★ひとこと 「黒尊林道の鹿のコルから鬼ヶ城山を経て八面山へ」
大久保山から宇和海を望む
★行った日 2017年5月16日(火) 曇 単独
★コース
松野町7:55(R381、R320、黒尊スーパー林道)=8:50鹿のコル9:00→9:28(1151m)鬼ヶ城山9:40→猪のコル9:56→10:15(1155.5m)大久保山10:27→八面山10:35→10:41展望ピーク10:55→八面山11:00→猪のコル11:17→林道出合11:23→11:57鹿のコル12:05(黒尊スーパー林道、R320)=宇和島朝日IC(宇和島道、松山道)=大洲北只IC(R197、R56):事故迂回=内子五十崎(うちこいかざき)IC(松山道、高松道、瀬戸中央道、山陽道、中国道)=高槻20:05
宇和島の東にあって三本杭(さんぼんぐい)などと共に南予アルプスとも呼ばれる山域の一角をなし、四万十川支流の滑床(なめとこ)渓谷源流の山だ。黒尊(くろそん)スーパー林道の鹿のコルから鬼ヶ城山経由八面山(やつらやま)往復の計画だ。R320を西へ向い、鬼北町界を過ぎてトンネル手前から黒尊スーパー林道に入る。宇和島から同国道を東進する場合は須賀川ダムを過ぎてトンネルを過ぎると黒尊の道標があり、ここを右折して林道に入る。1車線の細い舗装林道をくねくねと40分ほど走ると鹿のコル、10数台駐車可能なトイレもある道路わき広場だ。樹林の切れ目から宇和島のリアス式海岸が望める。黒尊スーパー林道は南予アルプス沿いを通り、鹿のコル、猪のコルや若葉橋など、鬼ヶ城山、八面山、三本杭山、黒尊川など、この山域の西側からのアクセス道路だ。なお、梅ヶ成峠から高月山(たかつきやま)、権現山への登り口もある。
登山口から植林帯を進み、滑床渓谷へ下る分岐もある巻道を左に分け、満開のシャクナゲに覆われた稜線をしばらく登ると林間の小広場、小さなケルンのある鬼ヶ城山頂上だ。何も見えないのですぐに山頂を後にして稜線を下ると猪のコルだ。左は鹿のコルへ向う巻道、右は林道へ下るので直進の八面山だ。すぐに巻道のトラバース路を右に分け、展望稜線を登ると大久保山だ。大久保山から三本杭を盟主とする南予アルプスやリアス式海岸の宇和海が望める。次の鞍部で巻道を合わせ、アセビの稜線を南下すると八面山だ。周りの小木のため展望のあまりよくない山頂から東へ下ると昨日の熊のコルだが、きょうは南へ稜線を少したどると眺望抜群の展望ピークだ。展望を楽しみ、猪のコルから林道へ下り、約2キロの林道歩きで鹿のコルだ。帰りも往路通りだが、大洲付近の宇和島道で事故渋滞、内子辺りをウロウロし、後は順調に帰阪した。
鬼ヶ城山、大久保山から八面山は宇和島の東背面に連なる山稜だ。山頂付近は広葉樹に覆われ、今の時期はシャクナゲ満開だ。稜線から九州は見えなかったが、美しいリアス式海岸の宇和海が望めた。
(宇和島へ向うR320を左折)(黒尊林道40分ドライブで鹿のコル)(鬼ヶ城山へ樹林帯を登る)
(シャクナゲの尾根を登る) (滑床渓谷へ下る道を左に分ける)(満開のシャクナゲ林を登る)
(鬼ヶ城山の山頂ケルン) (猪のコルで巻道と林道道合流)
(展望のよい大久保山)
(大久保山から三本杭を中心に南予アルプスやリアス式海岸の宇和海を望む)
(八面山手前のコル付近を行く)
(アセビ林を行く) (あまり展望のよくない八面山)
(展望地から三本杭を望む)
(猪のコルから林道へ下る)
(黒尊林道へ降り立つ)
★道で出会った花
ヤブツバキ(鬼ヶ城山) シャクナゲ(鬼ヶ城山) ミツバツチグリ?(大久保山)
コバノミツバツツジ?(八面山) ハイノキ(八面山)
ジシバリ(林道)
オオバライチゴ?(林道) ヒメレンゲ(林道) キランソウ(林道)
★ルート断面図
★地 図
(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)
(参考地図)
・2万5千分の1地形図 宇和島
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