黒嶽(649.6m)

 

★ひとこと   「平瀬から半作嶺を背に岩尾根の急坂を山頂へ」

黒嶽展望岩頭から平瀬集落を望む

★行った日   2008年3月2日(日)  晴  単独
        
★コース

上ノ平11:42(県道)=平瀬海蔵寺12:24→登り口12:32→図根三角点12:51→展望岩頭13:12→P502 13:21→尾根合流13:50→14:07(649.6m)黒嶽14:16→尾根別れ14:31→P502 14:56→展望岩頭15:02→図根三角点15:12→登り口15:25→15:27平瀬海蔵寺15:34(県道)=15:40乙女の湯(県道、R311、R168)16:42=17:33道の駅奥熊野古道ほんぐう(R168、R42、県道)18:01=柏原IC(西名阪、近畿高速)=高槻21:40

 平瀬の民族資料館に車を置いて登ろうとしたが、近所の人に聞けば海蔵寺の駐車場に置けば登山口が近いとのことだった。平瀬から近露へ向う県道に入り、橋を渡ってすぐ右折、ぶどう園の表示のある次の道を左折すると海蔵寺に至る。墓地の手前の広場に駐車する。
 寺へ向う車道を進み墓地のすぐ上の石垣の斜面から細い道をたどるが、表示がないので要注意だ。斜面を少し登ると低い害獣防御ネットがあり、乗越えてそのまま進む。ウラジロの茂る薄い踏み跡をたどると雑木林の平地があり、西へ稜線を進む。右下に日置川を見ながら立ち枯れた松の点在する明るい稜線を登る。平瀬の集落から眺めると岩壁が見えるが、その横の急な稜線を登ると見晴らし岩頭だ。平瀬の集落が眼下に広がり、眼前に乙女の寝顔から三ッ森山が連なっている。P502を越えて少し下り、東側が切れ落ちたやせ尾根の岩稜を登る。樹間から曲がりくねった日置川を見ながら登りつめると黒嶽三角点だ。展望はあまり良くないが、午前中に登った三角形の嶽山が山並みから頭を出している。きょうは帰りの長距離ドライブが待ち構えているので往路通りに早々に下山した。途中、乙女の湯でゆっくり汗を流し、本宮を経て一般道で帰阪した。
 黒嶽はあまり知られていない山だが、平瀬から見上げると岩峰が素晴らしく、また、半作嶺から三ッ森山に連なる山々の展望台だ。今回の1泊2日の大塔山系西部の山旅は晴天に恵まれ、手つかずの自然を堪能できた。特に、嶽山や黒嶽は登山者も少なく少し薮っぽいが自然のままの山歩きだった。残念だったのは折角PCでウエイポイントをインプットしながら肝心のGPSへの転送を怠り、ルート確認に不安を残した山旅になってしまった。GPS依存症を反省する必要あり。


(海蔵寺下のわかり難い登山口) (登り口から乙女の寝顔)        (ウラジロの薮こぎ)

(立ち枯れた松の目立つ尾根道)      (図根三角点)        (明るい尾根道を登る)

              (見晴らし岩頭から東北〜東〜南を望む、中央は嶽山)

             (見晴らし岩頭から東南〜南〜西南を望む、中央は半作嶺)

     (見晴らし岩頭)          (岩場もある)           (明るい尾根道)

     (石楠花尾根を行く)       (岩稜の急坂を登る)    (東側が切れ落ちた尾根を登る)

   (東に午前中に登った嶽山)     (曲がりくねった日置川)          (黒嶽)

★道端の花(花は殆どなし)

★ルート断面図

★地  図(GPS軌跡)

(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・2万5千分の1地形図   栗栖川

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