妙見山(692.6m)

 

★ひとこと   「牧野大池から照葉樹林の美しい妙見山を経て樺坂へ」

妙高山下り尾根道から大海山(正面中央)を望む

★行った日   2007年2月5日(月)  晴  単独
        
★コース

佐仲ダム鏡峠登り口12:39(R176、R175)=牧野大池登山口13:37→林道終点出合13:56→登山道合流14:31→展望台14:52→15:02(692.6m)妙見山15:12→樺坂16:11→林道出合16:29→16:41牧野大池登山口16:47(R175、R176、R372、府道)=高槻19:24

 この妙見山は千ヶ峰や笠形山(少し外れているが)のある多可町にあり妙見富士とも呼ばれている。妙見富士ゴルフ場沿いに進みトイレもある牧野大池の大きな駐車場にとめる。
 妙見山牧野側登山口の表示通りに丘を登り草原を横切って赤松林をなだらかに登る。赤松林を過ぎて半分腐った丸太橋を渡ると林道終点に出合う。薄暗い杉林を登り雑木林に入って炭焼窯跡とおぼしき石積みのところで道がなくなってしまった。この近くで登山道を外してしまったらしいが戻るのも面倒なのでこのまま登った。しばらく青色のリボンを目印に登ったが、これもなくなり遮二無二まばらに雑木の生えた急坂を直登して迂回してきた登山道に合流した。しばらく支尾根を急登し害獣防止ネットのくぐり口を通り、ネット沿いに上ると尾根上に出てすぐ左が展望台だ。周りの木々が生長したせいか眺望はあまり良くない。


      (牧野大池)          (妙高山登り口付近)        (登山口)

 (赤松林をなだらかに登る)    (腐った丸太橋を渡る)       (林道終点に出る)  

   (薄暗い杉林を登る)     (炭焼窯?付近で道を間違う)    (道なき急坂の激登り)

  (やっと登山道に出合う)    (害獣防御ネットに沿って登る)  (展望の良くない展望台)

 尾根を戻ってしばらく雑木尾根を直進すると露がついて何も見えない方位板や三角点のある妙見山頂上だ。展望台よりこちらが見晴しが良いが、きょうは霞がかかり近くの千ヶ峰や飯森山位しか展望がきかなかった。山頂から数十メートル戻った牧野への下山ルート表示の所からロープに沿って左への激下りだ。雑木の生えた尾根を下り尾根筋をしばらく進むと沢山の倒木だ。迂回し乗越えて進み自然林の尾根をアップダウンしながら下ると妙見山から約1時間ほどで樺坂だ。この尾根道はあまり見通しが良くなくテープも殆どなく踏み跡も消えがちなので各ピークでは方向を確認して下ることが必要だ。樺坂には石仏があり左下まで舗装道路がきていた。本当は大海山(おおみやま)へ足を伸ばしたかったのだが午後4時を過ぎていたので牧野大池めざして下山した。初めは常緑樹の密林の下を適当に下り、やがて左の山腹に登山道が現れる。一度、荒れた支谷を越え、杉林の中を右の谷川に並行してどこまでも下ると左の林道へ飛び出す。ここまであまりはっきりした道は少なく目印もないが下流方向へ下ると自然に林道に出るようだ。あとは林道を直進すると牧野大池の駐車場だ。帰りも篠山、亀岡を経て一般道で帰阪した。
 きょうは暖かい絶好の好天のもと丹波と播磨の山を楽しめた。きょうの両山とも近くに石仏が祀られており昔の生活圏のにおいのする山だった。

   (雑木の尾根を行く)         (妙見山頂上)           (妙見山頂上)

                    (山頂から西方を望む)

  (左へ急坂の尾根を下る)   (歩き易い雑木の尾根を行く)  (尾根に倒木が現れ出す)

(倒木を避けたり乗越えて進む) (尾根は雑木の自然林が多い)    (樺坂の石仏)

(樺坂から西へ続く立派な車道)(踏み跡不明瞭な雑木林を下る) (ダムから大海山を望む)

★道端の花(花は殆どなし)

★ルート断面図

★地  図(GPS軌跡)

(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・2万5千分の1地形図  丹波和田

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