★ひとこと 「君ヶ畑から急登に次ぐ急登で見晴し岩稜ピークへ」
尾根筋から端正な天狗堂を望む
★行った日 2006年12月11日(月) 晴 単独
★コース
政所如来堂登山口11:10(県道)=君ヶ畑バス停11:28→神社(天狗堂登山口)11:32→12:12P712
12:19→次ピーク12:29→天狗堂登り口表示12:44→御池林道分岐13:15→13:19(958.2m)天狗堂13:38→御池林道分岐13:41→天狗堂登り口表示13:56→次ピーク14:05→P712
14:12→神社(登山口)14:27→君ヶ畑バス停14:33(県道、R421、R307、名神)=高槻17:52
先日登った三池岳から北方に格好のいい三角錐の天狗堂が眺められたので一度登ってみようとやってきた。政所(まんどころ)如来堂から君ヶ畑まで殆ど1車線だが走り易い7.3キロの完全舗装の道だ。君ヶ畑バス停前には広い空地があるので駐車する。山深い里、旧永源寺町君ヶ畑は木地師発祥の地と言われ全国各地の木地師縁の家の多くは、いまも君ヶ畑を本籍地としているらしい。
県道を少し戻って右へ入ると大皇器地祖神社という杉古木の茂る立派な神社がある。その名称からも木地師の守護神のようだ。神社右に天狗堂登山口があり、すぐ上にある浄水タンクの横を登る。登り初めから高度差約250メートルの支尾根の尾の急坂だ。P712のピークに達すると平坦な雑木林の尾根道になる。雑木の間や梢越に三角錐の天狗堂を眺めながら進むと天狗堂登り口の表示がある明るい所に出る。ここから高度差約200メートルの雑木疎林中の急坂が始まる。木の幹を掴みながら所々にある大岩を巻いて登ると御池林道への分岐点のあるピークだ。少し先の1人がやっと立てる岩頭が天狗堂頂上で、霊仙山から釈迦岳に至る鈴鹿山脈北部の展望台だ。文字通り鈴鹿山脈屈指の雄大な眺めを楽しんで往路と同じ経路で下山した。
君ヶ畑から完全舗装の御池林道をさかのぼって天狗堂を東側の林道から眺めたが、残念ながら一般的な山形でしかなかった。この山は三角錐の山形を南から見るか、山頂から展望を楽しむかだ。なお、山頂へ直接向かっている登山口は君ヶ畑から林道を1.7キロ行った所の左側にある。また、君ヶ畑から3キロ行った所には茶屋川上流の真の谷へ向かう茨川分岐があり大きな駐車場もある。帰りは時間が早かったので古い町並みの残る日野市街を通り水口、信楽経由、瀬田西ICから帰阪した。
(大皇器地祖神社)
(杉大木の茂る本殿) (本殿隣の天狗堂登山口)
(杉林の支尾根急坂を登る) (P712) (なだらかな尾根を行く)
(天狗堂登り口の表示) (雑木林の急坂を登る)
(大岩を巻いて登る)
(急坂を登る)
(御池林道分岐付近のピーク) (天狗堂岩頭のピーク)
(天狗堂ピークからの雄大な鈴鹿北部の眺め)
★道端の花(花は殆どなし)
★ルート断面図
★地 図(GPS軌跡)
(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)
(参考地図)
・山と高原地図 御在所・霊仙・伊吹
・2万5千分の1地形図 竜ヶ岳
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