★ひとこと 「金時神社から富士山大展望の金時山を経て乙女峠へ」
金時山から望む富士山
★行った日 2016年5月13日(金) 晴 単独
★コース
高槻3:00(名神、新名神、東名阪、伊勢湾岸道、東名)=御殿場IC(R138)=8:35金時神社前駐車場8:49→金時宿り石9:08→10:07(1212.5m)金時山10:29→長尾山11:08→乙女峠11:28→車道出合11:56→12:06金時神社前駐車場13:10(R138、芦ノ湖スカイライン、県道75、県道735(旧東海道))=湯本15:00
金時(きんとき)山は箱根外輪山の最高峰でダイヤモンド富士撮影場所としても有名だ。金時神社から山頂を経て乙女峠へ周回の計画だ。高速の深夜割引に間に合うように早朝出発、伊勢湾岸道から最近開通した新東名に入ろうとしたが朝日がまぶしく豊田JCTで間違って東名に入り、路面は良くないが車の少ない懐かしい高速を東進、御殿場ICから乙女トンネルを通って金時神社だ。平日にもかかわらず登山口無料駐車場は満車、仕方なく隣の有料P(500円)に駐車だ。
金太郎のモデルになった坂田公時(さかたのきんとき)が祭神として祀られている金時神社の境内を抜け、杉林をなだらかに進み、林道を横断して笹原林床の樹林帯を登る。金時宿り石と称する大石の左を巻いて丸太階段を上り、沢筋のガレ場を過ぎて針葉樹林の急坂をジグザグに登るとなだらかなトラバース道となり、南の視界が開ける。千石原(せんごくはら)が眼下に広がり、白煙を上げる大涌谷(おおわくだに)を抱える神山(かみやま)の山塊や芦ノ湖の一端が望める。やがて明神ヶ岳から続く稜線に合流、ミツバツツジやシロヤシオの咲く岩稜まじりの美しい稜線を登ると茶店やトイレもある大賑わいの金時山頂上だ。山頂の岩頭からの眺めが素晴らしく、神山の山塊を中央に三国山などの外輪山がこれを取り巻き、遠景に愛鷹(あしたか)山群の右に富士山がそびえ、その右に南アが頭を覗かせている。
(金時神社前駐車場は満車) (金時神社)
(杉林を登る)
(通行禁止の林道を横断) (金時宿り石)
(木の根の急坂を登る)
(稜線出合) (稜線のミツバツツジが満開)
(見晴しのよい稜線を登る)
(ブナ尾根を登る)
(金時山頂上) (山頂から望む富士山)
(金時山からの大展望)
稜線の見晴しポイントで左下の芦ノ湖や千石原を眺めながら、山頂からなだらかに下る。満開のシロヤシオやブナ林の多い美しい稜線だ。稜線の一通過点の長尾山を過ぎて急坂をしばらく下るとベンチもある乙女峠の休憩所だ。すぐ下の道標が林立する乙女峠は半壊した小屋のある薄暗い峠だ。ここから乙女峠越えの古道だがガレ場もある急な道が続き、車道の横を通って針葉樹林帯を下ると車道出合だ。車道をしばらく進むと金時神社だ。まだ早いので芦ノ湖スカイラインで三国山を訪れて芦ノ湖や駒ヶ岳の風景を楽しんでから、三日目に予定している神山登山口の事前調査だ。駒ヶ岳ロープウエー近くの神山登山口を訪れたが登山禁止だ。写真の大涌谷の赤斜線のみが立入り禁止と思っていたが安全のため付近の全登山道が通行禁止だ。仕方なく別の山を検討することにして、一部箱根駅伝のコースを通って箱根湯本へ向った。
金時山は富士山の大展望が売りだ。道標完備のなだらかな登山道があり、ミツバツツジやシロヤシオの咲く稜線歩きが素敵だ。
(山頂からブナ尾根を下る) (稜線道から芦ノ湖を望む)
(稜線から駒ヶ岳山塊を望む)
(なだらかな稜線を行く) (稜線のシロヤシオが満開)
(一通過点の長尾山)
(乙女峠手前の休憩ベンチ)
(標識満載の乙女峠)
(歩き難い急坂を下る)
(杉林を下る)
(車道出合) (金時神社前へ戻る)
(三国山から神山を望む)
(閉鎖された神山登山口)
(付近の登山道はすべて閉鎖)
★道で出会った花
ヤマツツジ(金時山稜線) ミツバツチグリ(金時山稜線) ミツバツツジ(金時山稜線)
シロヤシオ(金時山稜線) ギンリョウソウ(金時山稜線) バイカウツギ(金時山稜線)
タチツボスミレ(金時山稜線) ミヤマキンポウゲ(金時山稜線) ツクバネソウ(金時山稜線)
★ルート断面図
★地 図
(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)
(参考地図)
・山と高原地図 箱根・金時山・駒ヶ岳
・2万5千分の1地形図 御殿場、関本
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