鷲ヶ岳(1671.6m)

 

★ひとこと   「桑ヶ谷林道から一服平を経て鷲ヶ岳ピストン」

山頂付近から大日岳、蛭ヶ野高原を望む


★行った日   2012年6月12日(土) 曇一時晴 単独

★コース

 高槻3:58(名神、東海北陸道)=高鷲IC(桑ヶ谷林道)=7:11桑ヶ谷林道登山口7:25→林道出合8:09→8:14一服平8:21→林道登り口8:33→9:15(1671.6m)鷲ヶ岳9:37→林道登り口10:02→林道出合10:11→10:39桑ヶ谷林道登山口10:50(桑ヶ谷林道)=高鷲IC(東海北陸道)=白鳥西IC(R158、R157、R360)=一里野温泉13:40

 鷲ヶ岳(わしがだけ)は長良川源流にあり飛騨高地に位置する展望の山だ。今回はあすの笈ヶ岳(おいずるがだけ)に備えて足慣らしだ。高鷲(たかす)ICから桑ヶ谷に沿ってゴルフ場横を通り、悪路地道の桑ヶ谷林道を最徐行で進む。標高1200メートル地点で普通の車は進めなくなり、小広場に駐車する。
  古木横の橋を渡り、林道続きの石ころの道をどこまでも道なりに進む。しばらく進むと笹原林床の疎林帯となり、振り返ると雲の底につかえるように大日ヶ岳(だいにちがだけ)が見え、その麓に蛭ヶ野(ひるがの)高原が広がっている。やがて高鷲町から白尾を経て白鳥町へ向かう林道と交差すると一服平だ。駐車場やトイレもあり、小高い丘には高鷲村起源の顕彰堂が建っている。一服平から西北に高原が広がり、東には鷲ヶ岳がそびえているが、季節外れの寒風が吹きすさび山頂は雲の中だ。一服平から笹原の道を一旦下ってから丸太階段で丘を越えると、先ほどの林道に合流だ。林道の少し先から山頂まで丸太階段が続き、濃密なネマガリダケの茂る中を登り続ける。途中、刈り払い作業中だったが、ここは整備を怠ると笹密林になりそうな道だ、感謝!。時々、霰降るなかを頑張って登ると三角点と方位盤のある小空間が鷲ヶ岳山頂だ。山頂からは展望がよい筈だが、大日ヶ岳、蛭ヶ野高原や高賀山(こうかさん)程度は望めたが、白山や恵那山は雲の中だ。今朝の山頂は冷え込んだらしく、ちょっとした霧氷の華が咲いていた。この山は三百名山だけあって、団体さんも含めて5、6組の登山グループとすれ違いながら往路通りに下山した。帰りは、西白鳥ICから九頭竜(くずりゅう)湖畔、大野、勝山を経て一里野(いちりの)温泉へ向かった。
 夏道の鷲ヶ岳は桑ヶ谷林道からは3時間、一服平からは1時間半で簡単に往復できる展望豊かな山だ。飛騨高原にあって、大日ヶ岳とともにスキーやハイキングなど年間を通じて楽しめる山だ。

     (桑ヶ谷林道登山口)    (石ころの広い道を進む)      (笹原林床の道を行く)

   (笹原の先が一服平)       (一服平の顕彰堂)          (一服平)

   (一服平から笹薮を行く)  (いったん林道へ下って鷲ヶ岳へ)   (林道を鷲ヶ岳へ)

     (林道登り口)         (蛭ヶ野高原を振り返る)       (丸太階段を上る)

             (鷲ヶ岳から高賀山方面、東南〜南〜西〜西北を望む)

             (鷲ヶ岳から白山方面、西北〜北〜東〜東南を望む)

    (鷲ヶ岳三角点)        (笹原の道を戻る)        (林道から山頂を振り返る)

★道で出会った花

 ショウジョウバカマ(山頂付近)    タムシバ(山頂付近)     タチツボスミレ(登山口)

★ルート断面図


★地  図

 (備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・2万5千分の1地形図  大鷲

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