オキノ耳(1977m)トマノ耳(1963.2m)

 

★ひとこと   「ロープウエー利用のお手軽登山で天神尾根を経て谷川岳へ」

天神峠付近から雲に隠れた谷川岳を望む

★行った日   2007年10月11日(木)  曇  単独
        
★コース

(第1日)
高槻3:20(名神、中央道、長野道、上信越道、関越道)=水上IC(R291)=10:15土合駅10:35(ロープウエー)=天神平(リフト)=11:00天神峠11:08→天神平分岐11:21→避難小屋11:41→天狗ノたまり場12:13→12:49肩の小屋13:01→(1963.2m)トマノ耳13:08→13:24(1977m)オキノ耳13:31→トマノ耳13:42→肩の小屋13:47→ざんげ岩13:53→天狗のたまり場14:05→避難小屋14:20→天神平分岐14:37→14:50天神平駅(ロープウエー)=土合駅15:06(R291、関越道)=六日町IC=六日町温泉16:30

 今年最後の長距離登山は紅葉見物を兼ねて群馬北部から上越、福島にまたがる山塊だ。いつもの通り深夜料金の4時前に高速に入り、順調にロープウエー土合駅に到着。身支度するので明るい屋上の駐車場(一日500円)を利用。すぐに観光客とともにロープウエーで天神平へ。さらに不精してリフトで天神峠まで上り、ここが出発地点だ。約1500メートルまで歩かずに上れるのはこれからの長丁場の体力温存のために有難い。
 ガスって、天神峠からの展望はいまいちだったので、数人の登山者とともに天神尾根を北へ下り、天神平からの道を合わせて木道が敷かれたなだらかな稜線を北上。頑丈そうな避難小屋の所で二俣からの道を合わせて、鎖場もある急坂を登る。この辺りから紅葉した小灌木帯となり、山頂は雲の中だが、美しい尾根筋を見渡すことができた。天狗のたまり場と称する大岩から左に見える俎(まないた)ぐら、オジカ沢の頭が鋭い姿を見せていたがトマノ耳やオキノ耳は雲の中だ。この辺りから雲中に入り、ざんげ岩を過ぎて肩の小屋前で小休止。小屋のすぐ上がトマノ耳、その先がオキノ耳の双耳峰で双方のピークに谷川岳の表示がある。
 ガスがだんだん下がってきて見通しがきき始めたのは避難小屋のすぐ上辺りだった。紅葉を楽しみながら天神平へ下り、ロープウエーで土合駅へ。水上ICから日本最長の自動車トンネルを抜け六日町温泉に到着した。
 ロープウエー利用のお手軽コースの谷川岳だったが、天神尾根の美しい紅葉が楽しめた。惜しむらくは、天候に恵まれなかったため山頂からの展望が得られず、いつの日か晴天の日に一の倉沢から茂倉岳まで足を伸ばしたいものだ。


   (ロープウエー土合駅)     (ロープウエーから白毛門)      (リフトから天神平)

(天神峠からこれから登る稜線)    (木道がしばらく続く)      (二俣分岐の避難小屋)

     (鎖場が現れる)         (紅葉の道を登る)       (笹原から振り返る)

  (天狗のたまり場から東北〜東〜南を望む。東方の平ヶ岳、燧ヶ岳、武尊山などは雲の中)

(俎ぐら(左)、オジカ沢の頭(右))     (天狗のたまり場)        (笹原の稜線を行く)

     (肩の小屋)           (トマノ耳の三角点)          (オキノ耳)

 
      (ざんげ岩)        (ガスってきた稜線を下る)    (ガスってきた稜線を下る)

★道端の花(殆どなし)

★ルート断面図

★地  図(GPS軌跡)

(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・山と高原地図       谷川岳・苗場山・武尊山
・2万5千分の1地形図  水上、茂倉岳

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