赤坂山(823.8m)三国山(876.3m) ★ひとこと 「マキノから赤坂山経由三国山を経て寒風へ展望尾根周回」 ![]()
★行った日 2019年1月13日(日) 晴 午後稜線風強し 単独
★コース (積雪20cmのゲレンデを出発) (赤坂山登山口) (雪の丸太階段を登る) ここから踏み跡はなくなり、所によって膝まで踏み抜くので頂上直下の風当たりの弱い所でSS装着だ。せいぜい5センチの沈み込みで快適に斜面を下り、明王の禿へ上り返す。今回は夏道の県境通りにピークまで上り、雪をかぶった岩峰と琵琶湖のコラボを楽しんでから、急な樹林帯を下る。鞍部から県境稜線を上り返すが積雪が少な目のためブッシュに苦労しながら登る。P814を過ぎてブナ林を北上、次のピークを過ぎて小沢の左岸に沿って東北へ登り、夏道と合流してブッシュっぽい稜線を登ると三国山だ。前回はこんもりと雪に覆われた山頂だったが、今回は少しブッシュが頭を出している。折から単独行の方が山スキーを装着していたが、スノボーと違って山スキーの方がブッシュ障害などに小回りが利くのではないかと想像、真偽不明。山頂からは高度が赤坂山より高く、また北に位置しているため、奥美濃や越美の山並みがはっきり望め、白山はじめ上谷山や蕎麦粒山などが視認できた。山頂の東側窪地で風を避けて昼食、やる気を回復して下山開始、県境に沿ってブッシュの煩い稜線を南へ下る。ちょっとやらしい所は小沢渡りだが、スノーブリッジがどうにか残っていたのでラッキー、ブナの精霊にびっくりさせられながらP814へブナ林を戻る。急な尾根を下って明王の禿下をショートカットして往路通りに人の増えた赤坂山へ戻る。すぐに山頂を下って粟柄峠から寒風をめざす。 (一旦下ってブナ林を登る) (三国山から下り始める) (小沢のスノーブリッジを渡る) 粟柄峠から急に人のいなくなた斜面をなだらかに上り、P794北の県境稜線から意外に間近の寒風を目にし、折からの強風を突いてP841の肩へ向って頑張って登る。温度は低くないが強風にあおられながら稜線を進み、ピークから樹林帯に入って踏み抜き穴が数多く残る急坂を下る。折から登ってくる4、5人の女性を含むパーティーのツボ足の女性が難渋していたが、この時期の縦走は非力の場合ワカンかSSが必要だ。左下にマキノスキー場を眺めながら吹きさらしの尾根を南下、樹林帯のピークを抜けると寒風だ。寒風は前2座より琵琶湖に近く、伊吹山などの山並みを背景に紺碧の湖が最高だ。また、南には大谷山などの広い丸い稜線が時々差す日の光を浴びて白く光っているのも印象的だ。名残惜しい山頂を後にして、マキノを正面下方に眺めつつ稜線を下る。曲線美の稜線近くの斜面からブナ林に入り、しばらく穴ぼこの荒れた踏み跡を外れてバージンの雪面を下る。午後になって気温がさらに上がったようで、20センチは湿雪に沈み込み、下りは快調だが上りの場合はしんどそうだ。足がだるくなった頃にP562南の展望所にたどり着き、マキノのメタセコイヤの並木道を眺めながら小休止だ。急な尾根をジグザグにしばらく下ると西山林道分岐、左へトラバース道を下るが荒れた雪道が柔らかく、ゆっくり注意して下る。やがてゲレンデ上端に達し、あまり快適でない穴ぼこ雪面を根気よく下ると寒風登山口、人もまばらになったゲレンデの象さんを横目に駐車場へ帰着。帰りは琵琶湖西岸の大渋滞に遭遇、白鬚神社からノロノロ運転、和爾IC辺りから殆んど動かず1時間余分にかかって帰阪した。 ![]() ![]() ![]() ★道で出会った花(花はなし)
★ルート断面図
(参考地図)
・山と高原地図 比良山系・武奈ヶ岳 ・2万5千分の1地形図 駄口(だぐち)、海津 |