奥穂高岳(3190m)前穂高岳(3090.2m)
★ひとこと 「奥穂高岳から岩尾根を下り前穂高岳を経由して上高地へ」
涸沢岳から奥穂高岳(右)、前穂高岳(左)
★行った日 2007年8月10日(金) 晴 単独 ★コース
(第6日) 穂高岳山荘5:22→6:06(3190m)奥穂高岳6:30→南稜ノ頭6:38→最低コルの分岐7:25→7:45紀美子平7:55→8:28(3090.2m)前穂高岳8:38→9:06紀美子平9:15→岳沢パノラマ9:51→カモシカ立場10:14→長いハシゴ10:25→10:56岳沢ヒュッテ11:14→風穴12:14→上高地前穂高岳登山口12:41→上高地アルペンホテル13:03 (第7日) 上高地アルペンホテル8:00→上高地バスターミナル8:30(バス)=9:38新島々駅10:05(電車)=10:36JR松本駅11:10(JR)=信濃大町(タクシー)=七倉温泉12:40(県道、R147)=豊科IC(長野道、中央道、名神)=高槻20:00 (第6日) 穂高岳山荘の裏から岩山へ取り付く。疲れが貯まっているせいか上りになるとすぐに息が切れ再々休憩しつつ登る。以前に岳沢から登ってきたときには雨にたたられ奥穂高岳山頂は真っ白だったが、今回は最高の展望だ。南には天狗岩から西穂へプロの世界の岩稜が続き、その彼方に焼岳、乗鞍岳、御嶽山が連なっている。東には富士山、西から北にかけて笠ヶ岳から槍ヶ岳まで見渡せた。山頂から前穂高岳めざして岩稜つり尾根を下る。南稜の頭を過ぎて鎖場もある岩場を下るがしっかりした道だ。右下には緑の上高地が広がっている。前穂中腹をトラバースして下ると紀美子平だ。
(北には涸沢岳と槍ヶ岳) (山頂直下の登り) (奥穂高岳山頂)
(奥穂高岳から東南〜南〜西〜北を望む)
(山頂のモニュメント群) (前穂高岳) (西穂へ続く天狗の頭)
(南の焼岳、乗鞍岳、御嶽山) (南稜の頭) (前穂めざして稜線を下る)
(鎖場もある) (奥穂高岳を振り返る) (前穂中腹をトラバース)
紀美子平から岩場を30分も登ると前穂高岳だ。ここも申し分のない展望だ。最初右から登ったがペンキマークのない落石の起きそうなザレ場を登り途中で左のペンキマークのついた道へ合流した。どうも昔の道のような感じだ。下山時はペンキマークをたどって紀美子平へ下った。紀美子平から下に見える支尾根伝いの激下りだ。ハシゴ場や鎖場もある激下りが岳沢パノラマまで続く。ここからは文字通りの岳沢から上高地のパノラマだ。ダケカンバが現れだした道をカモシカ立場を越えて更に下るとダケカンバ林に入る。ハシゴ場を2ヵ所通り、お花畑に入るとなだらかになり岳沢の前穂・奥穂登り口の標識の前に出る。石ころの沢を渡ると岳沢ヒュッテで売店のみ開業している。長丁場の下りも先が見えてきたのでビールで乾杯、その美味しかったこと!。岳沢ヒュッテからは割合広い道を坦々と下り、針葉樹林帯に入ると天然クーラーと称する風穴があり、しばし冷風で休憩だ。岳沢ヒュッテから約1時間半で上高地の登山口だ。上高地では27℃もあり汗を流しながら、観光客に混じって河童橋を経て上高地アルペンホテルに入り6日間の疲れを落しに風呂へ直行した。
(前穂高岳) (急な岩稜の道を下る) (鎖場)
(岩稜をハシゴで越える) (ハイマツ帯に入る) (ライチョウ)
(岳沢パノラマ) (ダケカンバ林に入る) (カモシカ立場)
(岳沢に立ち塞がる西穂の壁) (岳沢の前穂、奥穂登山口) (岳沢ヒュッテ)
(針葉樹林帯に入る) (天然クーラーの風穴) (上高地の前穂登山口)
(第7日) 朝のバスで上高地を出発し新島々から電車でJR松本駅へ(上高地から松本への直行バスはない)。JRで信濃大町へでて、バスはないのでタクシーで七倉温泉の駐車場へ帰りついた(タクシー代5700円)。長野道、中央道はさして混雑しなかったが、名神のお盆渋滞に引っかかり約7時間もかかって帰阪した。 裏銀座ルートは予想に違わず素晴らしい山歩きができた。特に前半の野口五郎岳を中心とする山域では景観とともに静かな雰囲気を楽しむことができた。後半のキレット縦走では北アルプスらしい山歩きを楽しむことができた。 ★道端の花
★ルート断面図
★地 図(GPS軌跡) (1)穂高岳山荘〜岳沢ヒュッテ (2)岳沢ヒュッテ〜上高地
(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)
(参考地図) ・山と高原地図 槍ヶ岳・穂高岳・上高地 ・2万5千分の1地形図 穂高岳
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