高妻山(2052.8m) (第4日) (戸隠牧場入口) (五地蔵山を正面に進む) (牧場柵を通る) (ホルスタインの横を通る) (大洞沢に沿って進む) (何度も渡渉する) (滑滝の鎖場をよじ登る) (鎖を掴んで帯岩を横切る) (帯岩を振り返る) (不動滝の鎖場をよじ登る) (枯れ沢筋を登る) (一不動避難小屋) この辺りから紅葉が始まり高妻山へ向かう稜線の木々が色付いている。なお、戸隠は信仰の山々が多く、避難小屋から高妻山に至る各ピークに一不動、二釈迦、三文殊、四普賢、五地蔵、六弥勒、七観音、八薬師、九勢至、十阿弥陀の石祠が配されている。正確には必ずしも各ピークにはないがアップダウンの多いしんどい稜線であることは事実だ。小ピークを幾つか越えると五地蔵山だ。石祠があるだけの視界のきかない小広場だ。少し先で道から稜線に登った所が展望台だが、きょうは雲の上に妙高山が浮かんでいるだけだった。 (戸隠牧場分岐) (紅葉が始まった稜線を行く) (鮮やかな紅葉稜線) (三文殊から前方の稜線) (ピークが次々現れる) (五地蔵山頂上) (ガレ場の稜線もある) (草紅葉の笹原尾根) (両手両足で登るガレ場の急坂) (山頂直前の十阿弥陀) (十阿弥陀から山頂を望む) (高妻山三角点) ピークが人でいっぱいなので山頂から乙妻山方向へ少し行くと絶壁の上に出る。ここが絶景を独り占めできる撮影ポイントだ。遠くの雲海上の北アルプスの峰々、比較的近くの雨飾、火打、妙高の山々など、長時間眺めても見飽きることはなかった。南面が切れ落ちた魅力的な乙妻山がすぐ近くに見えており2時間で往復できるらしいが、天候がもうひとつなので残念ながらあきらめて下山の途についた。
(山頂から雨飾山) (山頂から雲をかぶった黒姫山) (下り支尾根から見えた牧場)
(七観音付近の鮮やかな紅葉)
本降りの雨が昨日から降り続いている。きょうは帰るだけなのでなるたけ一般道を利用するつもりだ。戸隠から鬼無里(きなさ)経由大町に出た。旧鬼無里村は犀川の支流、裾花川の源流沿いの盆地を中心に開けた水芭蕉と鬼女紅葉の昔話が残る伝説の里だ。大町から松本を経て旧道で雨と霧の安房峠を通り、高山から新開通の高山西ICから高山清見道路を経て東海北陸道に入る。雨が小降りになった白鳥ICから九頭竜湖畔を通り、やっと雨のやんだ福井へ出て鯖江ICから北陸道へ。敦賀ICからR161へ入り「まきの高原温泉さらさ」で疲れをいやし、湖西道路から名神で帰阪した。 今回の山歩きでは念願の北信濃の山々の紅葉を存分に楽しむことができた。黒姫山、戸隠山、斑尾山のいずれかにも登りたかったが悪天候のため行けなかった。機会があれば花の季節に訪れたいものだ。 ★道端の花
?(牧場) ヤマゼリ(滑滝) ヨメナ(不動滝)
ヤマハハコ(四普賢) ツリガネニンジン(五地蔵) オヤマリンドウ(八薬師)
(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)
(参考地図) |