諏訪山(1549.4m)


★ひとこと   「浜平から群馬県最南端の信仰の山、諏訪山へピストン」

湯ノ沢の滝道
   
★行った日   2014年9月15日(月休)  曇   単独
 
★コース

(上野村)向屋温泉ヴィラせせらぎ6:00(R299、県道124、地方道)=6:20浜平登山口P6:32→7:45谷源流小広場7:52→8:13稜線出合8:19→湯ノ沢の頭(楢原分岐)8:29→弘法小屋9:12→祠ピーク9:38→9:54三笠山10:02→10:31(1549.4m)諏訪山→三笠山11:08→弘法小屋11:33→湯ノ沢の頭12:16→13:20浜平登山口13:25(地方道、県道124、R299)=十石峠通行止めのためぶどう峠へ(R299、県道124、県道2、R141、県道11)=小渕沢IC16:10(中央道、名神)=高槻21:50

 諏訪山は今シリーズ2日目に訪れた南佐久の御座山(おぐらやま)と(日航機事故の)御巣鷹山(おすたかやま)を介して隣に位置する上州西端の山だ。浜平(はまだいら)から湯ノ沢を経て諏訪山ピストンの計画だ。R299からぶどう峠に向う県道を進み、上野ダムに向う道に入って浜平トンネルを抜けると登山口駐車場が道路わきにある。
 駐車場から虎王(とらおう)神社鳥居の前を下って大神楽(おおかぐら)沢を渡ると浜平登山口だ。神流川(かんながわ)対岸の浜平集落を見ながら進み、湯ノ沢沿いの道に入って壊れかけた廃屋の横を通って沢に下りる。沢の中を進み、沢縁の浜平の泉源を左下に見て山腹の道を行き、沢を数回丸太橋で渡ってしばらく遡行すると砂防ダム堰堤だ。堰堤の先には美しい数段の滝が連続し、その左岸に沿って丸太の桟道を登る。しばらく沢を渡渉しながら進むと明るい沢の源頭だ。ここからジグザグに樹林帯の斜面を登ると尾根に達し、ブナ尾根をひと登りすると主稜線に乗り、楢原(ならはら)から来る道と合流する湯ノ沢の頭だ。ブナ主体の広葉樹の美しい稜線をしばらく登り続けると弘法小屋だ。床もなく屋根も抜けかけて倒壊寸前だ。弘法小屋からヤセ尾根となりロープ場や梯子場で岩場を登ると祠が祀られた岩峰だ。

 (車道沿いの浜平登山口P)      (虎王神社鳥居)      (大神楽沢を渡ると登山口)

   (湯の沢に沿って遡行)         (砂防ダムを越える)      (美しい滝沿いの道)

   (荒れた谷筋を上流へ)     (広葉樹林帯を登る)         (稜線に到着)

 (湯ノ沢の頭で楢原道と合流)     (ブナ尾根を登る)       (倒壊寸前の弘法小屋)


 (難所の始まりのロープ場)       (梯子場も現れる)       (祠の祀られた岩峰)

 ガスった三笠山を眼前にして岩場を回りこんで一旦下り、ロープや梯子を利用して岩場を登ると三笠山だ。山頂には大型の祠があり、秩父や上州の山々が展望できそうな所だがきょうは真っ白だ。山頂からロープ場を一旦下り、なだらかな尾根伝いに進むと林間の諏訪山三角点の小広場だ。往路通りに下ったが、弘法小屋付近で熟年夫婦と出会っただけの静かな山歩きだった。帰りはR299の十石峠越で佐久へ抜けるつもりだったが途中で通行止めだ。仕方なく県道のぶどう峠越で佐久にでて小淵沢ICから順調に帰阪した。
 諏訪山は多段滝の渓谷美、美しい広葉樹の稜線、ちょっとした岩尾根登り、山頂からの展望などが楽しめる山だ。近くの上野村は温泉、清流などが楽しめる自然豊かな山村だ。

   (ガスった三笠山へ)         (岩稜が続く)      (本当は大展望の三笠山岩峰)

    (ロープ場を行く)           (稜線を行く)       (林間の諏訪山三角点)

   (三笠山の祠へ戻る)       (ロープ場を戻る)          (ブナ尾根を下る)

      (湯ノ沢を下る)     (もうすぐ浜平集落の登山口)      (浜平登山口Pに帰着)

★道で出会った花

    ガクウツギ(三笠山)       ヨメナ(諏訪山)        ミヤマママコナ(諏訪山)

★ルート断面図


★地  図
 
(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・山と高原地図       西上州
・2万5千分の1地形図  浜平

Homeへ