嶽山(849.9m)

 

★ひとこと   「上ノ平から南尾根で岩尾根の鋭鋒嶽山へ」

三ッ森山頂上から嶽山(中央右寄り)を望む

★行った日   2008年3月2日(日)  晴  単独
        
★コース

おおとう山遊館7:07(R371、県道)=7:42和田登山口(県道)7:48=上ノ平8:17→分岐9:05→谷崩壊部→分岐9:26→9:52展望岩9:56→アンテナ10:14→10:22(849.9m)嶽山10:36→アンテナ10:40→10:53展望岩10:58→分岐11:15→上ノ平11:42(県道)=平瀬海蔵寺12:24

 嶽山は旧大塔村パンフレットによれば急峻な岩峰の鋭鋒だ。特に、和田登山口から登る西尾根コースが素晴らしいらしい。昨日の城戸バス停を過ぎて左折、和田川に沿ってしばらく進むと右手の川向こうに廃屋が見えるので空地に駐車する。道端の小さな「嶽山登山口」の名札に従って小道を下ると和田川の渡渉地点だ。簡易橋もなく、半分凍った所を裸足で渡る必要があったので軟弱にも断念、上ノ平から南尾根を登ることにした。元へ戻り、苔口バス停の先の広い所に駐車した。
 付近を探したが見当たらず、近所の人に聞いてやっと登山口が判明、写真のような赤い消火器の横から民家の軒先を入る。表示も何もないので登山口探しが第1の難関だ。民家の裏から踏み跡が山に続き、要所にテープが付いている。当初は薮をかき分けて登るが、やがて杉植林帯の尾根筋となり明確な道をたどる。地図の分岐点にて右へ進む道を巻道と勘違いして進んでしまった。炭焼窯の横を通り谷まですすんだがここで道は消滅、急な谷を登るには危険すぎるので先ほどの分岐点まで戻って稜線をたどった。岩稜の現われ始めた稜線を登ると、見晴らしの良い張り出した岩頭があり三ッ森山の展望台だ。少し登ると嶽山からP674へ続く稜線と出合うピークだ。下る時はここで直進しないように注意が必要だ。ピークを下ってやせ尾根の石楠花岩稜を登り切ると共聴アンテナのある狭い平地があって、その先が小さな空間の嶽山三角点だ。山頂から西南に半作嶺、東南に大塔山や法師山が見えるが、石楠花主体の木々に囲まれてあまり展望は良くない。馬の背あたりまで下って見晴らしを楽しみたかったが、軟弱にも急な下り坂を見るとその気がなくなり、往路を慎重に見極めながら上ノ平へ下った。午後から黒嶽へ登るべく昨日行った平瀬へ向った。
 当初、計画した展望の良さそうな西岩尾根から登れなかったが、三ッ森山に対抗してそびえる嶽山は前評判通り峻険な雰囲気の山だった。


   (和田登山口の民家廃屋) (橋のない渡渉地点のため断念)    (上ノ平登山口)

 (薮っぽい杉林を急登)      (ここで間違った分岐点)      (炭焼窯跡そばを通る)

   (この辺りであやしくなる)   (元の尾根道に戻って進む)      (岩尾根が現れる)

      (見晴らし岩頭)        (見晴らし岩頭から半作嶺)    (石楠花尾根を進む)

                (嶽山頂上から南〜西〜を望む、中央左は半作嶺)

               (嶽山頂上からから東〜南を望む、中央は大塔山)

     (嶽山三角点)      (やせ尾根から蛇行する日置川)   (上ノ平登山口)

★道端の花(花は殆どなし)

★ルート断面図

★地  図(GPS軌跡)

(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・2万5千分の1地形図   栗栖川、皆地

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