岩籠山(765.2m)

 

★ひとこと   「岩籠林道から沢を渡渉しながら若狭の展望の山、岩籠山へ」

中継反射板から岩籠山を望む

★行った日   2006年10月9日(月祝)  晴  単独
        
★コース

三方石観音駐車場11:28(R27、R8)=岩籠林道駐車場12:24→岩籠山登山口12:39→砂防堰堤13:08→尾根分岐14:11→14:36(765.2m)岩籠山三角点14:42→尾根分岐14:57→15:02反射板15:10→尾根分岐15:15→砂防堰堤15:49→岩籠山登山口16:05→岩籠林道駐車場16:13(R161)=マキノ(R161、県道、R367、R477、湖西道路、名神)=高槻21:58

 敦賀三山の西方ヶ岳、野坂岳は登ったが岩籠(いわごもり)山はまだなのでこの機会に行くことにした。R27から敦賀をへてR8に入り、R161分岐の一つ手前の市橋の信号を右折する。北陸線の下を2度くぐって岩籠林道を進むと、簡易トイレもある登山者用駐車場が右手にある。
 道なりに林道を進むと登山口の表示があって山道になる。初めはなだらかな渓流沿いの山道だが、すぐに何回も渡渉を繰り返しす沢登りに近くなる。砂防堰堤を越えて更に沢をさかのぼり、最後に尾根を登りつめると岩籠山と夕暮山の分岐だ。尾根を左へ一旦下ってから見晴らしの良い道をしばらく進み、最後に少し急登すると岩籠山三角点だ。日当たりの良い途中の道端にはリンドウとセンブリが群生していた。山頂への登り口には赤テープだけで標識はなく、そのまま直進すると笹原に岩の塊が点在するインデアン平原に下ってしまうので注意が必要だ。山名表示はまったくなく三角点のみある山頂付近には樹木はなく、琵琶湖と日本海が望める文字通り360度の大展望だ。
 尾根の分岐点を夕暮山方面へ直進すると反射板のあるピークだ。いま登ってきたずんぐりとした岩籠山が隣に見えている。午後3時を過ぎたので夕暮山はあきらめて同じ経路で下山した。なお、夕暮山から黒河林道へ尾根道が通じているので、出水時などはこの道のほうがベターと思われる。
 晴天の連休最終日らしく超満員の「まきの高原さらさ」で汗を流し、R161でいつも通りに進もうとしたが安曇川辺りで渋滞だ。仕方なく朽木からR367を通ろうとしたが、まだ崖崩れ迂回が回復せずここも大渋滞。とうとう予定より2時間遅れの10時の帰阪になってしまった。休日の北琵琶湖は鬼門だ。きょうは一日中、晴天に恵まれ三方五湖展望の雲谷山、若狭周辺の山々の展望のよい岩籠山を楽しむことができた。


   (岩籠山登山者駐車場)      (明るい林道を進む)         (登山口)

 (初めはなだらかな道を行く)    (渡渉が始まる)     (小滝を巻いて登る)

  (整備された道もある)       (砂防堰堤を越える)       (渓流をさかのぼる)

   (九十九折れの急登)         (尾根分岐)        (岩籠山へ向かう尾根道)

  (反射板方向を振り返る)      (インデアン平原)         (岩籠山三角点)

 
                (山頂から360度、北〜東〜南〜西を望む)

    (山頂から戻る道)          (尾根分岐)         (反射板から敦賀市街)

                 (反射板から北〜東を望む)

★道端の花

    ミゾソバ(登山口)       アキチョウジ(砂防堰堤)    オオアキギリ(砂防堰堤)
 
    ゴマナ(砂防堰堤)         ?(砂防堰堤)        ダイモンジソウ(砂防堰堤)
 
       リンドウ(山頂)          センブリ(山頂)         ヒメシャジン(反射板)

★ルート断面図

★地  図(GPS軌跡)

(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・2万5千分の1地形図  敦賀、駄口

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