★ひとこと 「井関三神社から園地経由山頂を経てMTBコースの大成池へ周回」
菖蒲谷森林公園のMTBダウンヒルコース
★行った日 2017年12月17日(日) 晴 単独
★コース
高槻5:58(中国道、山陽道)=龍野IC(県道5、地方道)=7:40井関三神社P
7:53→林道終点8:22→山道出合9:00→カリオン9:17→9:42(520.1m)大倉山9:50→展望台9:58→大成池出合10:17→新池堰堤10:34→キャンプ場分岐10:49→林道始点11:01→キャンプ場11:30→11:47井関三神社P
11:51(地方道、県道5、県道44)=羅漢の里P
12:06
今年は冬将軍の襲来が早く、多くの山々が雪に覆われてしまったので、積雪の恐れのない播磨南部の低山、大倉山だ。この山は揖保川沿い開けた童謡「赤とんぼ」で知られるたつの市の山だ。井関三神社を起点に大倉山西面に広がる菖蒲谷森林公園から山頂を経て大成池や新池経由、時計回りに周回の計画だ。龍野ICから県道5を西進し、中垣内(なかがいち)川に沿ってちょっと北上すると井関三神社はすぐだ。参拝者駐車場は案内書では境内にあったが、いまは神社手前の車道沿いだ。
拝殿に手を合わせ、左の中垣内集落の道を進む。谷筋に開けた段々畑の傍らを行く林道を進み、ネット扉を通過してしばらく進むとやがて田畑も途切れ、神社から30分も歩くと林道終点だ。右手の林間に段々畑のような石積みがあり、傍らのけもの道を上り、涸れた沢筋に沿って歩き易い所を登る。沢が薮に覆われ歩き難くなってきたので左の杉林の斜面に取り付き、ウラジロの急坂を少し上ると山道に飛び出す。地形図のP312から登ってきた点線の道のようだ。ウラジロの目立つ広い道をしばらく進むと西の峠池の見える公園だ。東屋を過ぎ、ツツジ並木の丸太階段を上るとカリオンがあり、素人でも奏でられるように当地出身の三木露風の「赤とんぼ」の楽譜も掲示されている。根っからの音痴のため数回打ち鳴らしただけで通過、菖蒲の名札の並んだ湿地帯もある園地をなだらかに登りつめると林間のピークだ。大倉山三角点は200メートルほど東の大石ごろごろの林間のピークだ。小さな祠が祀られた標識もない寂しい山頂だ。
(井関三神社を出発) (中垣内集落を西北へ) (林道のネット扉を通過)
(林道終点から石積みの林間へ) (沢に沿って上流へ) (沢をさかのぼる)
(杉林の急坂を登る) (登山道に合流) (西の峠池の園地)
(楽譜付きカリオン) (菖蒲の名札の前を登る) (山頂手前のピークを東へ)
山頂から西へ下ると展望台があるが周りの木々が生長して眺望はあまりよくなく、樹間から南の家島諸島が見えるだけだ。ここから急坂を下り始めるとテープでX印の通行止、MTB大会だ。たつの市の菖蒲谷森林公園MTBダウンヒルコースはかなり有名、今回も全国から出場選手が集まってきているそうだ。豪快に下ってくる勇姿を眺めながらコースに並行した歩道を下ったが、MTBを押したりこいだりして上ってくる出場者たちは礼儀正しく、まぶしい若者たちだ。大成池畔の大会テント村を過ぎて濃紺の湖面を振り返りつつ堤防から谷筋を下る。すぐ先の新池の堰堤から森林再生中の雑木林に入り、東へ爽やかな道を下ると鞍部でキャンプ場分岐だ。ここから沢筋下りだ。少し先で新池からの谷筋と合流、この辺りから道幅が広くなり、林道?が延々と続く。下流で中垣内川となる滑床の流れもある沢筋に沿って下るとキャンプ場を経て井関三神社だ。午後の三濃山(みのうさん)に備えて、県道5を西進して二木から北上すると羅漢の里Pだ。
大倉山のあるたつの市に関しては赤とんぼとそうめんしか知らなかったが自然豊かなところだ。特に大倉山の菖蒲谷森林公園は花の季節がよいと思われるが、MTBダウンヒルコースもなかなかのものだ。
(表示もない大倉山三角点) (あまり眺望のよくない展望台) (展望台から家島諸島を遠望)
(MTBコース横を下る) (MTBダウンヒルコース) (大成池MTBゲート)
(大成池を振り返る)
(新池の堰堤を行く) (森林再生中の道を下る)
(爽やかな道を下る) (キャンプ場分岐を右へ) (谷筋に沿って下る)
(沢沿いに下る)
(滑床の沢が続く)
(キャンプ場へ到着)
★道で出会った花(花はなし)
★ルート断面図
★地 図
(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)
(参考地図)
・2万5千分の1地形図 龍野
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