大山(おおやま)は丹沢(たんざわ)山塊の東端にあって駿河湾側から眺めると山塊で最も目立つ山だ。ケーブルもある表参道から登りたかったが、蛭ヶ岳(ひるがだけ)から下山してすぐに登るので、最も便利なヤビツ峠から最短距離の山頂ピストンだ。
サイクリングの人達をかき分けてヤビツ峠の大山登山口から丸太階段を上り始める。蛭ヶ岳から下ってきたばかりなので重い足を引きずりながらゆっくり登る。時折、樹間から丹沢の山並みが見えるが殆んどが樹林の道を黙々と進む。やっと表参道との合流点近くで西の視界が開け、きょう下ってきた丹沢の山並みが望めた。すぐ先で大勢の登山者が行き交う表参道と合流、人波に混じってしばらく登り、鳥居をくぐると阿夫利(あふり)神社だ。但し、人波で休憩の余地なしだ。大都会に近く、ケーブルもあるので晴れの土曜日とあって紅葉見物にすごい人出だ。あまりの混雑ぶりに恐れをなして山頂の確認もそこそこに往路通りに下山だ。あすの御正体山(みしょうたいやま)に備えて道志(どうし)村へ向うがコンビニで食料調達のため、ヤビツ峠から秦野市へ下り、渋滞にあいながら伊勢原市から宮ヶ瀬ダム経由道志(どうし)村へ、道志の湯で疲れを癒して道の駅どうしで車中泊だ。
信仰の山、大山は表参道から登ると種々の施設があるそうだが、ヤビツ峠からは人工物は殆んどなく、所々で紅葉した樹林帯を登るだけだ。山頂からは富士山はじめ塔ノ岳(とうのだけ)などの展望があるはずだがきょうは人ごみにまぎれて確認できなかった。大山は富士山と同じく登るよりも眺める山だ。
(ヤビツ峠BSの横が大山登山口)(休憩ベンチから本格的上り)(片側杉林の丸太階段を上る)
(気持ちの良い広葉樹林を登る)
(急坂を休み休み登る) (標高千米を超えると笹原道)
(表参道合流点付近から下ってきた丹沢山を望む)
(表参道合流点)
(ぐっと増えた登山者と共に登る) (山頂の阿夫利神社)
(よく目立つパラボラアンテナ)
(山頂奥の院) (長蛇の列のヤビツ峠BS)
★道で出会った花
★ルート断面図
★地 図
(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)
(参考地図)
・山と高原地図 丹沢
・2万5千分の1地形図 大山
Homeへ