戸倉山(1680.7m)

 

★ひとこと   「伊那富士と呼ばれる戸倉山へキャンプ場からピストン」

戸倉山西峰


★行った日   2014年6月14日(土) 曇時々晴 単独

★コース

高槻4:27(名神、新名神、東名阪、伊勢湾岸道、東海環状道、中央道)=駒ヶ根IC(県道75、県道49、県道210、林道)=8:45戸倉山キャンプ場8:53→馬止ノ松9:28→上の森コース分岐9:47→10:05P1485 10:12→金明水10:25→10:43戸倉山西峰10:52→(1680.7m)戸倉山東峰10:57→11:25展望所11:41→戸倉山東峰11:47→戸倉山西峰11:53→金明水12:03→P1485 12:12→12:49戸倉山キャンプ場15:52(林道、県道210、県道49、県道18、R153、R251、R474、R152)=道の駅遠山郷15:38

 戸倉山は南アルプスと伊那谷との間で南北に伸びる細長い山脈の北部の山だ。今回は駒ヶ根市側の戸倉山キャンプ場からピストンの計画だ。早朝に名神の竜王から先が事故通行止めのため新名神経由で中央道へ、駒ヶ根ICから駒ヶ岳と反対の東へ行き、コンビニで食料を仕入れ、県道49、210を経て戸倉山キャンプ場だ。
 キャンプ場から登山道の小さな表示通りに林道を進み、すぐにカラマツ林の尾根端に取り付き、ジグザグにコナラやブナの手入れの行き届いた林間の遊歩道を登る。かつて村人が馬をつなぎとめたと言う馬止の松を過ぎてシラカバも混じる爽やかなブナ林を登り、上ノ森コースと合流してしばらく進むとP1485の展望ベンチだ。足下の伊那谷の彼方に中央アルプスが望めるはずだが残念ながら雲の中だ。猿の松、天狗伝説の岩を通り過ぎ、五合目から始まった号数表示の7合目を過ぎると休憩舎のある金明水だ。名前はよいがほんのチョチョロだ。アカマツ林もある急坂を登りきると戸倉山西峰だ。不動明王の祀られた山頂からは雲に隠れた中央アルプスが望める。

 (戸倉山キャンプ場登山口)    (カラマツの林を登る)     (コナラやブナの尾根道を行く)

      (馬止の松)        (爽やかなブナ林を行く)   (樹間から中央アルプス方面)

   (上ノ森コース合流)       (P1485展望ベンチ)     (展望ベンチから伊那谷)

  (5合目からの号数表示)         (金明水)         (戸倉山西峰の不動明王)

             (戸倉山西峰から伊那谷と中央アルプス方面を望む)

 西峰山頂直下に避難小屋が建ち、中は清潔でよく整備されている。すぐ先の一等三角点のある東峰には十蔵薬師如来坐像が祀られており、東には雲をかぶった仙丈ヶ岳が立ちふさがり、東北の下方に北沢峠へ向うバス停のある仙流荘が望める。見晴しの良い所を求めて南へ尾根端まで行ってみたが、南アルプスのちょっとした展望ポイントはあるが樹林の切れ目はなく、往路通りに下山だ。帰りは天竜川に沿って県道18(伊那街道)を南下、松川のコンビニであすの食料を調達、矢筈トンネルを経てR152(秋葉街道)で遠山郷(とおやまごう)到着だ。かぐらの湯で温泉と夕食を終え、あすの池口岳への早朝出発に備えてわが生涯初めての車中泊だ。当日、道の駅遠山郷では10台以上の車中泊があったが騒がしいこともなく、遠山川の爽やかな瀬音を聞きながら午後8時前に夕暮れとともに寝てしまった。
 戸倉山は南アルプスの伊那側登山口の長谷村と駒ヶ根市の間に位置し、山頂からは南アルプス、中央アルプスの展望や天然樹林のトレッキングが手軽に楽しめるコースだ。

   (西峰下の避難小屋)      (清潔な避難小屋内部)      (戸倉山東峰三角点)

 (南尾根端まで行ってみる)   (南尾根途中の展望所)      (東峰の十蔵薬師如来坐像)

                (南尾根展望所から南アルプスを望む)

    (金明水の休憩舎)       (シラカバ林を戻る)     (戸倉山キャンプ場へ帰着)

★道で出会った花

   コアジサイ(キャンプ場)     ヤマツツジ(金明水)        ヤブウツギ(戸倉山)


     ?(戸倉山)            ?(戸倉山)           マイズルソウ(戸倉山)


★ルート断面図

★地  図

 (備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・2万5千分の1地形図  市野瀬

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