★ひとこと 「目にご利益のある青倉神社から自然林の山頂へ」
青倉山頂上
★行った日 2017年4月4日(火) 晴 単独
★コース
12:59青倉神社P13:05→黒川分岐13:38→14:03(810.5m)青倉山14:27→黒川分岐14:45→林道出合14:59→15:17(林道、県道526、R312)=和田山IC(北近畿豊岡道、舞鶴若狭道)=丹波篠山口IC(R372、府道407、府道46)=高槻17:57
青倉山(あおくらさん)は丹波・但馬・播磨の三国を分ける三国岳に近い南但馬に位置し、中腹に目の霊験新たかな青倉神社を擁する山だ。青倉神社から青倉山へ登り、林道を経て周回の計画だ。R312の伊由市場(いゆういちば)から東へ向い、川上の青倉神社の大看板から急な林道へ入り、しばらく進むと青倉神社の駐車場だ。
急な山腹にへばりつくように建つ青倉神社の参道を上る。途中で登山道を右に分け、石段を上ると巨岩をご神体とする本殿だ。手を合わせてから先程の登山道に入り、なだらかなトラバース道を進む。普通の建物風のお堂を過ぎてしばらく進むと沢筋だ。すぐ先の一本杉の大木の所から道標に従って沢筋左岸の山腹を戻る方向へ進む。沢の踏み跡が殆んど消えているので前方の道標やリボンを目印に進む。しばらく山腹を進むと稜線出合の黒川分岐だ。ここから北へ丸太階段で稜線を登ると前方に反射板の建つ山頂が望める。しばらくなだらかな自然林の稜線を登ると反射板の先が青倉山三角点だ。山頂から西方の梢越しに段ヶ峰(だるがみね)や須留ヶ峰が望めた。山頂北斜面の落葉樹林に点在する残雪から吹き上がる涼風を浴びつつ定番の昼食後、下山開始だ。アンテナ施設を乗っけた粟鹿山を樹林の上に眺めつつ山頂から下って黒川分岐を直進、地形図の道をたどり、途中から左下の林道へ無事着地だ。着地点のすぐ下方に黒川分岐の道が林道に合流しているので、その道を下るのが正解だ。林道は垂直の擁壁が続くため安易に山稜を下るのは不可だ。霞んで遠方は見えなかったが段ヶ峰など播磨の山々を眺めながら眺望百里の石碑の建つ林道を青倉神社へ向けて下り、山頂に反射板の建つ青倉山が見えると駐車場はすぐだ。来週まで傘マークの続く予報、今週最後の晴れに誘われて出かけたが、このところ膝の調子が回復せず、数日たってもしっくりこない山歩きだった。
林道のお陰で簡単に登れるが意外に奥深い山だ。山腹に千年の歴史を有する青倉神社を擁し、社周辺の紅葉が美しそうだ。葉を落とした今の時期、山頂は明るく、眼下に望む円山川沿いの田園風景が素晴らしい。
(青倉神社参道入口)
(巨岩がご神体の本殿) (本殿下の登山道入口)
(奥の院を経て中腹の道を進む) (沢筋を横切って左岸へ) (大杉から稜線へ上る)
(なだらかな落葉樹の道を行く) (稜線の黒川分岐を左へ) (急坂の尾根を上る)
(対面に山頂の反射板が見える)(なだらかな山頂への尾根を行く)
(青倉山頂上)
(青倉山から西方の展望)
(山頂から東の粟鹿山を望む)
(黒川分岐を直進) (排水路急坂から林道へ)
(黒川へ下る道の出合を振り返る) (眺望のよい林道を下る) (青倉神社駐車場へ戻る)
★道で出会った花(花はなし)
★ルート断面図
★地 図
(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)
(参考地図)
・2万5千分の1地形図 但馬竹田、但馬新井、矢名瀬、大名草(おなざ)
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