米山(992.6m)


★ひとこと   「柏崎市南部に位置し一等三角点のある展望と信仰の山」

渡り鳥の宝庫大潟の朝日池から米山を望む
   
★行った日   2014年10月8日(水)  晴   単独
 
★コース

高槻3:07(名神、北陸道)=大潟SIC(県道78、県道25、水野林道)=10:20水野林道登山口10:35→下牧分岐11:08→避難小屋11:14→11:50(992.6m)米山12:15→避難小屋12:36→下牧分岐12:39→13:01水野林道登山口13:12(水野林道、県道25=柿崎IC(北陸道、関越道)=六日町IC(県道233)=十字峡登山センター(県道233)=さくり温泉健康館16:33

 ヨネヤマさんからクモ〜がで〜た〜♪で知られる米山だ。幾つもの登山ルートがあるが最もポピュラーな水野林道終点から山頂をピストンの計画だ。今回の中越シリーズの手始めに短時間で登れる山として米山に登ることにした。自宅を早朝(夜中?)に出発、大潟スマートICを出て渡り鳥で有名な大潟に寄り道、水鳥の遊ぶハスとスイレンの朝日池越しに両翼の張った米山を楽しみ、水野林道終点の登山口に到着だ。ベンチもある海抜570メートルの登山口広場から日本海の眺めは雄大だ。
 登山口を入って急な丸太階段で広葉樹林帯を登る。美しいブナ林の続く「やくしの杜(もり)」を過ぎ、急な丸太階段を登ると下牧(しもまき)からの道と合流だ。そのすぐ先に建つのが「しらば避難小屋」だ。ここから一旦下り、開けた尾根を登ると山頂の三角屋根の大きな避難小屋だ。きょうは柏崎市の中学生と高校生の団体登山らしく山頂はブルーのスポーツウエアーで超満員だ。

   (大潟の朝日池に寄り道)  (好展望の水野林道登山口)    (林道終点が登山口)

  (樹林帯の丸太階段を登る)  (ブナ林のやくしの杜を登る)   (急な丸太階段を上る)

      (下牧分岐)        (しらば避難小屋前を通過)    (一旦急坂を下る)


  (展望の良い尾根を登る)     (樹林帯を登り続ける)     (山頂の大きな避難小屋)

 山頂には米山薬師と一等三角点があり、日本海を望む展望は一級品だ。きょうは透明度が悪く、妙高山などの頚城(くびき)山群、谷川連峰や越後三山などの中越の山々の展望を期待したが、その一部がかすかに望める程度だ。次世代を担う若者らの歓声を聞きながら、あすの中ノ岳のため早々に下山だ。往路通りに北陸道へ戻り、関越道の六日町ICから中ノ岳登山口確認のため十字峡へ向った。エリアマップでは三国川(さぐりがわ)ダムの右岸から中ノ岳登山口へ向うようになっていたがこの道は通行止め、左岸の県道を最奥まで行き、三国川を渡った所が十字峡登山センターの建つ中ノ岳登山口だ。10台位駐車可能だ。確認後、さぐり温泉まで引き返し、あすの早朝出発に備えてのんびり温泉だ。今夜は7時半頃皆既月食、雲間から見える赤黒くなった月見をしながら感慨無量だ。
 米山は北陸道を通る時にいつも目にする海岸縁に位置する美しい山容の独立峰だ。登山道も整備され、三大薬師の一つ米山薬師の祀られた霊山でもある。山頂からの展望も素晴らしい限りだが、オオハクチョウが飛来する野鳥の宝庫朝日池から米山を望む風景も見逃せないポイントだ。

    (見晴し抜群の山頂)      (米山薬師と三角点)         (山頂標識)

               (米山頂上から日本海と柏崎方面を望む)

               (米山頂上から日本海と直江津方面を望む)

    (やくしの杜を下る)         (登山口へ帰着)        (登山口広場の展望)

★道で出会った花

  アキノキリンソウ(山頂)      ホタルブクロ(山頂)       フジアザミ?(山頂)

    ミズヒキ(登山口)      シラネセンキュウ?(登山口)   イナカギク(登山口)

★ルート断面図


★地  図
 
(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・2万5千分の1地形図  柿崎

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