大岩ヶ岳(384.1m)

 

★ひとこと   「千刈ダムから里山散策の展望稜線伝いに山頂へ」

大岩ヶ岳山頂から北方を望む

★行った日   2008年2月25日(月)  晴  単独
        
★コース

香下寺駐車場10:44(県道)=千刈貯水池駐車場11:19→堰堤下登り口11:28→波豆分岐12:01→12:17展望稜線12:26→12:44(384.1m)大岩ヶ岳12:50→東山橋分岐13:05→丸山分岐13:16→13:31庭園尾根13:38→鉄塔13:47→登山口14:02→14:10千刈貯水池駐車場14:17(県道、府道)=高槻16:20

 R176から福知山線道場駅前を通り、踏切を渡って波豆川沿いに進むと道の終点が千刈貯水池駐車場だ。1台の車もない大きな広場に駐車する。貯水池の正門は閉じられているが桜シーズンには一般公開しているそうだ。
 波豆川沿いに近畿自然歩道の標識に従って進む。少し行った所に公衆トイレがある。いまは工事中だが、迫力のある千刈ダム堰堤の手前を対岸に渡り、少し下流方向へ戻った金網の切れた所が大岩ヶ岳登り口だ。金網に沿って急坂を登ると雑木林のなだらかな道となり、小さな谷を渡って分岐点を左へ進む。右も谷道経由で大岩ヶ岳へ行けるようだ。やがて千刈ダムを左下に眺める小さな松が点在する尾根道となる。明るい残雪の雑木林を進み、波豆への道を左に分け稜線を登ると好展望のピークがある。絶好の休憩ポイントだ。東方向へ伸びる稜線を進むと左側に羽束山や大船山が双方とも双耳峰の姿を見せている。ピークを越えて登り返すと大岩があり、その上が山頂だ。ほぼ360度の大展望だ。北方の薄緑に光る貯水池と点在する山々とのコントラストが素晴らしく、南方の青く霞む六甲や丹生山系の山並みもなかなかのものだった。
 山頂から東と東南へ下る2つの道があったが、東南の急坂を下った。平らな大岩の横を通って急坂を下ると左から来た道と合流し「丸山湿原・千刈ダム」の表示に従って進む。谷筋の次の分岐で丸山湿原方向に進んで尾根に出て、東山橋方向の尾根道をたどる。この辺りは雪があって踏み跡が不明確な上、地形がはっきりしないので注意して進んだ。明るい雑木の尾根を進むと、松の点在する庭園のような丸い稜線を通る。ここで明るい日差しを浴びて休憩だ。高圧鉄塔を過ぎると右下に千刈貯水池の駐車場が見えてくる。なだらかに雑木林を下ると林道と出合い、すぐに東山橋を渡って舗装車道と合流、波豆川沿いにダム方向へ進むと駐車場だ。帰りは峠の雪も解け、山越えで帰阪した。
 所々積雪の残る雑木林の里山歩きだったが、青いダム湖や周囲の山々の展望に恵まれ、庭園のような稜線歩きが楽しめるコースだ。JR道場駅からも近くアプローチに恵まれた山だ。


 (千刈貯水池横登山道入口)     (千刈ダム堰堤)          (雑木林を登る)

   (稜線から千刈ダムを望む)    (明るい雑木林を行く)      (稜線か見える大岩ヶ岳)

     (展望稜線)       (展望稜線からゴルフ場方向)     (頂上直下の岩を登る)

      (大岩ヶ岳山頂)           (大岩ヶ岳山頂)       (下り道そばの平滑な岩)

                (大岩ヶ岳山頂から西〜北〜東を望む)

    (東山橋の表示に従う)         (雑木の尾根道)          (庭園稜線)

     (庭園稜線)         (右下に見える駐車場)        (雑木林を下る)

    (右の小道が登山道)           (東山橋)         (千刈貯水池駐車場に戻る)

★道端の花(花は殆どなし)

★ルート断面図

★地  図(GPS軌跡)

(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・2万5千分の1地形図   武田尾

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