御正体山(1681.6m)


★ひとこと   「三輪神社からいにしえの参拝路で御正体山ピストン」

菅野集落から御正体山を望む
   
★行った日   2014年11月16日(日)  曇一時晴   単独
 
★コース

道の駅どうし6:55(R413、県道24、菅野林道)=林道路駐7:29→ゲート7:38→沢登り口7:58→林道合流8:26→林道T字(林道登り口)8:30→8:50P1166 8:57→10:08鹿留分岐10:14→10:44(1681.6m)御正体山11:08→11:31鹿留分岐11:37→林道T字(林道登り口)→ゲート13:00→13:05林道路駐13:11(菅野林道、県道24、R413)=山中湖IC(東富士五湖道、R138)=御殿場IC15:15(新東名、東名、伊勢湾岸道、東名阪、新名神、名神)=高槻20:50

 富士山を取り巻く山塊のうち東北にあるのが道志(どうし)山塊で、その最高峰が御正体山(みしょうたいやま)だ。都留(つる)市の三輪神社から古くからある登山道で山頂を往復の計画だ。道の駅どうしから道坂トンネルを越えて都留市へ向い、途中の三輪神社から菅野(すげの)林道に入り、地道をしばらく進むとゲートで通行止め、そのちょっと手前に路駐だ。
 ゲートを過ぎると1車線のコンクリ舗装の急な林道となり、仏ヶ沢(ほとけがさわ)に沿って1キロばかり進み、道標に従ってこの沢の上流を渡って山道に入る。ヤブっぽいカラマツ林を登るとほどなく黄色く色づいた落葉樹林となり、再び先程の林道に合流だ。少し先でT字の三差路に突き当たり、正面の尾根に上がる小径に入る。尾根の上から展望が開け、北方に大菩薩嶺(だいぼさつれい)など秩父の山並みの一部、東には御正体山から尾根続きの道坂峠が望める。ここからミズナラやブナなどの広葉樹林の急坂が延々と続き、堆積した落葉に足をとられつつ、長いトラロープの助けを借りながら休み休みゆっくり登る。やっと登りきった稜線が鹿留(ししどめ)分岐点の富士山展望所だ。切り開かれた舞台装置の正面に雲のかかった霞んだ富士山が望めた。晴れていれば初めて姿を見せる富士山に感動する場所だ。稜線を左に少し行った所の峰宮(みねみや)跡を過ぎ、大岩の横をまわり込むとなだらかな樹林尾根だ。ミズナラやモミなどの針広混交林の美しい尾根道をしばらくたどると御正体山一等三角点広場だ。展望は全くないが木々に囲まれた落ち着いた平地だ。きょうは帰りの長距離ドライブが待っているので早々に下山だ。復路はT字三差路から林道で下ったが、菅野林道の通行止めが解除されれば便利になるルートだ。車で来た道を戻り、菅野集落辺りから御正体山を眺めつつ道坂トンネルを通って道の駅どうしへ立ち寄るべくR413を山中湖方面へ戻る。道の駅は行楽の車であふれかえり、国道まで車がはみ出しているのでパス、行楽客で大賑わいの山中湖畔から東富士五湖道に入る。御殿場で休日の大渋滞、道志村から2時間もかかってやっと御殿場ICに入り、名古屋手前でも渋滞にあいながら帰阪した。
 鹿留分岐までの急な稜線の広葉樹林帯、分岐から山頂までの針広混交林が美しい。見晴しがよければ富士山展望所からの眺めは感動ものだ。

(ゲートから急な菅野林道を進む)(林道右の沢筋から山道へ)     (カラマツ林を登る)

    (再び林道へ合流)     (T字路の正面尾根へ取り付く)  (見晴し稜線を振り返る)

                 (展望尾根から北方を望む)


(見事なミズナラの大木もある)      (ブナ林もある)        (急な樹林帯を登る)

    (稜線の鹿留分岐)    (鹿留分岐の富士山展望所から)        (峰神社跡)

 (コメツガなどの樹林帯を行く)   (御正体山一等三角点)     (林道歩きでゲートへ戻る)

★道で出会った花(花は見かけず)

★ルート断面図


★地  図
 
(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・山と高原地図       高尾・陣場
・2万5千分の1地形図  都留、御正体山

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