鉢盛山(2446.4m)

 

★ひとこと   「朝日村新登山口から村界尾根を経て鉢盛山」

鉢盛山三角点


★行った日   2015年10月17日(土) 曇 山頂ガス  単独

★コース
(道の駅)しなの(12℃)4:13=信濃町IC(上信越道、長野道)=塩尻北IC(県道292)=朝日村役場(鍵受取)5:52(県道292、鉢盛山林道)=6:51新登山口P7:04→8:25村界尾根8:34→旧道分岐8:47→権現ノ庭9:29→避難小屋9:33→9:39(2446.4m)鉢盛山9:58→権現ノ庭10:04→旧道分岐10:25→村界尾根10:35→11:18新登山口P11:30(鉢盛山林道、県道292)=朝日村役(鍵返却)(県道298)=(道の駅)今井恵みの里(昼食)(県道25、R19)=塩尻IC(長野道、中央道)=松川IC(県道15)=清流苑(県道15)=松川IC(中央道、名神)=高槻19:00

 松本盆地の南西部にあって中仙道と野麦街道に挟まれた山域のあまりなじみのない山だ。朝日村の林道から山頂を往復する最短コースだ。塩尻北ICから朝日村に向かい、朝日村役場で電話で申し込み済みの林道ゲート鍵を受け取り、ゲートを解錠して鉢盛山林道を進む。ゲートから約10キロの悪路林道を約40分で登山口駐車場だ。その先は木曽方面へ通じているが崩落のためここで通行止めだ。林道走行中には朝日がまぶしい場面もあったが、駐車場につく頃には鬱陶しい曇り空だ。なお、今年の林道解放期間はあすの18日までだ。
 08年版エリアマップは岳沢入尾根登山口だが、現在は新登山道となり、駐車場から紅葉を眺めながら林道をちょっと戻ると丸太階段の新登山口だ。急な階段から黄葉したカラマツ林をジグザグに登り、時々稜線から霞む松本平を眺めながら笹原の急坂を登る。出発して約1時間半で村界尾根に上がり、なだらかなシラビソ尾根を進むと旧登山道合流点の小広場だ。針葉樹林の尾根をしばらく登りつめると小さな湿地の天狗の庭だ。ここから避難小屋の横を通って斜面を登ると鉢盛山頂上はすぐだ。山頂には一等三角点と三基の祠が並び方位盤もある。山頂の周囲の木々が成長して梢越しにしか山々が望めないようだ。しかも遠方はガスに閉ざされ視界ゼロだ。山頂には反射板もあるらしいが、何も見えないのでそれに気付かず下山開始だ。往路では見えていた対面の烏帽子岳も雲に隠れ、枯葉色に染まった駐車場に帰り着いた。朝日村役場に鍵を返却、野菜や果物で大繁盛の(道の駅)今井恵みの里で昼食、松川の清流苑で疲れを癒して一路帰阪。
 鉢盛山林道から登るには役場で林道の鍵を借りる必要があり、思いつきで簡単に訪れることのできない山だ。林道の紅葉も綺麗だが村界尾根のシラビソ林もしっとりとした趣がある。解説書によるとピーク北の反射板から北アの大展望が望めるそうだ。

  (鉢盛山林道ゲートを解錠)  (登山口駐車場が林道終点)     (鉢盛山登山道図)

    (新登山道登り口)        (カラマツ林を登る)     (雲に隠れつつある烏帽子岳)

  (急坂をジグザグに登る)    (村界尾根から稜線を行く)  (なだらかな笹原尾根を行く)

     (旧登山道分岐)         (シラビソ林を行く)        (急坂を登る)

   (権現ノ庭の小湿地帯)       (鉢盛山避難小屋)      (鉢盛山三角点と祠)

 (村界尾根を別れて急坂を下る)(雲のかかった松本平を望む)     (登山口帰着)

★道で出会った花(なし)

★ルート断面図

★地  図

 (備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・山と高原地図       乗鞍高原
・2万5千分の1地形図  古見(こみ)

Homeへ