七ッ峰(1533.2m)三ッ峰(1360.0m)


★ひとこと   「富士見峠からブナやコナラが美しい七ッ峰へ」

雨が降り出して何も見えない七ッ峰山頂

★行った日   2011年8月6日(土)  曇一時雨  単独
 
★コース

高槻4:39(名神、新名神、東名阪道、伊勢湾岸道、東名)=静岡IC8:21(県道27)=9:48富士見峠10:00→東峰10:34→10:40(1360.0m)三ッ峰10:48→無線中継所10:53→農道出合10:57→農道ゲート11:15→山道入口11:19→梅地分岐12:11→12:20(1533.2m)七ッ峰12:40→梅地分岐12:46→山道入口13:11→農道ゲート13:18→13:38農道出合13:43→14:20富士見峠14:28(県道60)=白樺荘15:35

 あすからの聖岳(ひじりだけ)から荒川三山を巡る山歩きに備えて奥大井のハイキングで足慣らしだ。静岡ICから井川へ向かう時、大井川の東に立ちはだかっている山脈を越える峠が標高1200メートルに近い富士見峠だ。峠には大きな駐車場があり、付近の峰々を巡る自然歩道が整備されている。峠の名称につられて富士山の眺めを期待して近くの山、三ッ峰と七ッ峰に向かった。
 案内板の横から遊歩道に入り針葉樹林帯をなだらかに上ると、やがて広葉樹の森となり、三ッ峰の表示通りになだらかな道を進むと藪っぽい山頂の東峰だ。稜線を少し西へたどるとベンチもある三ッ峰三角点広場だ。山頂の殆んどが樹木に囲まれ、ガスってなくても見晴はよくなさそうだ。山頂から西へ少し下ると分岐があり、左の梅地(うめじ)パイロットの方へ進み、無線中継所の下を通って舗装農道へ合流する。放置農地の多い開拓地を進むと舗装が切れ、地道を少し進むと、ちょっとした広場があって鎖ゲートで通行止めだ。ここまで車で来れるようだ。そのまま鎖を越えて直進し、表示通りに山道に入る。間伐材の放置された林を過ぎると、ヒメシャラもある美しい広葉樹林帯が続く。広葉の時期は美しい筈だ。やがて接阻峡(せっそきょう)へ下る道を右に分け、少し進むと七ッ峰山頂だ。少し切り開きがあるが、折から降り出した雨にたたられて展望の有無は不明だ。富士山どころか近くの山々も眺めることもできず、ガスった雨の中、農道経由で富士見峠へ帰りつき、新装なった静岡県営赤石温泉白樺荘へ向かった。
 天気がよければ近くには大無間山(だいむげんさん)や小無間山(しょうむげんさん)など、遠くには富士山の姿も望めるそうだ。三ッ峰、七ッ峰界隈は素晴らしい広葉樹林帯があり、車でのアプローチが容易な家族連れ向きハイキングコースだ。

       (富士見峠)        (峠から三ッ峰遊歩道へ)   (針葉樹林の丸太階段を上る)

  (広葉樹林の森を行く)     (坂を上ると山頂は近い)   (見晴のよくない三ッ峰頂上)

  (梅地パイロットへ向かう)     (無線中継所の下を下る)     (舗装農道へ合流)

 (荒れた梅地パイロットを行く)   (鎖ゲートを越えて進む)        (表示通りに山道へ)

    (間伐林の横を上る)    (ヒメシャラもある樹林を進む)  (癒しの森をなだらかに上る)

  (展望のよくない七ッ峰頂上)     (雨の農道を戻る)        (新装なった白樺荘)

★道で出会った花

    ダイコンソウ(農道)        ノリウツギ(農道)         オトゴリソウ(農道)

     ヒヨドリバナ(農道)          ?(農道)          ホタルブクロ(農道)

★ルート断面図


★地  図

(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・2万5千分の1地形図  井川、千頭、湯の森

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