★ひとこと 「出石町奥小野の林道から自然林尾根で展望の山頂へ」
法沢山頂上
★行った日 2016年12月3日(土) 快晴 単独
★コース
林道二又(林道)=林道拡幅部12:46→峠登山口13:17→林道出合府県境出合13:33→14:15(643.5m)法沢山14:38→林道出合14:56→峠登山口15:06→15:29林道拡幅部15:36(林道、県道706、R426、R482、R312)=八鹿氷ノ山IC(北近畿豊岡道、舞鶴若狭道)=丹南篠山IC(県道306、R372、府道407、府道46)=高槻18:41
法沢山(ほうたくさん)は高竜寺ヶ岳の西隣にあり、北に久美浜湾を望む兵庫京都府県境の山だ。出石町奥小野の林道から山頂をピストンの計画だ。出石から続く県道706を奥小野へ進み、舗装の途切れる二又を間違って直進、狭い草深い道をバック中に側溝に脱輪、どうしても脱出不可能、悪あがきせずにJAFの救援を得て回復だ。その間、意気消沈ながら二又の山中で1人暮らしの60代の男性と歓談。人懐こい柴犬20匹と猫30匹を自力で建てた住居と数棟の小屋で飼育、山には立派な動物用祈祷所も建て、誰にも迷惑をかけずにペットとともに人生を楽しんでいる姿に感銘を受けた。幸い車は無傷、二又を右折して進むと倒木でストップ、その少し手前の拡幅部に駐車だ。
林道を進み、沢筋を離れるところで広い林道二又があり、道標通りに左の山裾へ進む。車が通れる時でも、峠登山口まで無理すれば走行可能だが腕に自信がなければここから歩くほうがベターだ。山肌をへつる急な荒れた林道をうねうねしばらく登ると峠登山口だ。表示に従って丸太階段で尾根に上がり、樹林帯の稜線をなだらかに進み、松並木の尾根道を登って少し下ると林道出合だ。正面の尾根に取り付き、そのまま稜線をなだらかに進むと急坂が現れるのを数回繰り返し、最後にトラロープを頼りに急坂を登りきると法沢山頂上だ。山頂から北の眼下に久美浜湾や日本海が美しい。東には梢越しに高竜寺ヶ岳が望めたが、山頂周辺の草木が成長して北方の展望はあまり良くない。初冬の日暮れは早く、夕暮れの日ざしを浴びて下山だ。冬枯れた落葉樹の尾根を往路通りに下り、長い林道歩きで日ざし一杯の駐車場所へ帰りついた。
午前中の高竜寺ヶ岳に比べて奥深い静かな山だ。リョウブやアカマツの自然林尾根から山頂近くのブナ林尾根まで木々の変化が興味深い。開拓者魂旺盛な人に感心するとともに、高くついたアクシデントを今後の安全運転の警鐘としたい。
(林道二又の先の倒木でストップ) (道標通りに林道を進む)
(通ってきた林道を振り返る)
(峠の登山口)
(松並木の稜線を登る)
(林道出合から尾根を登る)
(美しい尾根道を登る)
(ブナ尾根を登る)
(ロープ場の急坂を頑張る)
(山頂からの大展望)
(法沢山頂上)
(山頂から久美浜方面) (山頂から高竜寺ヶ岳)
(山頂から急坂を下る) (林道で振り返る) (林道を駐車地へ戻る)
★道で出会った花(花はなし)
★ルート断面図
★地 図
(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)
(参考地図)
・2万5千分の1地形図 出石
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