三尾山(586m)黒頭峰(620.6m)夏栗山(600m)

 

★ひとこと   「鏡峠から好展望の三尾山を経て黒頭峰、夏栗山へ」

三尾山尾根道から妙高山を望む

★行った日   2007年2月5日(月)  晴  単独
        
★コース

高槻6:30(府道、R372、県道)=8:20佐仲ダム鏡峠登り口8:32→分水界の径出合9:15→鏡峠9:24→佐仲峠分岐9:28→展望ピーク9:34→覗岩9:58→佐仲峠分岐10:17→10:23(586m)三尾山10:29→佐仲峠分岐10:34→佐仲峠10:41→夏栗山分岐10:53→(620.6m)黒頭峰11:12→佐仲峠分岐11:22→夏栗山分岐11:28→11:39(600m)夏栗山11:48→夏栗山分岐11:54→佐仲峠分岐11:59→佐仲峠12:17→林道始点12:24→佐仲ダム鏡峠登り口12:39(R176、R175)=牧野大池登山口13:37

 雪道は歩くのも走るのも気が進まないので今年に入って近場の低山ばかりを徘徊している。きょうは日本中晴マークの天気予報に浮かれて丹波篠山へ繰り出した。デカンショ街道のR372で篠山市街に入り舞鶴道をくぐると佐仲ダムはすぐだ。ダムの魚釣り場手前の右ガードレール越しに鏡峠登り口の標柱が建っているので道端に駐車する。
 登り口の標識はあるものの道も踏み跡もなく、薮に入り込んでから杉林の縁の瓦礫帯をしばらく登ると旧遊歩道らしい地形に出合った。薮の茂った道には腐った丸太階段も散見され九十九折れで尾根へと登って行くが、GPSで確認するとだんだん鏡峠から遠くなってしまった。仕方なくショートカットのつもりで地形図の点線めざして道なき道で尾根を下ったが薮がひどくなってきたので先ほどの旧遊歩道まで引き返した。尾根道は徐々に立派になり鏡峠手前のピークで分水界の径に合流した。分水界の尾根道は美しい照葉樹林を抜けると見晴らしの良い岩稜尾根が続いている。前方には三尾(みつお)山のピークが見え、右には足下の舞鶴道、田園の彼方に妙高山の山々が連なっている。佐仲峠へ下る道を左に分け急坂を登ると三尾山頂上だ。三尾山は主峰の他に北に見える西峰と東峰がある。主峰に三角点はなく三尾城址の標柱だけが見晴らしの良い広場に建っている。急坂の途中の岩棚からは南方向に通ってきた尾根筋の彼方に三岳、南西にはこれから訪れる予定の黒頭峰(くろずほう)と夏栗山が姿を見せている。
 先ほどの分岐点から急坂を下り、雑木疎林帯の広い谷を下ると古そうな石仏のある佐仲峠だ。佐仲峠は左は小阪(佐仲ダム)、右は東中(春日町)、直進は黒頭峰と夏栗山の十字路だ。

 
  (佐仲ダム鏡峠登り口)       (道なき急坂を登る)       (旧遊歩道に出合う)

  (尾根伝いの旧遊歩道)      (水分界の径に出合う)          (鏡峠)

     (ウバメガシの道)     (尾根道から三尾山を望む)         (覗岩)

                    (尾根道から北方向を望む)

                  (三尾山頂上手前から南方を望む)

     (三尾山頂上)        (佐仲峠へ下る広い谷道)       (佐仲峠)

 自然林の尾根を進み夏栗山への道を左に分け、残雪の残っている急坂を登ると黒頭峰山頂だ。三角点のある頂上からは北方の木の間から三尾山の岩壁が垣間見えるだけだ。雑木や杉林を下り、大ヶ谷へ向かう道から表示に従って左へ登ると夏栗山頂上だ。ススキに覆われた山頂にはさびしげな簡単な展望台があり篠山盆地や白髪岳が展望できる。きょうは霞んであまり遠望はきかなかった。すぐ裏の林には古そうな石室つきの石仏が建っていた。帰りは大ヶ谷がどこなのか判らなかったので往路を引き返し、佐仲峠をめざした。途中で佐仲ダムへ通じている谷筋を下るつもりだったが、テープも見当たらず薮ッぽかったので佐仲峠まで引き返した。佐仲峠から雑木林の道を下るとすぐに林道が始まり舗装道路を道なりに下ると鏡峠登り口だ。
 次は妙見山に登るべくR176、R175で西脇へ向かった。

 
    (佐仲峠の石仏)         (照葉樹林帯を行く)      (夏栗山、黒頭峰分岐)

   (残雪残る樹林を登る)        (黒頭峰山頂)      (黒頭峰から三尾山の岩壁)

 
     (雑木林を下る)       (薄暗い針葉樹林を下る)     (照葉樹林の尾根道)

(尾根道から黒頭峰を振り返る)      (夏栗山頂上)         (夏栗山の石仏)

                  (夏栗山展望台から南方を望む)

 (佐仲峠からの明るい下り)     (林道をたんたんと下る)     (やっと佐仲ダム到着)

★道端の花(花は殆どなし)

★ルート断面図

★地  図(GPS軌跡)

(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・2万5千分の1地形図  宮田

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