★ひとこと 「早春の花を求めて孫太尾根で藤原岳ピストン」
藤原岳南面岩場の福寿草
★行った日 2019年3月5日(火) 晴一時曇 単独
★コース
高槻5:06(名神)=八日市IC(R421、R306、地方道)=6:58新町墓地駐車場7:09→P387
7:44→8:30(645m)丸山8:40→9:28(834m)草木9:36→10:19(965m)多志田山10:25→(1120m)藤原岳11:17→11:37岩頭大休止(昼食)12:06→多志田山12:29→13:00草木13:06→13:36丸山13:43→P38714:16→14:30新町墓地駐車場14:36(地方道、R306、R421)=八日市IC(名神)=高槻16:40
今年は早くから雪が消え、季節が1ヵ月ほど先行しているようなので例年より早い早春の花見物に孫太尾根だ。八日市から八風街道を東進、宇賀渓横を経て青川峡方向へ進み、新町の集落を抜けると墓地広場が登山口駐車場だ。
墓地奥から樹林帯をなだらかに登り、神武社殿跡の石柱からツバキの森を抜け、植林帯尾根を通って石灰岩の急坂を登るとP387だ。晴れ渡っているが冷たい風が強く、遠方は霞たなびく風景だ。振り返るといなべの田園地帯が広がり、前方には銚子岳の山並が望める。コショウノキやナニワズの咲く細尾根を経て樹林帯や石灰岩の急坂を登りきると丸山ピークだ。花弁の閉じたフクジュソウを尻目に満開のセツブンソが咲き揃い、足の踏み場もないくらいだ。谷間にこだまする石灰岩鉱山の掘削音を聞きながら稜線を登ると草木ピークだ。一旦下って葉を落とした樹林の間から藤原岳の南の肩をちらちら眺めながら登り、残雪が現れると多志田山だ。丸山ピーク以降多志田山までセツブンソウなど花をまったく見かけなかった。
(墓地奥の浄水施設横が登山口)
(雑木林の神武社殿跡) (P387から振り返る)
(尾根道から銚子岳を望む) (石灰岩の急坂を登る)
(セツブンソウ満開の丸山)
(丸山のセツブンソウ)
(丸山のフクジュソウの蕾) (広場一面に咲くセツブンソウ)
(Ca700付近の稜線のモミ大木)(石灰鉱山を右下に見て進む) (草木ピーク)
(落葉樹の急坂を登る)
(多志田山ピーク) (山頂へ残雪尾根を歩く)
多志田山から残雪の稜線を下ってから藤原岳山頂台地まで滑り易い灌木帯の急坂を登る。この辺りでフクジュソウをよく見かけるが、例年に比べて今年は異常に少なく、寒空のせいもあって蕾状態で点在しているだけだ。台地へ上がり、残雪をたどると藤原岳山頂だ。遮るものはなく鈴鹿山脈の展望台だ。往路を少し戻って、岩場の窪地で孫太尾根を中心とした山々や田園風景を眺めながら昼食だ。下山時には風も止み、陽光のお陰で気温も上がってフクジュソウの花弁も全開だ。丸山でもセツブンソウの合間に咲くフクジュソウを眺めながら下山、順調に登山口駐車場に帰着だ。
去年の季節先取りを考えて今年は昨年より10日ほど早く出かけたが少し早過ぎたようだ。丸山ピークのセツブンソウが満開だったが、藤原岳南面急坂のフクジュソウはその数を減らし、その他のミスミソウやヒロハアマナなどは姿を見せなかった。
(藤原岳山頂手前急坂の蕾)
(藤原岳南方岩頭) (藤原岳山頂)
(藤原岳頂上から南方の展望)
(岩頭から岩尾根を下る) (陽光に開き始めた蕾)
(多志田山から稜線を下る)
(丸山の開いたセツブンソウ)
(陽光に開いたフクジュソウ) (丸山から急坂を下る)
(P387付近を下る) (樹林帯を下る) (浄水施設横へ帰着)
★道で出会った花
コショウノキ(Ca400) ナニワズ(Ca400) ヤマネコノメソウ(Ca450)
セツブンソウ(丸山) アセビ(Ca800) フクジュソウ(藤原岳南面)
オニシバリ(丸山) セツブンソウ(丸山) ヤブツバキ(神武社殿跡)
★ルート断面図
★地 図
(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)
(参考地図)
・山と高原地図 御在所岳・霊仙・伊吹
・2万5千分の1地形図 竜ヶ岳
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