★ひとこと 「又剣山から新緑に燃える竜口尾根往復」
又剣山三角点
★行った日 2018年5月27日(日) 晴一時曇 単独
★コース
高槻4:28(近畿道、西名阪)=柏原IC(R165、県道30、R24、京奈和道、R309、R169)=河合(サンギリ林道、橡谷西ノ谷林道)=7:16登山口P7:25→8:05(1377.4m)又剣山8:15→(1305m)丸塚山8:54→9:29五兵衛平9:36→P1320
10:04→10:40Ca1370 10:48→小処温泉分岐11:10→引き返し11:23→小処温泉分岐11:32→11:48Ca1370(昼食)12:18→P1320
12:47→五兵衛平13:15→13:46丸塚山13:56→14:34又剣山14:41→15:02登山口P15:09(橡谷西ノ谷林道、サンギリ林道、R169、R309、京奈和道、R24、県道30、R165)=柏原IC(西名阪、近畿道)=高槻18:30
又剣(またつるぎ)山は竜口(りゅうご)尾根の南端にあり、その竜口尾根は台高山脈の西にあって経ヶ峰から南へ伸びる支脈だ。林道登山口から又剣山を経て逆峠まで竜口尾根を往復の計画だ。R189の河合から1車線のサンギリ林道を進み、サンギリトンネルの出口で左折、ここから橡谷(とちたに)西ノ谷線となった林道を進むと眺望のよい東屋があり、少し通り過ぎた又剣山登山口の先に5台分位の駐車場がある。トイレや水場はないので河合手前の(道の駅)吉野路上北山を利用するとよい。林道は完全舗装だが落石に要注意だ。
林道の東屋から大峰山脈の展望を楽しんでから登山口駐車場に一番乗りだ。朝日を浴びて出発、登山口の小さな梯子から樹林帯を斜めにちょっと登ると稜線出合だ。シロヤシオの咲き残る稜線を登り、見晴しのよい伐採地の尾根を辿ると好展望の又剣山三角点だ。西には大峰山脈、北にはこれから向う竜口尾根、東北には大台ケ原が望めた。山頂から北へ大木の点在する急な尾根筋を竜口尾根を正面に見ながら下り、さらに雰囲気のよいブナ尾根を穏やかに下り続け、鞍部からちょっと登り返すとCa1305の丸塚山だ。地形図には標高も山名も記載なしだ。自然林の尾根を進み、P1206の次のピークが大岩の点在する平地の五兵衛平だ。ヒメシャラが散在し、満開を過ぎたシロヤシオが連なる稜線を進むとP1320手前のピークから見晴しのよい尾根が続く。P1320で尾根の方向を東北から西北に変え、尾根筋を下る。
(林道展望所から大峰山脈を望む)
(林道展望所の東屋) (又剣山登山口)
(登山口から10分で尾根出合)
(稜線を登る) (又剣山三角点) (又剣山から西方を望む)
(又剣山から竜口尾根を望む)
(又剣山から急な尾根を下る) (丸塚山ピーク) (P1206手前岩峰を巻く)
(巨石点在の平地五兵衛平)
(Ca1290大木ピーク)
(P1320展望尾根)
鞍部へシャクナゲ林を下って登り返し、シロヤシオの点在する立派なブナ林をなだらかに下るが、地形が平地状態、うっかりして間違った尾根を下ってGPSで修正、を繰り返して小処温泉と大台ケ原を結ぶ登山道出合だ。ロープに沿って大台ケ原に向って進み、前回に来た西大台の展望台まで行きたかったが、アップダウンの繰り返しで疲れ果ててしまい、西大台立入の許可を取っていないこともあって逆峠付近でUターンだ。普通は下山は楽だが、竜口尾根は復路も結構アップダウンがあるのでバテバテになって登山口へ帰りついた。
今回は竜口尾根の展望と新緑を目的に訪れたが、咲き残りのシロヤシオ初め、ほぼ目的を達することができた。脚力はまだしも心肺機能の低下による激しい息切れの鋸歯状竜口尾根歩きだった。
(P1320から北方を望む)
(鞍部へ石楠花林を下る)
(Ca1360展望稜線)
(咲き残るシロヤシオ) (迷いながら尾根を下る)
(小処温泉分岐)
(逆峠付近でUターン) (Ca1360の美しい尾根を戻る)
(P1320付近を戻る)
(又剣山の最後の上り坂) (又剣山から竜口尾根を振り返る)
(又剣山登山口帰着)
★道で出会った花
?(又剣山) ドウダンツツジ?(丸塚山) ガマズミ(P1320)
シロヤシオ(小処分岐) ヤマツツジ(P1320)
キバナノツクバネウツギ(又剣山)
★ルート断面図
★地 図
(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)
(参考地図)
・山と高原地図 大台ケ原・高見山・倶留尊山
・2万5千分の1地形図 大台ケ原山、河合
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