大鯛山(1146m)登尾(1319.9m)高塚(1255m) ★ひとこと 「北股林道から大鯛山経由登尾、高塚を経て周回」
★行った日 2014年4月15日(火) 快晴 Kさんと2人
★コース 登尾から高塚へ向う展望稜線歩きがきょうのハイライトだ。台高山脈を正面に見ながら登尾から東へ伐採された見晴しのよい急な稜線を下り、鞍部から上り返すと戸倉山だ。北には明神平から薊岳(あざみだけ)を経てジョウブツ山へ伸びる稜線が長々と横たわっている。次の鞍部まで下ってから登り返すと高塚だ。この辺りから南を望むと、大台ケ原の方向に北股谷が伸び、左に台高山脈、右に白鬚岳へ延びる山脈が雄大だ。見晴し稜線をさらに東進するとP1238だ。赤倉山へ続く稜線は東へ一旦深く落ち込んで次のピークへ上り返しているが、ここからなだらかな南尾根を下る。 (戸倉山手前から明神平〜薊岳〜ジョウブツ山の稜線を望む) (P1238付近から北股谷、大台ケ原方面を望む) (P1238へ稜線を行く) (P1238ピーク) (金網沿いに南尾根を下る) 見晴しのよい稜線をなだらかに下り、やがて現れた金網に沿って歩き易い所を下る。標高850メートル付近の緩斜面から樹林帯に入るが、後で考えるとここで失敗、正しくは東北の尾根を下るべきだったが南尾根を直進してしまった。と言うのも、大木まじりの樹林に咲く紫がかったピンクのアケボノツツジや純白のコブシに魅せられて、GPSをチェックせずに下ったのだ。何とかなると甘く考えてそのまま下ったが、下るに従って岩場まじりの急坂となりKさんと右往左往しながら下った。単独行と違ってこのようなアクシデントがあると心強い限りだ。林道を見下ろせる所まで来たが、小沢の落ち口以外は十数メートルの絶壁だ。仕方なく小沢周辺をターゲットとして身軽なKさんが先に着地し、うろうろしていた鈍くさい僕は下からの助言に基づいてなんとか太い蔓の幹を伝って着地できた。林道から観察すると、この辺りは殆んど林道の山側は絶壁が続いているのでルートを間違えたまま下るのは厳に慎むべきだ。帰り道とは逆方向だが、北股隧道を通って檜塚橋手前のテープ印の付いた正規の高塚登山口を確認し、あとは、長い林道歩きだがKさんと歓談しながら退屈せずに駐車地点へ帰着した。 (美しい見晴し尾根を下る) (標高950米で間違って直進) (ツツジの美しい急坂を下る) (岩稜帯を下る) (万事窮して沢筋横へ) (どうにか林道へ着地) (北股隧道から正規の登山口へ)(檜塚橋手前の正規の登山口) (やっと素掘隧道)
★地 図
(参考地図)
・山と高原地図 大台ケ原・高見・倶留尊山 ・2万5千分の1地形図 大和柏木 |