★ひとこと 「表登山道登山口Pから初夏の花を求めて金剛山頂へ」
国見城跡
★行った日 2018年6月13日(水) 曇 単独
★コース
高槻6:28(近畿高速)=松原IC(府道2、府道31、R170、R309、府道705)=8:20黒栂谷登山口P(表登山道P)8:33→車止め8:42→腰折滝8:58→尾根道出合9:29→9:52Ca920
9:58→10:27国見城跡10:36→11:13香楠荘前(昼食)11:38→12:19国見城跡12:27→尾根道出合12:56→車止め13:22→13:31黒栂谷登山口P13:41(府道705、R309、R170、府道31、府道2)=松原IC(近畿高速)=高槻15:25
記録をとり始めて金剛山に19回登っているが、6〜9月の夏場に訪れたことがないので、梅雨の中休みに初夏の花を求めて金剛山だ。表登山道の公営駐車場から国見城跡を経て千早園地往復だ。梅雨前線は南に下がったが冷たい気団を伴った低気圧が日本海にあり、陽光を浴びて近畿道を南下するが、だんだん近づく葛城・金剛山塊は雲の中、曇り空の登山口駐車場に到着だ。
駐車場から表登山道を右に見て黒栂谷に沿って林道を進み、車止め手前を右へ入るとすぐにツツジオ谷出合だ。渓流に沿ってツツジオ谷をさかのぼり、2段に落ちる腰折滝で袋小路だ。昨年の積雪期にここを訪れているが、ルートの記憶は全くなく、以降の踏み跡や目印も見当たらないので、当初ツツジオ谷遡行を計画していたが危険な谷筋は中止だ。駐車場にはツツジオ谷は昨年の台風で危険につき立ち入りは遠慮して欲しいとの張り紙があったので、稜線めざして植林帯の道なき急斜面をよじ登り、文字通り松の大木が並ぶ松ノ木尾根道に合流だ。しばらく松ノ木尾根を進むとカマ谷南尾根道に合流、以降延々と植林帯の急な尾根道を登り続ける。Ca920でテープで閉鎖されているが黒栂谷から上がってきている道と合流、植林帯をしばらく登り、P989でタカハタ道と合流、標高千米付近からガスり始めた広葉樹の稜線を進む。やがて六地蔵でツツジオ谷道と合流し、すぐに平地を経て国見城跡だ。曇り空にガスも晴れ始めて視界が開け、大阪南部の丘陵地帯や堺臨海工業地帯のタンク群が望めた。葛木神社を経て千早園地で昼食、遊歩道で再び国見城跡に戻ったが、千早園地では春の花が咲き終わり全くの端境期、咲いていたのはウツギの類だけだ。帰りも往路と同じ尾根を下り、途中で松ノ木尾根に入るのを見過ごしてカマ谷南尾根をそのまま下って、黒栂谷左岸に下った。雑草ぼうぼうの左岸道から堰堤を越えて右岸の林道に合流、ツツジオ谷合流地点を経て往路通りに駐車場帰着だ。
昨年の台風被害が著しく、カトラ谷、ツツジオ谷など登山道崩落のため注意規制中だ。初夏の金剛山の花はあまり豊富ではないが、緑に覆いつくされた静かな自然が素晴らしい。
(車止めから右へ)
(ツツジオ谷をさかのぼる) (腰折滝)
(滝手前から急坂を尾根へ) (松ノ木尾根を東進)
(尾根道合流して樹林帯を登る)
(ガスった広葉樹林を登る)
(ツツジオルート合流点の六地蔵)(国見城跡からなにわを望む)
(夫婦松付近の参道を進む) (千早園地の遊歩道を行く) (国見城跡へ戻る)
(針葉樹林帯を下る)
(ツツジオ谷出合まで戻る)
(黒栂谷登山口Pへ)
★道で出会った花
ユキノシタ(林道) キツリフネ(林道) ササユリ(林道)
ダイコンソウ?(林道) ナルコユリ(林道)
ヤマアジサイ(林道)
オカタツナミソウ(腰折滝) フタリシズカ(園地) バイカウツギ?(園地)
ウツギ(園地) ガマズミ(園地) ジングウツツジ(園地)
ヤマボウシ(園地) ヤブウツギ(園地) サワギク(城跡)
ヘビイチゴ?(林道) ハルジオン?(林道) ギボウシ(林道)
★ルート断面図
★地 図
(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)
(参考地図)
・山と高原地図 金剛・葛城・紀泉高原
・2万5千分の1地形図 御所(ごぜ)
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