金剛山(1111.9m)

 

★ひとこと   「ちはや園地に咲く福寿草に会いに早春の大阪最高点へ」

フクジュソウの日光浴


★行った日   2018年3月11日(日) 晴一時曇    娘と2人

★コース
高槻7:10(近畿高速)=松原IC(府道2、府道31、R170、R309、府道705)=9:30ロープウエイ公営駐車場9:47→百ヶ辻登り口9:49→寺谷分岐10:06→園地出合10:47→縦走路出合11:32→湧出岳三角点(1111.9m)12:00→葛木神社12:16→12:23転法輪寺前休憩所(5℃)(昼食)12:50→国見城跡12:52→13:05遊歩道別れ13:15→ババ谷登り口14:03→14:13公営駐車場14:23(府道705、R309、R170、府道31、府道2)=松原IC(近畿高速)=高槻17:10

 しばらく暖かい晴れの日が続くとのご宣託、金剛山のフクジュソウが満開との情報を得て、娘とちはや園地往復だ。百ヶ辻駐車場から千早園地へ直接上り、山頂を経て文殊尾根で下山のつもりだ。
 駐車場の車道入口の反対側階段を下り、バス停前の百ヶ辻から伏見林道へ、渓流沿いに針葉樹林帯をしばらく進むと寺谷分岐だ。急な沢筋を上がって直ぐに右の尾根へ取り付く。木の根を掴んで急坂を上がるとなだらかな杉林の尾根だ。ロープウエイの下を交差、鉄塔を過ぎて針葉樹林尾根を登るとちはや園地の遊歩道に飛び出す。5月にはシラネアオイやヤマブキソウなどが咲くがいまは寒々とした斑模様に残雪の点在する園地をジグザグに登ると香楠荘の建つ案内所だ。フクジュソウの場所を聞くと、来た道を戻ってロープウエー駅の手前だが、昨年の台風でその先が崩落したため再度戻る必要があるとのことだ。花らしくないマンサクの花を眺めながら来た道を下り、今年は裏年らしくあまり蕾のないシャクナゲの道を下ると黄色い花の行列だ。ここのフクジュソウは自然ばえではないが、日を浴びて咲き揃っている姿はなかなか華やかだ。目の前のロープウエイ駅には行けないので元へ戻り、縦走路へ合流、展望台へ上がってみるが春霞?で南葛城山がようよう見える程度だ。

 (公営駐車場から県道へ下る)  (伏見林道から寺谷へ)  (寺谷から尾根筋へ急坂を登る)

  (ロープウエイの下を交差)   (針葉樹林尾根を登る)   (広葉樹林になるとちはや園地)

 (ちはや園地に咲くマンサク)  (蕾の少ないシャクナゲ園)      (満開のフクジュソウ)

 (園地に咲くフクジュソウ群落) (この先遊歩道は通行禁止)        (展望台)

 大阪最高点に寄り道後、V溝の山道を経て湧出岳三角点にご挨拶だが、いつもながらアンテナの金網の傍にたたずむ愛想のない標石だ。滑りやすい残雪の急坂を下って縦走路に合流、一の鳥居を通過して仁王杉を横目に名前ばかりのブナ林手前の階段を上ると葛木神社だ。拝殿に手を合わせ、転法輪寺を経て広場へ下って昼食だ。相変わらず人の多い国見城址へ立ち寄ってから文殊尾根へ向う。尾根ピークにて、忘れていたあすの右目オペに備えて3種類の定時点眼、風があるとうまくいかないことを実感。ここから針葉樹林ばかりの尾根下りだ。日本語をあまり話せない中国人の父親も離れて下ってるが、日本語のうまい小3程度の女の子と一緒に下る。子供のバイリンガル能力は抜群だ。文殊尾根の途中から伏見林道へ下る道を見過ごしてしまい、最後まで尾根を下って県道に合流、1キロばかり戻って駐車場帰着、娘の数十グラム減量に貢献だ。
 最高の好天に恵まれ、お目当ての華やかなフクジュソウに出会うことができ、早春の金剛山を楽しむことができた。金剛山も異国情緒豊かな山になりつつあることは喜ばしいことだ。

    (大阪最高地点)          (湧出岳三角点)          (仁王杉界隈)

   (薄雪の葛城神社)       (霞む下界の国見城址)       (文殊尾根頭部)

    (文殊尾根を下る)       (公営駐車場へ上る)       (駐車場へ帰着)

★道で出会った花(福寿草とマンサクのみ)

★ルート断面図

★地  図

 (備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・山と高原地図       金剛・葛城・紀泉高原
・2万5千分の1地形図  御所、五條

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