★ひとこと 「但馬御火浦海岸の西端浜坂にある展望の山」
観音山から矢城ヶ鼻を望む
★行った日 2017年4月23日(日) 晴 単独
★コース
13:27白馬公園駐車場13:33→荒磯の登り口13:41→14:18観音堂(山頂散策)14:30→14:33(245.0m)観音山14:46→相応峰寺15:12→15:21白馬公園駐車場15:30(県道47、R9、R482)=日高神鍋高原IC(北近畿豊岡道、舞鶴若狭道)=丹波篠山口IC(R372、府道407、府道46)=高槻18:47
観音山は但馬御火浦(みほのうら)海岸の西端に位置し、岸田川を介して浜坂の街と対峙する山だ。白馬公園駐車場を起点に時計回りに山頂を経て相応峰寺(そうおうぶじ)へ周回の計画だ。三成山(みなるやま)の後山集落から浜坂へ北上、岸田川を渡って白馬公園駐車場に止める。
駐車場の西の端から磯へ下り、風が強ければ波がかぶりそうな岩磯伝いに進み、行き止まりの岩頭から急坂を九十九折に登る。四国霊場を模した石仏が点在するツバキなどの照葉樹林の道を登ると尾根端の小広場だ。足下にブルーの海が広がり、対岸に矢城ヶ鼻(やしろがはな)が突き出している。ヤマザクラの咲き残る小広場を後にして、日本海を左に垣間見ながら小木の茂る尾根道をなだらかに登ると観音堂だ。三角点へ向う道が分からず鐘つき堂辺りまでうろうろしてから観音堂の隣の建物横から山頂の展望広場へ上がる。
(岸田川堤防から観音山を望む)(白馬公園駐車場から磯へ下る)
(磯を飛び石伝いに進む)
(半島先端から急坂を登る) (ツバキなどの照葉樹林を登る) (尾根端広場から矢城ヶ鼻)
(明るい稜線をなだらかに登る) (山頂下の観音堂)
(展望所)
(展望所から南方の但馬の山々を望む)
陽光がさんさんとふりそそぐ広場の正面に真っ青な日本海が広がり、東に断崖の続く但馬御火浦海岸、西に浜坂漁港と矢城ヶ鼻が望める展望ポイントだ。観音堂から参道を下ると途中の展望所から南方の視界が開け、先に登った三成山初め氷ノ山や扇ノ山などがまだら模様の山頂をのぞかせている。古い山門を通り、四国霊場の石仏が列をなして安置された参道を下ると、かつて観音山全山に僧坊があって隆盛を誇った相応峰寺だ。手を合わせただけで門前を素通り、白馬公園の花の遊歩道を経て駐車場へ帰り着いた。
山頂広場の標高は低いがそれだけ海面に近く、間近に雄大な海岸の景観を楽しむことができる。山麓には古刹や花の公園があり、近くには温泉や加藤文太郎記念図書館もあるので是非ゆっくりしたいものだ。
(観音山頂上広場)
(観音山から西方の汗顔を望む)(観音山から御火浦海岸を望む)
(四国霊場を模した参道を下る)
(相応峰寺)
(花の多い遊歩道を戻る)
(花の多い遊歩道を戻る) (白馬公園) (白馬公園駐車場へ戻る)
★道で出会った花
ヒキノカサ(駐車場) ノアザミ(尾根端) イカリソウ(尾根端)
シハイスミレ?(尾根端) ムベ(稜線)
コバノミツバツツジ(稜線)
ヤブツバキ(稜線) ガマズミ(山頂) ナガバスミレサイシン?(山頂)
ニガナ(山頂) ハルリンドウ(参道)
ジロボウエンゴサク(遊歩道)
フジ(遊歩道) キンポウゲ(遊歩道) オオバライチゴ(遊歩道)
シャガ(遊歩道) ヒメオドリコソウ(遊歩道) ハマダイコン(遊歩道)
★ルート断面図
★地 図
(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)
(参考地図)
・2万5千分の1地形図 浜坂
Homeへ