位山(1529.2m)

 

★ひとこと   「スキー場から大岩の点在する樹林の稜線で伝説の霊山へ」

リフト終点から位山スノーパークを望む

★行った日   2008年6月3日(火)  雨後曇  単独
        
★コース

下呂温泉9:40(R41、県道)=道の駅モンデウス飛騨高山=スキー場登山口10:54→リフト終点11:30→六陵鏡石11:37→(1233.3m)太奈山11:46→御手洗岩11:55→祠12:04→畳岩12:07→門立岩12:35→尻立岩12:39→御神楽岩12:46→12:51天の岩戸13:03→川上山分岐13:13→13:15(1529.2m)位山13:18→天の岩戸13:28→祠14:00→太奈山14:11→14:17リフト終点14:21→14:47スキー場登山口14:55(県道、R41、R158、R156)=ひるがの高原牧華の湯17:35(R156)=ぎふ大和IC(東海北陸道、名神)高槻21:46

 位山は船山、川上(かおれ)岳とともに飛騨の三名山とも呼ばれ、乗鞍岳から続く分水嶺尾根が位山から川上岳へと向っている。雨が小降りになったのを見届けて下呂を出発、約1時間強で分水嶺のモンデウススキー場に到着、幸運にも雨はあがっていた。
 スキー場横の登山道に入り、昨夜来の雨に濡れた雑草をかき分けながら登るとすぐに整備された遊歩道に出て、リフト終点まで砂利道が続いている。リフト終点から乗鞍岳や北アルプスまでの大展望が楽しめる筈だったが、雨模様のきょうは駄目だった。リフト終点広場から階段を登って雑木林に入り、なだらかな快適な道を進むとほどなく太奈山三角点が道端にある。明るい広葉樹林帯から針葉樹林帯に変わる頃に祠がある。モミやダケカンバが現われると名前の付いた巨石モニュメントが点在する(例えば御神楽岩など)。ぬかるんだ道を進むと巨石群登山道と合流する天の岩戸だ。オオシラビソ林の中をぬかるんだ道に丸太を敷き詰めた歩道が続いている。やがてサラサドウダンの道に変わるとベンチの置かれた展望広場だ。きょうは何も見えないが、展望がよくても周りの木々のためあまり眺望は望めないようだ。川上岳縦走路を右に分けて少し進むと位山三角点だ。ここも展望はまったくない。半月もしてサラサドウダンが満開の季節を迎えれば綺麗だと思われる。木漏れ日のさし始めた道を往路通りに下山した。帰途、ひるがの高原の牧華の湯で疲れを癒やして帰阪した。
 位山はなだらかな尾根道の樹林や山頂付近のサラサドウダンの大群落が素晴らしい。急坂もハードな登りもなく、天候がよければ乗鞍岳や北アルプスの展望が楽しめる山だ。


   (スノーパーク登山口)      (スキー場縁を登る)     (リフト終点に近い遊歩道を登る)

 (リフト終点から階段を登る) (明るい雑木林をなだらかに登る)    (立派なクリの木)

   (平らな太奈山三角点)    (歩き易い平らな道が続く)    (ヒメコマツ林にある祠)

   (針葉樹林帯を行く)     (点在する巨石モニュメント)     (ぬかるんだ道を行く)

      (天の岩戸)      (オオシラビソのぬかるみ道)    (サラサドウダンの茂る道)

     (展望広場)          (川上岳縦走路分岐)         (位山三角点)

(日がさして来た雑木林を下る)(木漏れ日の針葉樹林帯を下る)    (スキー場途中から)

               (リフト終点付近から東北〜東〜南を望む)

★道端の花

    タニウツギ(スキー場)       クサイチゴ(スキー場)     ツクバネソウ(太奈山)

    チゴユリ(太奈山)          ミヤマシキミ(祠)     ショウジョウバカマ(天の岩戸)

   ヤマツツジ(山頂)          レンゲツツジ(山頂)       ギンリョウソウ(祠)

  ドウダンツツジ(スキー場)      ?(スキー場)          サラサドウダン(山頂)

★ルート断面図

★地  図(GPS軌跡)

(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・2万5千分の1地形図  位山

Homeへ