★ひとこと 「神種から鎖場もある展望の岩稜尾根で明神山へ」
夢前農業公園から明神山を望む
★行った日 2007年3月9日(金) 晴 単独
★コース
高槻5:36(中国道)=福崎IC(府道)=7:12夢前農業公園駐車場7:20→屏風岩7:36→大雌岩7:45→くじら岩7:57→合掌岩8:07→(515m)地蔵岳8:26→八丁坂8:41→鎖場8:45→8:52(667.9m)明神山9:10→馬谷分岐9:20→Bコース分岐9:26→夢展望岩9:37→達磨岩9:55→大黒岩10:04→緑色鉄塔10:09→夢前農業公園駐車場10:07(県道、中国道)=滝野社IC(R372)=山口公民館11:10
きょうは播磨の展望の山を楽しむつもりだ。例によって高速の早朝割引利用のため早朝に福崎ICから神種(このくさ)を経て夢前農業公園へ到着、大きな駐車場にとめた。真っ青に晴れ渡った空に明神山が屹立している。播磨富士と云われるだけあって端正な姿だ。
駐車場の案内板によればCコースで上りAコースで下るのが順当らしいのでその例にならって登ることにした。初め舗装道路を岩谷川に沿って進み、途中でA、Bコースと別れ雑木林の疎林帯を階段で上り、支尾根に達するとなだらかな展望尾根道になる。所々赤松林のある雑木の尾根道を進むと、赤松とヤマツツジの花とのコンビネーションが素晴らしい大雌岩(おおめいわ)だ。岩頭に立つと登ってきた尾根筋や農業公園が見え、西側には下山時に通るAコースの尾根、正面には明神山が見えている。くじら岩の背中を越え、ヤブツバキの茂るがまん坂の急坂を登ると地蔵岳だ。一旦下ってから八丁坂の急坂を登り、最後にトラロープの張られた鎖場の急坂を登りきると明神山頂上だ。途中の木々には名前プレートの付いたものがあり、太い幹に貝殻状の突起があるカラスザンショウが珍しかった。
(登山コース案内図)
(Aコース分岐点) (Cコース入口階段)
(雑木の尾根を行く)
(咲き始めたヤマツツジ) (大雌岩を登る)
(大雌岩から登ってきた尾根道) (大雄岩から明神山を望む)
(くじら岩)
(咲き始めたアセビ)
(夢前農業公園を俯瞰) (ヤブツバキ林?のがまん坂)
(地蔵岳)
(ヤクツバキ林?の急坂) (八丁坂)
(鎖の代わりにトラロープの鎖場)
(展望抜群の明神山頂上) (山座同定板もある)
山頂からは文字通り360度の景観で、きょうは空気が澄み渡り播磨の山々ばかりでなく氷ノ山まで望めた。山頂には各方向別に山座同定板が設置されているので山名探索に時間を忘れること請け合いだ。山頂のA、Bコース下り口から急坂を下ると馬谷(もうだに)や莇野(あぞの)へ下る道を右に分け、次にBコースを左に分け、ヤブツバキが点々と咲いている雑木の疎林帯尾根をなだらかに下る。途中の夢展望岩からは、前方にこれから下る尾根、後方に明神山が見える好展望所だ。支尾根の分岐ピーク、西の丸からは急下降だ。達磨岩、大黒岩を過ぎて緑色の高圧鉄塔まで下り、左下に岩屋池が見えると駐車場はすぐだ。
明神山は名の知れた山らしく登山道や表示もよく整備されていた。また、週日にも拘らず来た時は一番乗りだったが下山時には10数台に増えていた。次は大坂山に登るべく中国道の滝野社ICからR372で三草へ向かった。
(明神山頂上から西〜北〜東を望む)
(明神山頂上から東〜南〜西を望む)
(A、Bコース下り口)
(上り尾根(左)と下り尾根(右)) (木名札が付けられている)
(Bコース分岐点)
(明るい雑木の尾根を下る) (点々と咲くヤブツバキ)
(展望岩の展望)
(明神山と地蔵岳を振り返る) (トラロープのある達磨岩)
(可憐なヤマツツジ)
(大黒岩) (緑色鉄塔)
★ルート断面図
★地 図(GPS軌跡)
(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)
(参考地図)
・2万5千分の1地形図 前之庄、寺前
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