黒尾山(1024.7m)

 

★ひとこと   「西安積から信仰の山、黒尾三尊の播磨富士へ」

西安積の八幡神社わきから黒尾山を望む

★行った日   2006年12月23日(土祝)  晴一時曇  単独
        
★コース

高槻5.12(中国道、R29)=7:40黒尾山第1駐車場7:48→登山口7:57→口の滝8:05→不動滝8:24→右・中央コース合流8:52→虚空蔵尊9:01→行者尊分岐9:06→9:21(1024.7m)黒尾山9:37→行者尊分岐9:46→行者尊9:51→行者尊分岐9:55→右・中央コース分岐10:02→黒尾の名水10:25→登山口10:31→黒尾山第1駐車場10:36(R29、R429)=植松山登山口11:38

 黒尾山は兵庫県最南端の1000メートル峰で黒尾三尊(不動尊、虚空蔵尊、行者尊)が祀られている信仰の山でもある。林道の入口がわからず30分も付近をうろうろしたが、R29が黒尾山麓の一宮安積に入り、安積橋の次の橋を渡った所をすぐ左折して川沿いの道を下流方向へ進み、八幡神社の手前を右折して林道に入るのが正解だ。林道の害獣防御扉を開閉してしばらく進むと舗装が途切れ、かなり悪路の地道になるが普通乗用車でなんとか通れた。下から第3、第2、第1の順に駐車場があり一番上に駐車した。無理すれば登山口まで行けない事もないがここにとめた方が安全だ。
 10分ほど林道を進むと左コースと右コースの分岐点でもある登山口だ。左コースはシャクナゲ、右コースは滝が特徴らしいので後者を登った。すぐに林道は終わり、大きな杉が立ち並ぶ荒れ果てた林道跡を進む。小さな滝、口滝の横をジグザグに倒木を越えたり迂回して登る。しばらく登るとご神木の夫婦杉の下の岩陰に不動尊が祀られ、そのすぐ前が不動滝だ。今は渇水状態だが水が豊富にあれば壮観な滝だ。急坂を登り、中央コースと合流後は支尾根上を登るとユーモラスな大岩の屋根の下にたたずむ虚空蔵尊だ。手入れの滞った杉植林帯の倒木林を過ぎ、行者尊の分岐を左に分け明るいアセビの間を登りきると黒尾山頂上だ。山頂からは見晴らし抜群のはずだが、きょうはボーっとして殆ど何も見えなかった。


   (ススキの林道を進む)      (3コースある登山口)      (3コース説明図)

 (直進して右コースを登る)     (荒れた林道跡を進む)         (口滝)

   (しばしば倒木で迂回)         (不動尊)               (不動尊)

       (不動滝)           (急坂を登る)         (中央コースと合流)

     (虚空蔵尊)              (倒木帯)           (明るいアセビ林)

  下り途中の行者尊分岐から右へ入り、ススキかカヤトの薮漕ぎを少しして数分進むと、倒木が散在する断崖の下に着く。断崖の窪んだ所に行者尊が祀られている。元へ戻り、距離は最短だが急坂が連続する中央コースで下山した。シャクナゲの咲く左コースは虚空蔵尊のところから右へ分岐している。林道に出合った先に黒尾の名水が湧き出ている。そのすぐ左が左コース入口だ。林道を道なりに下ると登山口で右コースと合流して駐車場に続いている。
 午後は植松山へ登るべくR29からR429を経て千草へ向かった。


     (黒尾山頂上)         (電波中継所の廃墟)         (黒尾山頂上)
 
  (北の氷ノ山、藤無山方向)   (東の段ヶ峰、笠形山方向)     (行者尊分岐)

 (行者尊へススキ原の薮漕ぎ)    (断崖の行者尊)       (中央コースは連続劇下り)

  (中央コースの林道出合)     (左コースは右直進)         (黒尾の名水)

★道端の花(花は殆どなし)

★ルート断面図

★地  図(GPS軌跡)

(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・2万5千分の1地形図  安積

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