泉源らしい。紅葉し始めたダケカンバと小灌木の急坂を登ると岩肌にステップが掘られた鎖場だ。次に岩壁を鎖を頼りにトラバースする。この辺りから登ってきた経路が俯瞰できる。あとは溶岩の急坂を一気に登りつめると妙高大神が祀られている妙高山の最高地点の南峰だ。少し前方の数メートル低い所にあるのが北峰の三角点だ。火打山が西北にかすかに見えているが残念ながらガスがとれなかった。妙高山頂から近くを眺めると外輪山を構成する山々が俯瞰できて二重火山の様子が興味深く観察できる。 (道端に湧く温泉) (沢沿いに登る) (石ころ道を行く) (妙高山の岩場が見え出す) (岩石の急坂を登る) (胸突き八丁) (紅葉し始めた中を登る) (小灌木帯を登る) (鎖場を登る) (岩壁をトラバース) (登ってきた谷筋) (三色の紅葉のコントラスト)
(最後の岩登り) (最高ピークの妙高大神) (少し低い妙高山三角点)
下山は単独行の人とともに燕新道を下った。三角点のすぐ横からダケカンバの茂る岩角だらけの急坂を下る。木の根や岩角を掴みながら標高差400メートルを一気に下る。この坂は登りたくない道だ。黒沢池方面と分岐して枯れた草原の長助池へ下る。ワタスゲのなれの果てと思われる葱坊主が林立している。ここから外輪山の内縁をたどる湿地帯の多い道だ。芝沢、大倉池を過ぎると三ツ峠へ行く道との分岐点の大倉分岐だ。この辺りの湿地には水芭蕉が多いらしく大きな葉っぱが密林の如く茂っていた。この少し先に黄金清水があり、美味しい冷たい水で生き返った感じだ。ここからしばらくの間、山道に新しい岩石が落ちている。これは、左の上方に岩肌が真新しい絶壁があり、積雪時に剥落して堆積したものらしい。次に、出水時に渡るのが難しい大倉沢を渡り、しばらく河床を下ってから右岸に登りつき2回上り下りすると麻平だ。ここから急坂を下ると朝の崩落現場だ。暫定的につけられた道を下り、最後に小さな沢を下ると朝の吊橋の所だ。燕新道は遠回りのせいか下山中に全く登山者に会わなかった。 (山頂から燕温泉側を望む) (山頂から火打山を望む) (紅葉の急坂を下る)
(黒沢ヒュッテ分岐) (長助池の湿原) (しばらく湿地帯が続く)
(大倉沢から少し登る) (麻平) (吊橋横の麻平への登り口) ミゾソバ(黄金の湯) シラヤマギク(黄金の湯) オヤマリンドウ(黄金の湯)
テンニンソウ(北地獄谷) クルマバナ(北地獄谷) ダイモンジソウ(北地獄谷)
キバナアキギリ(北地獄谷) キバナアキギリ(北地獄谷) ホタルブクロ(北地獄谷)
ミヤマトリカブト(北地獄谷) ?アザミ(北地獄谷) ヤマゼリ(北地獄谷)
シシウド(北地獄谷) キツリフネ(北地獄谷) アキノキリンソウ(称明滝)
ウド(称明滝) ムシカリ(称明滝) ハンゴンソウ(称明滝)
(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)
(参考地図) |