釈迦ヶ岳(1794.9m)(高原山の最高峰)

 

★ひとこと   「大間々台から八海山神社を経て釈迦ヶ岳ピストン」

レンゲツツジ咲く大間々台


★行った日   2016年6月3日(金) 快晴  単独

★コース
県民の森(山の駅たかはら)5:13(6℃)(地方道)=大間々台5:34(林間コース)→八海山神社6:26→矢板市最高点6:39→大入道分岐6:52→鶏頂山分岐8:14→8:18(1794.9m)釈迦ヶ岳8:30→大入道分岐9:38→10:00八海山神社10:08(見晴コース)→10:50大間々台11:00(地方道、県道56、R400、R461、県道321、県道28)=八溝山山頂P13:00

 高原(たかはら)山は那須火山群の南隣に位置し、その最高峰が釈迦ヶ岳だ。大間々台(おおままだい)から八海山神社を経て釈迦ヶ岳ピストンの計画だ。学校平の山の駅たかはらから小間々(こまま)Pを過ぎて見事なレンゲツツジの間を通って大間々台Pに駐車だ。
 大間々台には那須岳を背景に見事なレンゲツツジの花園が広がり、早朝からカメラマンが散見される。林間コースに入り、レンゲツツジが散在するシラビソの森を通り、枯れ沢を渡ってブナ林もある広葉樹の森を登りつめると展望の良いガレ場のピークに祠のある八海山神社だ。小休止後、山稜の彼方の丸い釈迦ヶ岳めざして樹林帯に入り、笹原林床の明るい樹林を登り、矢板市最高峰ピークを過ぎて、気持ちの良い樹林帯をしばらく下ると大入道分岐のT字路だ。すぐ先の剣ヶ峰を省略、左へ尾根道を進み、アップダウンを繰り返しながら広葉樹の稜線をたどる。標高1600メートルを超えると、いままで白絨毯専門だったシロヤシオに沢山の花が残りだし、すぐに白い花のトンネルだ。ロープ場もあるダケカンバを散見する急坂を登り、鶏頂山(けいちょうさん)からきた道を合わせてひと登りすると展望抜群の釈迦ヶ岳一等三角点広場だ。山頂では笹原に台座が埋まった釈迦如来坐像が瞑想中だ。

    (山の家たかはら入口)        (大間々台)         (林間コースを進む)

                (大間々台から那須方面を望む)

    (針葉樹林帯を行く)      (八海山神社展望地)        (剣ヶ峰へ稜線を行く)

    (シラビソの林を行く)        (大入道分岐)        (樹間から釈迦ヶ岳を望む)

  (ダケカンバの稜線を行く)  (1600超からシロヤシオ満開)      (ロープ場を登る)

  (鶏頂山からの道と合流)     (釈迦ヶ岳一等三角点)      (山頂の社如来像)

 山頂からは日光、那須、会津はじめ筑波山や広大な関東平野が望めた。早々に山頂を辞し、八海山神社まで往路を戻り、見晴コースを下り始めた。明るい岩尾根を下り、次いで、右側が切れ落ちた笹原に小さな松と岩石が点在する庭園のような稜線歩きだ。丸い釈迦岳を振り返りながら樹林帯に入り、しばらく下ると見晴コース登山口だ。レンゲツツジの点在する林道をちょっと進むと大間々台の駐車場だ。レンゲツツジの満開の快晴とあって車は満車状態、次々登ってくるので早々に八溝山(やみぞさん)へ出発だ。那須塩原、大田原を通り、1車線の細い県道を登りつめると約2時間で八溝山山頂駐車場だ。
 小間々から大間々台にかけてのレンゲツツジの花園、トウゴクミツバツツジは終わったが稜線の満開のシロヤシオと山頂からの関東平野の展望が素晴らしい。いまの時期はレンゲツツジがシーズンを迎え、マイカーラッシュに注意が必要だ。

                  (釈迦ヶ岳から南方を望む)

                  (釈迦ヶ岳から北方を望む)

   (八海山神社まで戻る)      (明るい岩尾根を下る)       (展望稜線を行く)

   (釈迦ヶ岳を振り返る)        (樹林帯に入る)        (見晴コース登山口)

   (林道を大間々台へ戻る)    (満車の大間々台駐車場)  (駐車場の満開のレンゲツツジ)

★道で出会った花

  レンゲツツジ(大間々台)    レンゲツツジ(大間々台)      ムシカリ(釈迦ヶ岳)

   シロヤシオ(釈迦ヶ岳)    サラサドウダン(見晴コース)  ミツバツチグリ(見晴コース)

★ルート断面図

★地  図

 (備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・山と高原地図       那須・塩原
・2万5千分の1地形図  高原山

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