小野村割岳(931.7m)光砥山(951m) ★ひとこと 「広河原からワサ谷西尾根で小野村割岳を経て久多峠へ」 ★行った日 2018年9月23日(日祝) 曇一時晴 単独
★コース
高槻4:48(R171、府道38)=鞍馬で通行止(府道38、府道40、R367、府道781、府道110)=7:09久多峠(自転車デポ)7:15(府道110、府道38)=7:30広河原BS 7:15→9:14P781 9:23→10:08休憩10:17→稜線出合10:38→P911 10:47→11:18(931.7m)小野村割岳11:30→12:12(951m)光砥山12:16→12:53P927(昼食)13:16→14:09P897 14:15→(853.5m)フカンド山14:35→15:22久多峠15:27(府道110、府道38)==自転車(8.2km)==16:32広河原BS 16:42(府道38、R477)=京北中地町で通行止(R477、府道362、R162、R171)=高槻19:50 天候不順な中の晴れ間を利用して懐かしい北山巡りだ。約10年前に似たコースで訪れているが、広河原からワサ谷西尾根で小野村割岳を経て光砥山(こうどうやま)経由久多峠へ下る計画だ。21号台風の影響を心配しながら上賀茂から花背へ抜けるべく鞍馬街道を北上するが残念ながら鞍馬の先で通行止、京都バス広河原線は全面運休、叡山電鐵も市原から先は運休だ。仕方なく大原から途中峠を経て久多へ向った。久多が駄目なら湖北の山へ宗旨替えしようと思っていたが、幸い久多峠を経て大布施方面へ通行可能だ。久多峠で自転車をデポ、計画よりほぼ30分遅れただけで広河原バス停広場に到着だ。 広場の山裾の墓地から薄い踏み跡をたどって斜面に取り付くが、踏み跡はすぐに消え、滑り易い急斜面を適当にジグザグに登る。杉の小枝が散乱した急な尾根端を頑張って登るとCa650で尾根に乗り、勾配の緩くなった針広混交林を進む。やがてブナ林が現れるとともに巨大な芦生杉が点在し、所々で風で引き裂かれた大枝が尾根筋を塞いでいるが、植林帯の倒木の巣のような所はなく、歩くのに大きな支障はない。落下して地面に敷きつめられた小枝が邪魔になり、ボデーブローのように疲労に効いてくる。迷いピーク Aに向って薮っぽい尾根を登ると字の消えた白い掲示板のあるP781だ。ピークの地形が複雑で5本の尾根が別れており、目印もなく、景色も見えないので方向に細心の注意を払って進む。小さなアップダウンを繰り返しながら見事な芦生杉の点在する尾根を登り続けると稜線出合だ。道なき尾根から佐々里峠から来た登山道と合流、所々で倒木により隠されているがはっきりした登山道をたどり、P911の大木の所で直角に右折、しばらく尾根なりに進むと小野村割岳だ。数年前の火災の残材がころがる展望のあまりない雑然とした頂上だ。ここでワサ谷から登ってこられた単独行の方と既に休憩中の熟年単独行の方とキノコ談義をしながら歓談、この先ルートの記憶が不明確なので早々に出発だ。 (広河原BS) (BS裏の墓地から取り付く) (尾根端の急坂を登る) ワサ谷へ下る南下ルートを見送り、山頂から東へ踏み跡の殆んど消えた稜線を下る。古木の林立する鞍部のB点で迷ったが尾根を南下、P927へ向う道を左へ分けた先がP951光砥山だ。根元だけ残る枯木が山頂標識の代わりだ。P856へ下るルートを見送り、少し戻って先ほどのP927へ向う。細いブナの茂る林を抜け、大杉の林立する迷いピークCで正しい尾根に修正して東北に進むと、天狗岳とフカンド山を結ぶ稜線出合P927だ。あとは南へ稜線を下るだけなので、ここで遅い昼食の大休止だ。静かなピークで飲む熱いコーヒーは最高、元気を回復して南へなだらかに下り始める。一部造林地で倒木があるが概して歩き易い稜線を下り、鞍部を過ぎて美しい自然林の尾根を登ると古木の点在するP897だ。進むべき尾根を間違わないように細心の注意を払って東へ向ってから東南尾根を下る。フカンド山では調子に乗って尾根を東へ直進、間違いに気付いて、少し戻ってから分かり難い南尾根を下る。あとは一本調子に南へしばらく下ると車道へ飛び出す、久多峠だ。チャリンコをゲット、下りばかりの県道を能見川沿いに快調に下ると堰源(せきげん)小学校跡のある能見口、ここから桂川に沿ってあまり上り勾配ではないが疲労がたまっているので半分歩き、8キロを1時間以上かかってやっと広河原BSだ。帰りも難行苦行だ。いつも通る鞍馬街道は通行止、周山から八木へ抜けようとしたが駄目、園部へも通行止、仕方なく周山街道で京都市街へ向ったが川登で片側一方通行の渋滞、宇多野では恒例の大渋滞でやっと帰阪した。 ★道で出会った花(花はなし)
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