阪急高槻7:29(阪急)=箕面8:15→箕面大滝8:54→政ノ茶屋9:26→開成皇子の墓10:13→勝尾寺分岐10:22→北摂霊園10:49→西谷林道始点11:02→11:44休憩11:54→泉原12:06→上音羽分岐12:38→忍頂寺12:58→13:27(510.0m)竜王山13:38→配水タンク13:51→車作大橋14:13→竜仙ノ滝14:29→竜仙峠14:47→萩谷15:04→15:29休憩15:36→白滝15:44→摂津峡出合15:46→16:08原立石バス停16:09(高槻市バス)=JR高槻16:29
忍頂寺の交差点から急な階段を上り、更に急な遊歩道を上ると車道に出合い、車道を上りつめると宝池寺だ。ここから山道を少し上ると林の中に竜王山の三角点があって、その先に大きな展望台があり、大阪都心部のビル群、その彼方に生駒山、金剛山が霞んでいた。なお、忍頂寺という寺はなく、いまは町名だけだ。山頂から東南へ樹林帯を下ると配水タンク前の林道に出合う。更に標識通りに下り、清水廃寺の経塚を過ぎると車作(くるまづくり)集落に入る。その昔、御所車を作って献上したところからこの地名がついたそうだ。車作大橋周辺は安威川ダム関連で道路付け替え工事中だ。車作大橋から竜仙峡入口までの歩道のない府道歩きが最大の難所だ。きょうは乗用車が頻繁に通るだけだが、いつもはジャリトラがよく通る埃まみれの危険な道だ。府道から沢沿いに急坂を登ると竜仙ノ滝だが、渇水期のため涸れ滝だ。滝から急斜面をジグザグに登り、竜仙峠を越えて下ると萩谷集落だ。集落を過ぎて竹林のそばを下ると山茶花が満開の萩谷運動公園だ。いつ来てもサッカー場の緑の芝生が鮮やかだ。東海自然歩道は運動公園の南端を下っているが、サッカー場の南端から近道の萩谷連絡道を通って自然歩道に合流した。小さな白滝から摂津峡へでて、渓谷沿いに歩き、上の口から田圃の中を通って原立石バス停に到着だ。
このコースは名瀑を起点、渓谷を終点に、里山風景を楽しみながら辿る歴史の道だ。こまめに道路標識があるので迷うことはなく、竜仙ノ滝のルートを除いて歩き易い整備された道だ。
(忍頂寺交差点) (竜王山三角点) (竜王山展望台)
(展望台から霞む生駒山) (樹林帯を下る)
(車作の清水廃寺)
(清水廃寺から車作集落)
(付け替え工事中の車作大橋)
(竜仙ノ滝入口)
(枯れた竜仙ノ滝) (急坂をジグザグに上る)
(薄暗い杉林を下る)
(萩谷) (運動公園サッカー場) (運動公園の回廊を行く)
(小さな白滝) (渇水状態の摂津峡) (原立石のバス停)