ポンポン山(678.8m)

 

★ひとこと   「工事正月休みの川久保渓谷を経て善峰寺経由ポンポン山へ」

初寅会中止で静かな本山寺


★行った日   2021年1月3日(日) 晴時々曇 単独

★コース

 高槻7:59(府道6、本山寺林道)=本山寺林道路駐8:29→川久保分岐8:42→水声の道分岐9:13→林道終点9:30→9:41大杉9:48→京青ノ森分岐10:01→善峰寺分岐10:07→善峰寺展望地10:33→釈迦岳登山口10:44→杉谷11:16→11:51赤鉄塔(昼食)12:24→12:41(678.8m)ポンポン山12:47→天狗杉13:15→13:29本山寺13:40→本山寺古道分岐13:46→本山寺林道路駐14:05(本山寺林道、府道6)=高槻14:30

 恒例の正月のポンポン山詣だ。2018年21号台風による甚大な倒木被害のためポンポン山のあっちこっちで登山道の閉鎖がいまだに続いている。工事の正月休み中に登山道の状況を見ながら、川久保渓谷から善峰寺へ抜け、杉谷から東海自然歩道で本山寺へ周回の計画だ。今年は本山寺の初寅会が中止、いつもの参拝者駐車場も閉鎖され、従って本山寺林道の拡幅部に路駐だ。
 路駐箇所から本山寺林道を北上、本山寺P横から右へ下る。倒木処理中の工事現場を通り、川久保渓谷出合を左折して上流へ向かう。倒木処理のため全面通行止めの表示付き鎖ゲートがあるが、工事は正月休みのため通過する。倒木材のかたづけられた渓谷沿いの道を進むが、一面倒木で覆われていた山肌がいまにも地滑りのおきそうな地肌むき出しの丸坊主の姿は異様だ。たまに川べりに咲くヤブツバキを見たりしながら倒木残材のない林道を進むと、水場手前から倒木再開だ。人は容易に通ることができ、倒木で埋まった谷筋のメガネ橋を過ぎた先が水声の道分岐だ。人は通過可能だが倒木で覆われた水声の道を左に見て直進、倒木帯は新設の迂回路を通って東進だ。堰堤から山道に入り、杉林の谷筋をなだらか見進み、ワサビ田の跡地のような段丘を過ぎてしばらく進むと大杉の四差路だ。小休止後左折して釈迦岳方面へ向かい、急坂をしばらく登ると東へ下る京青ノ森分岐だ。右折して少し下ると善峰寺分岐の休憩ベンチだ。ベンチ手前を左折して杉林の一本道をどこまでも下ると善峰寺展望所、寺の全域が展望できる。その少し手前を左折して山腹のトラバース道を樹間から洛西ニュータウンを遠望したりして下ると車道出合の釈迦岳登山口だ。

(閉鎖中の本山寺Pの横を下る) (倒木処理中の現場を下る)    (川久保分岐を左折)

  (倒木処理で丸坊主の山肌) (倒木処理済みの川久保渓谷) (唯一の色物のヤブツバキ)

 (水場手前から倒木は未処理) (メガネ橋の谷筋は通過不能) (通過可能な水声の道分岐)

 (倒木帯は巻道で通過可能)  (堰堤で川久保林道は終点)   (杉林をなだらかに進む)

(大杉の四差路を釈迦岳方面へ)  (京青ノ森分岐を右折)   (善峰寺分岐ベンチ手前を左折)

   (善峰寺めざして下る)    (善峰寺展望所から寺の全貌)(右に見える洛西ニュータウン)

 善峰寺の周囲をなぞるように急な山肌をジグザグに高度を上げ、ひと山越えると杉谷だ。人煙の見える数軒の杉谷集落を通り、金蔵寺から来た東海自然歩道と合流してポンポン山へ向かう。道なりに谷筋を進み、二股で釈迦岳を左に分け、右又を急登すると赤鉄塔だ。鉄塔下で昼食後、殆んどの倒木が片づけられた尾根道をしばらく西進、通行止め表示の水声の道分岐の先がポンポン山頂上だ。山頂から霞んだ京都市街や高槻方面が望めたが、広場は沢山の人で溢れかえっているので早々に下山だ。歩き易い平坦な道が続き、モミやツガの高木が2018年の台風で倒れて周辺が明るくなった天狗杉を経て、途中で右へ下ると本山寺だ。今年の初寅会は中止なので人影が少なく、静かな雰囲気の本堂で初詣だ。本山寺を後にして下り、本山寺古道分岐から車道と並行している山道を下る。本山寺Pの手前で車道と合流、駐車場を横目に車列の林道をしばらく下ると路駐地点だ。
 葉を落とした雑木林など薄雪のポンポン山は清々しい佇まいだ。川久保渓谷の道はここしばらく倒木処理に時間がかかりそうだ。従って水声の道も工事中は通行不可だ。東海自然歩道やその他の登山道は安全に歩ける。

 (車道出合の釈迦岳登山口)    (車道を杉谷へ向かう)   (人の気配のある杉谷集落)

  (東海自然歩道出合の杉谷)  (薄雪の田園をポンポン山へ)      (急坂を登る)

 (赤鉄塔のある釈迦岳分岐)  (平坦な尾根道をポンポン山へ) (大賑わいのポンポン山頂上)

(東海自然歩道を本山寺へ下る)(付近の倒木で明るくなった天狗杉)   (本山寺)

    (本山寺古道分岐)      (車道に並行した山道を下る)    (車列の先の路駐箇所へ)

★道で出会った花(花はなし)

★ルート断面図


★地  図

  (備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・山と高原地図       北摂・京都西山
・2万5千分の1地形図  高槻、法貴、淀、京都西南部

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