頭巾山(871.0m) ★ひとこと 「美山町福居から横尾峠を経て若丹尾根で頭巾山へ」 ★行った日 2020年5月28日(木) 晴 単独
★コース
高槻5:16(府道6、R9、府道19、府道368、R162、地方道)=7:04横尾峠登山口P7:14→8:26P645 8:35→上谷林道分岐8:39→8:55横尾峠9:04→鉄塔9:09→9:15巡視路引き返し9:19→9:47P783南9:54→10:52(871.0m)頭巾山(昼食)11:37→12:44横尾峠12:54→上谷林道分岐13:01→林道始点13:28→支線分岐13:39→13:51横尾峠登山口P14:00(地方道、R162、府道368、府道19、R9、府道6)=高槻16:07 頭巾山は青葉山から三国岳へと続く若丹尾根の中央部にあって長老ヶ岳への支稜を分けている三差路ピークだ。いままで名田庄側から登っているので今回は美山町側からアプローチし、梅雨前の晴れ間を利用して新緑の若丹尾根を楽しむつもりだ。園部から美山方面へ向かい周山街道に合流して北上、堀越トンネルへの上り坂にかかる手前の盛郷を左折して山森川沿いに進み、丹波福居バス停(終点)を右へ地道林道を少し進むと横尾峠の表示があり、その手前に4、5台分のスペースがある。 一軒家の先の「横尾峠」表示通りに、下山時の林道ゲートを正面に見ながら右の橋を渡り、小沢を越えて山道に取り付く。雑木林の急な尾根に付けられた歩き易い九十九折の道を新緑を楽しみながらゆっくり登る。標高400付近でブナが現れ、イワカガミの真新しい葉の生い茂る道を登り続け、稜線に達すると太い松の木が目立ち始め、美しい樹林帯のP502をぶらぶら歩く。木漏れ日の尾根をなだらかに進み、左の樹間から頭巾山を目にしながら登ると広場のようなP645だ。小休止後、すぐ先の林道分岐で下山時の道を左に分け、梢越しに八ヶ峰の稜線を眺めたりしながら爽快な樹林帯尾根を登ると2体の地蔵の鎮座する横尾峠だ。 (民家の手前空き地に駐車)(横尾峠の表示に従って橋を渡る) (残材をまたいで山道へ) (雑木林の尾根を九十九折に登る) (Ca400でブナが現れる) (尾根に近づくと現れる松) (P502の美しい樹林帯) (Ca600で太い松が点在) (P645新緑の広い道を行く) (上谷林道分岐を直進)
(梢越しに見える八ヶ峰)
(横尾峠)
横尾峠は、東は堀越峠、西は頭巾山を経て尼来峠に通じ、北は名田庄から和佐谷経由巡視路で、南は美山町福居から、4方向から来ることができる峠だ。峠の東の展望地まで足を伸ばしてみたが北側の視界が開け、山並みの彼方に久須夜ヶ岳が遠望できる。峠へ戻って西へ稜線を進み鉄塔を過ぎて次のピークで何も考えずにピンクリボンを追っかけて尾根を下り、少し下った愛宕山も見える展望地でGPSで確認すると福居へ下る巡視路だ。元のピークまで戻り、正しい稜線をアップダウンしながら進み、P783が過ぎると稜線北面が切り開かれ頭巾山頂上が姿を見せている。カエデ、ミズナラなどの明るい新緑の尾根を登り、最後に小灌木帯を抜けると青葉権現の祀られた頭巾山頂上だ。かつて山頂直下にあった避難小屋と誤認したおこもり堂は完全に倒壊してしまったようだ。山頂からは北側の視界が開け、北西の双耳峰の青葉山から東の八ヶ峰まで若狭湾を中心に雄大な景観だ。 (摩耗した2体の地蔵菩薩) (P718の展望地へ行ってみる) (鉄塔を通り抜ける) (巡視路引き返し点から白尾山) (新緑の尾根を行く) (P783南の樹間から愛宕山) 山頂の祠の影で昼食後下山開始だ。これから下る若丹尾根を正面に見ながら下り始め、新緑の木漏れ日を浴びながら往路通りに下ると横尾峠だ。上谷林道分岐を右へ、急坂をジグザグに下るが踏み跡が消えかかって目印も間隔が広く適当に下る。やがて下方に谷筋が見え杉林に入ると倒木が増えるが歩行に大きな支障はなく、リボンを目印に荒れた谷筋を下る。Ca450の地形図の高圧線の真下辺りで往路に引き返した巡視路と合流、すぐ下流の谷筋決壊部が上谷林道始点だ。林道をしばらく下り、Ca350で林道支線と合流して南下だ。この林道支線の先の谷筋から頭巾山にかけてH9インターハイ京都大会の登山コースだそうだがいまは自然に返っているようだ。しばらく林道を下るとゲートがあり、その先が駐車地だ。
(尾根を正面に下り始める) (P783東の展望尾根)
(展望尾根から双耳峰の青葉山)
(横尾峠まで戻る) (上谷林道分岐を右へ) (急坂をジグザグに下る) (荒れ果てた谷筋を下る) (巡視路出合付近を下る) (上谷林道始点) (林道支線分岐を左へ) (林道ゲートを通過) (駐車地点へ) ★道で出会った花
★ルート断面図
(参考地図)
・2万5千分の1地形図 口坂本
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