★ひとこと 「岳の湯からミヤマキリシマ咲く久住連山展望の山頂へ」
岳の湯から涌蓋山を望む
★行った日 2017年5月27日(土) 晴 単独
★コース
高槻4:19(中国道、山陽道、東九州道、大分道)=九重IC
11:57(R210、R387、地方道)=12:35岳の湯登山口12:48→林道登山口13:33→14:45(1499.5m)涌蓋山15:06→林道登山口15:43→16:10岳の湯登山口16:24(地方道、R387)=(道の駅)童話の里くす17:00⇔大分玖珠温泉湯の森くす
熊本県に隣接して大分県にある久住山群の西北に位置し、久住連山主要部の展望台ともいえる涌蓋山(わいたさん)だ。岳の湯側の登山口からミヤマキリシマ最盛期の山頂往復の計画だ。数日晴天が続くとのご宣託、東九州自動車道が宮崎までつながったため早朝に大阪を出発すると昼には九重IC、阿蘇へ向うR387から地方道に入り、正面に涌蓋山を眺めながら湯煙をあげる岳の湯を過ぎると登山口に到着だ。晴れの土曜日とあって満車の登山口駐車場に何とか滑り込み、支度してすぐ出発だ。ここから林道登山口まで地道林道で無理すれば車で通行可だが、殆んどの登山者はここから出発だ。
登山口から牧場用?林道に入り、傍らのトイレや車止めゲートを通過、すぐ先の小さな道標通りに山道に入る。牧草地のような草原の幾筋もある踏み跡を適当にたどって登る。やがて樹林帯に入って少し進むと林道出合だ。林道をちょっと進むとマイカーが1台止まっている林道登山口だ。急な針葉樹林の笹原尾根道を登り、標高1200付近から笹の茂る灌木帯となり、八分咲きのミヤマキリシマが現れる。展望のよい笹原の急な稜線を登り続けると石造りの祠があり、その先が山頂だ。
(涌蓋山を正面に岳の湯を過ぎる)(岳の湯側涌蓋山登山口)
(林道から山道へ)
(牧草地のような草原を登る)
(岳の湯方面を振り返る)
(草原から樹林帯へ)
(林道を少し南へ進む)
(林道登山口から尾根筋へ) (笹原の樹林帯尾根を登る)
(標高1200灌木帯にミヤマキリシマ)(八分咲きのミヤマキリシマ) (満開の木もある)
(涌蓋山から西方を望む)
広々とした草原の山頂から東北に由布岳、南に阿蘇山が遠くに望めるが、何といっても東南に鎮座する久住山群が雄大だ。活火山の地肌を中心に左に大船山(たいせんざん)や三俣山、右に久住山や中岳が並んでいる姿が壮観だ。雄大な山の景色をおかずに定番昼食後、山頂標識と少し離れている三角点に挨拶して下山開始だ。派手なミヤマキリシマや清楚なハルリンドウを眺めつつ稜線を下り、林道から広々とした草原を下ると登山口だ。あすの大船山に備えて玖珠(くす)へ向い、大分温泉湯の森くすで疲れを流し、市街で夕食やあすの食料調達後(道の駅)童話の里くすで車中泊だ。
久住山群に属している涌蓋山は独立峰的存在で久住山群主要部の展望台だ。ミヤマキリシマが散在する広々とした草原の山頂は爽快だ。湯煙を上げる岳の湯など麓にある温泉で疲れを癒すのも最高だ。
(笹原に埋もれた祠)
(山頂から東方の眺め)
(涌蓋山三角点)
(ミヤマキリシマの笹原尾根を下る)(1台路駐している林道登山口へ)
(草原尾根を下る)
★地 図
(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)
(参考地図)
・山と高原地図 阿蘇・九重・由布岳
・2万5千分の1地形図 湯坪
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