草津白根山(2150m)


★ひとこと   「噴火口展望コースで本白根山を周回後湯釜へ」

本白根山展望所から白根山を望む

★行った日   2009年11月7日(土)  晴   単独
 
★コース

倉渕相間川温泉8:36(県道33、R406、県道58、R145、R292)=草津白根山駐車場11:00→登山口11:21→火口壁11:44→分岐11:52→11:57展望所12:06→分岐12:10→12:27(2150m)歩道最高点12:34→分岐12:42→展望所12:47→鏡池13:03→殺生分岐13:16→登山口13:35→草津白根山駐車場13:51→14:05湯釜14:10→14:17草津白根山駐車場14:33(R292)=信州中野IC(上信越道、長野道、中央道、東海環状道、伊勢湾岸道、東名阪、新名神、名神)=高槻22:20

 4年前に訪れたときはガスに包まれ視界ゼロだったのでそのリベンジだ。相間川(あいまがわ)温泉から紅葉に彩られた吾妻(あがつま)峡を経て、話題の八ツ場ダムの巨大橋脚の下を通り、草津を過ぎて高原ドライブ、やっと白根山駐車場だ。草津白根山とは湯釜の東の白根山、スキー場手前の逢ノ峰(あいのみね)、火口縁の本白根山(もとしらねさん)の総称だそうだ。
 駐車場わきの弓池を残雪の遊歩道で迂回して、林道を直進するとスキー場の登山口だ。ゲレンデを斜めに上る足跡をたどると小灌木帯の遊歩道に入り、日陰の残雪を踏みながらなだらかに上ると、突然、火口縁に飛び出す。眼前に大きな窪みが広がり、火口の対面に展望所の岩山が尖っている。シーズンであればコマクサの咲く火口縁のガレ場を周回し、平地に出て分岐点を左へ木階段を上ると展望所だ。北方の足下に巨大な火口があり、彼方に白根山や横手山が頭を出し、南には浅間山が霞んでいた。前回は見られなかったが、なかなか雄大な景色だ。

   (八ツ場ダムの橋脚)          (弓池)           (登山口からスキー場を進む)
 
  (残雪の遊歩道を上る)    (滑らないように木道を進む)     (噴火口を見下ろす)

 (小高い展望所を見上げる)   (展望所から歩道最高点)         (展望所)

               (展望所から噴火口、彼方に白根山を望む)

                (展望所から霞んだ浅間山方面を望む)

 一旦、分岐点まで戻り、2150メートルの歩道最高点まで行ったが本白根山は火山ガスのため立ち入り禁止だ。直進しても万座温泉に下るだけなので、また舞い戻って展望所から鏡池へ向った。この道端にはコマクサが沢山咲くらしく、歩道外へ出ないようとの注意が方々に掲げられていた。稜線を進むと、すぐにハイマツ帯に入ると間もなく右下に真っ白に凍結した円形の鏡池が見えてくる。池畔から森林帯を木道でトラバース後、急階段を下るとロープウエー山麓駅近くの殺生へ下る道との分岐だ。ここから左へ水平道を山腹を巻くように進むと、間もなく往きに通った登山口だ。林道を駐車場へぶらぶら戻り、湯釜見物に大勢の観光客とともに遊歩道を上ったが、4年前は別の道でもっと湯釜に近づけたが、今回は上のほうから遠望だけだ。帰りは信州中野からほぼ往路通りに帰阪した。
 草津白根山は火口が点在する雄大な景観が楽しめる山域だ。遊歩道も整備され道標も要所にあるので家族連れに好適な所だ。今回の上州西部の山歩きは5日とも晴天に恵まれ計画通りに行動できた。特に印象に残った所は、ピークには登れなかったが奇岩や岩峰の林立する妙義山と、展望抜群の浅間隠山だ。その他、箱庭的な榛名山、岩壁のそそり立つ荒船山、火口が雄大な草津白根山など捨てがたい味のある山々だ。

                   (歩道最高点から噴火口を望む)

   (展望所から稜線を下る)    (稜線から展望所を振り返る)     (凍りついた鏡池)

    (山腹の木道を下る)      (草津市街を正面に下る)       (殺生分岐)

    (山腹のトラバース道)       (登山口に戻る)         (林道から白根山)

     (弓池と白根山)         (湯釜への遊歩道)            (湯釜)

★道で出会った花(花はなし)

★ルート断面図


★地  図
 
(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・山と高原地図       志賀高原・草津白根山・四阿山
・2万5千分の1地形図  上野草津

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