京都一周トレール(6)
京北コース(常照皇寺〜黒尾山〜細野)千谷山(644.8m)黒尾山(509.4m)


★ひとこと   「周山を中心として常照皇寺から黒尾山を経て細野へ」

魚ヶ渕に咲く豪華な枝垂桜

★行った日   2010年4月3日(土)  曇一時時雨後晴   単独
 
★コース(画像タイトルの数字はその場所の標識番号を示す)

阪急高槻駅6:24(阪急)=四条大宮7:00(JRバス、京北バス)=山国御陵前8:28→井戸峠9:07→9:48(644.8m)千谷山10:00→井戸峠10:20→周山街道出合10:57→上中城跡11:15→11:20東屋11:30→迂回ルート始点11:44→周山街道交差点12:11→12:29周回ルート合流12:39→林道終点13:14→文化の森標柱13:29→城山13:51→文化の森標柱14:11→14:19(509.4m)黒尾山14:26→林道出合14:42→R477出合14:59→吊橋15:24→展望ベンチ16:00→府道出合16:18→16:28細野バス停16:50(JRバス)=四条大宮18:09(阪急)=阪急高槻駅18:31

 前回に引き続いて「京北コース」の後半だ。常照皇寺から千谷山(せんだんやま)に寄り道し、上中から田園地帯を南下、黒尾山と城山に立ち寄り、魚ヶ渕から高瀬道を経て細野へ戻る計画だ。京北バスが午前中1便のみなのでこれに間に合うべく前回より1時間早いJRバスに乗り、予定通り山国御陵前に到着、蕾が膨らみつつある人っ子一人いない常照皇寺参道は静かだ。
 参道を常照皇寺へ向かい、道標通りに寺の前の車道を西へ進む。南には天童山やハングライダー基地が見えている。遊歩道へ入る標識を見落としたらしく、車道をそのまま30分ほど歩くと井戸峠だ。自然石の道しるべと石仏の横から斜めに上がる小道に入り、道からそれてすぐに雑木林の稜線に上る。美しい雑木林の疎林帯をなだらかに登り、小さなピークを過ぎると桧幼木を植林中の伐採地だ。武奈ヶ岳や蓬莱山が望める急坂を小木を手がかりに登りつめると千谷山から東へ伸びている稜線だ。尾根伝いに西へ少し登ると木々を伐採中の千谷山三角点だ。展望は殆ど望めない。下山時は往路の際に無視した杣道を忠実にたどったが、幾つか分岐があったが稜線から離れない様に下ると井戸峠に簡単に下れた。峠から道標に従い遊歩道を下るがすぐに車道に合流し、以降、周山街道に出合うまで坦々とした車道歩きだ。上中の小学校を迂回して田園の中の道を南下するが、水車など水辺が整備され、途中にある上中城跡や東屋もあって雰囲気のよい道だ。上中城跡は平安時代に北面の武士によって築かれた古い形式の城跡だそうだ。東屋から正面に愛宕山や黒尾山を眺めながら更に南下、弓削川の少しほころび始めた桜並木を進むと、周回ルートと迂回ルートの分岐の矢谷上橋だ。周回ルートは西進して熊田で迂回ルートと合流するが、工事中のため弓削川堤防の迂回路を南下する。対岸にスーパーマーケットが見えると周山街道の交差点だ。ここから車道を熊田に向かうが、周回ルートと合流する熊田まで車道歩きが続く。正規ルートが工事中なので仕方がない。

 (蕾の下を常照皇寺へ向かう)   (常照皇寺前を左へ:35)     (南に見える天童山)

(井戸峠から北へ稜線を上る:37) (雑木林の稜線を行く)    (植林のため裸になった稜線)

 (稜線から武奈ヶ岳と蓬莱山)     (千谷山三角点)     (下山時に通った立派な山道)

    (井戸峠に戻る:37)        (府道を西へ:41)        (周山街道に合流:42)

 (整備された田園を行く:47)     (上中城跡:48)          (東屋もある:49)

(弓削川堤防の桜並木を行く:52)(南に見える愛宕山と黒尾山) (周回と迂回コース分岐:53)

    (弓削川堤防を行く)    (周山街道交差点手前:Y2)   (迂回と周回コース合流:65)


 熊田から小さな川の沿って遊歩道を進み、下熊田から西へ入り、更に道標に従って柏原へ向かう林道に入る。すぐに地道となり、やがて分岐表示があって黒尾山へ向かうが、これ以降幾つか林道が別れているが表示がなく、それらしい道を選んで進む。やがて林道が消えてしまったので、仕方なく倒木と急坂の沢筋を稜線に向かって這い上がった。15分ほど悪戦苦闘して稜線に着くと、京都・文化の森の標柱が立ち左から林道も着ている。途中で別れた林道の続きだ。プレートのない北山コースの標柱から東へ伸びる稜線を進む杣道に入る。台杉になりかけの杉林を通り、稜線を進むと崩れかけた石垣が現れ、建物跡らしい台地のある城山城跡だ。建物跡を記した丸い表示もあり、明智光秀が築いた出城だそうだ。文化の森まで戻り、今度は反対側の東の稜線を上る。ちょっとした岩稜を越えると黒尾山三角点だ。視界は梢越しに愛宕山が少し見える程度だ。急斜面を下るとネットのある明るい稜線に出て、西の白岩山やもう一つの黒尾山が眼前に見えている。熊田へ下る道と別れて柏原へ杉林のトラバース道を下る。

    (下熊田を西進:66)   (表示のない林道を適当に進む)   (林道は行き止まり)

 (倒木の急坂を無理やり登る)  (稜線の京都・文化の森)       (城山登り口:*)

  (台杉になりかけの杉林)     (城山城跡の石垣)       (城山頂上の城跡)

  (城跡には井戸跡もある)      (文化の森へ戻る)          (岩稜を進む)

     (黒尾山三角点)     (山頂から垣間見える愛宕山)  (杉林のトラバース道:72)

 やがて林道に合流し、そのまま下るとR477出合の柏原だ。すぐにR477と別れて桂川に沿った魚ヶ渕を通る景色のよい道だ。途中の川沿いには満開の素晴らしい枝垂桜もあって、吊橋まで退屈しないで歩ける。ほころび始めた枝垂桜のたもとから吊橋を渡って二軒屋の横から山道の高瀬道を行く。しっかりした道を道標通りに進み、稜線近くなって大川表林道に出合う。直進するとR162の栗尾峠だが、途中の真新しい展望ベンチが絶景だ。遠くは霞んで見えなかったが、足下の周山の街を中心として、今回周回してきた天童山、千谷山、黒尾山、城山がぐるりと一望のもとだ。ベンチのすぐ先から道標通りに山道に入ると、雑木林や赤松林のなだらかな道がしばらく続く。急な杉林をジグザグに下ると林道に出合い、そのまましばらく下ると府道に出合い、ちょっと東進すると細野バス停だ。時刻調整しながら歩いたので予定通り発車時刻20分前到着だ。前回より1時間早いバスで順調に帰阪した。
 きょうのコースは、弓削川流域の田園風景や城跡、桂川沿いの魚ヶ渕から細野へ向かう峠道、寄り道だが千谷山や黒尾山の山歩きなど、変化に富んだトレッキングルートだ。「京北コース」全体として、従来の3コースにはないひなびた山村風景が楽しめるルートだ。

(R477から吊橋方面へ分岐:76) (桂川と高瀬道の枝尾根)     (魚ヶ渕付近を行く)

 (吊橋で桂川を渡る:79)     (咲き始めた吊橋の枝垂桜:80) (古道らしい高瀬道を上る:82)

               (大川表林道の展望ベンチから北方を望む:87)

    (展望ベンチ:87)     (自然林をなだらかに下る:88)    (赤松林を下る:89)

     (林道を下る:91)        (もうすぐ細野交差点)        (細野バス停:1)

★道で出会った花

      ツクシ(中江)            ?(寺山)          ショウジョウバカマ(井戸) 

    ヤブツバキ(下黒田)        フキノトウ(上黒田)        コウバイ(上黒田)

    オニノゲシ(魚ヶ渕)        セイヨウタンポポ(筒江)    ヒメオドリコソウ(筒江)

   オオイヌノフグリ(筒江)     エドヒガンザクラ(下弓削)   栽培種のオダマキ?(下熊田)

   コショウノキ(城山)        タチツボスミレ(魚ヶ渕)        アセビ(上黒田)

★ルート断面図

★地  図
(1)常照皇寺〜五本松

(1)五本松〜細野
 
(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)


(参考地図)
・山と高原地図       京都北山
・2万5千分の1地形図  周山、上弓削、四ッ谷、殿田

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