愛宕山(924m) ★ひとこと 「清滝から愛宕山経由林道を経て倒木の谷筋で栂ノ尾へ」 ★行った日 2018年12月2日(日) 晴後曇 単独
★コース
高槻6:03(R171、桂川街道、府道29、府道137)=7:06清滝P 7:17→8:53水尾別れ8:57→9:35(924m)愛宕神社9:48→首無地蔵10:32→ウジウジ峠10:48→松尾峠11:20→11:23朝日峰登山口11:30→短絡路入口11:49→林道別れ12:00→峰山登山口12:46→明恵上人御廟13:39→神護寺前14:03→14:24ベンチ(昼食)川14:45→15:09清滝P 15:22(府道137、府道29、桂川街道、R171)=高槻17:12 遅過ぎた紅葉狩りに清滝から愛宕神社を経て栂ノ尾高山寺へ周回だ。清滝から久しぶりの表参道で愛宕神社にお参り後、朝日峯や峰山登り口を経て栂尾へ周回の計画だ。まだ閑散とした渡月橋を愛宕山を正面に見ながら渡り、そのまま北上してトンネルを過ぎると清滝だ。落葉紅葉の坂道をちょっと下ると有料駐車場(1000円)だ。 落葉盛んな紅葉の下を鳥居へ向い、8年ぶりに表参道を登りはじめる。2017年の20、21号台風で被害を受け、さらに2018年の21号台風で受けた壊滅的な倒木被害を心遣いながら歩を進める。参道の枝葉や倒木は片付けられているが、歩くのに支障のない範囲で倒木はそのままだ。石仏の丁石に見守られながら、記憶の薄くなったなつかしい火燧権現跡の大杉や茶屋跡を登る。参道の樹間から山間の朝霧を眺めつつ、水口屋跡の東屋を過ぎて保津峡からくるつつじ尾根道と合流するとその先が水尾別れだ。見事な大杉の立ち並ぶ参道を進み、左手に雲海に閉ざされた亀岡盆地を見ながら急になってきた参道を登ると黒門だ。石灯篭の立ち並ぶ参道から急な石段を上がると愛宕神社拝殿だ。本殿に手を合わせ、古いお札を返して新たに「火廼要慎」を頂く。神主さんの話では、今朝の山頂は暖かく3℃、今年の初雪は11月23日の寒波の時だそうだ。暖かいストーブの傍で休憩後、霞んでいる京都市街や比叡山の山並みを右手にジープ道を北上、石仏の所から首無地蔵へ向う。 (紅葉末期の清滝) (久しぶりに表参道から登る) (倒木は片付けられ支障なし) ジープ道分岐から爽やかな愛宕裏参道の尾根道をしばらくなだらかに下ると首無地蔵だ。ここから梨ノ木谷に下る登山道はテープで通行止だ。林道出合には軽四が止まっているので高雄からの林道は通行可能なようだ。ここからしばらく林道歩きだ。途中で竜の小屋へ向う林道を分け、殆んど荒れていない明るい地道林道を北上するとウジウジ峠、北上する愛宕裏街道を左に分け、右の林道をなだらかに下る。少し先のカヤノキ峠は林道右下が倒木で埋もれ、知らぬ間に行き過ぎ、松尾峠手前の地蔵尊から高雄へ下る道を右に分け、その先が峠だ。田尻谷を下って愛宕裏街道に合流する道を左に分け、ちょっと進むと朝日峯登山口だ。栂ノ尾へ下る谷筋の倒木が気になり、時間と体力温存のため登頂を省略して素通りだ。林道を道なりに進み、GPSで確認した地点から短絡路に入るが、かつて表示があったが今は何もなく見過ごしそうな地点だ。倒木に埋もれた杣道を登るが古い表示が残置、元気付けてくれる。迂回してきた林道に再合流、少し先の林道終点の近くから稜線に上がる。倒木の積み重なった稜線を迂回しつつ、展望地から桟敷ヶ岳方面を眺めたりしながら、広い尾根を右往左往しながら進む。 (ジープ道から首無地蔵へ右折) (爽やかな尾根道を行く) (尾根道から東の稜線を望む) (松尾峠) (林道沿いの朝日峯登山口) (林道をさらに東進) (倒木が積み重なった稜線) (稜線から桟敷ヶ岳を望む) (右往左往しながら進む) 倒木は多いが大きな支障はなく順調に稜線を南下、峰山手前の鞍部で川登橋を左に分け、峰山の北側を巻くように植林帯を進む。峰山も省略して登山口を通過、稜線を左に見て谷筋を下り始めると予想通り倒木帯だ。幅広の尾根では迂回できるが谷筋は厄介だ。新旧とりまぜた倒木が堆積しているが圧倒的に今年9月の21号台風によるものが多く、乗り越えたり、くぐったり、伝え歩いたり、最悪の場合は迂回して通る。お陰でザックにくくりつけていたベストを剥ぎ取られながらやっと栂ノ尾高山寺の奥に辿り着いた。紅葉末期の境内を疲れ果てて下り、車道を少し歩いて槙ノ尾西明寺を経て高尾神護寺入口の石段前から清滝川に沿って東海自然歩道を下る。途中の休憩ベンチで遅い昼食後、無事清滝へ帰りついた。 (谷筋で倒木を乗り越える) (くぐり抜ける) (歩き易い道もある) (栂ノ尾高山寺の境内を下る) (槙ノ尾西明寺の赤橋) (高雄神護寺の石段前) (東海自然歩道を下る) (月輪寺の参道と合流) (清滝駐車場へ帰着) ★道で出会った花(花はなし)
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