八丁山(892m)鍋谷山(859m)井ノ口山(779.0m) ★ひとこと 「菅原からダンノ峠経由八丁山を経て芦生杉群の井ノ口山へ」 ★行った日 2021年5月4日(祝) 晴一時曇 単独
★コース
高槻5:42(R171、府道38)=7:38菅原町BS7:52→林道登り口8:12→8:59ダンノ峠9:06→9:51(892m)八丁山10:03→P847 10:27→衣懸坂林道出合10:38→林道鍋谷山取り付き11:26→11:40(859m)鍋谷山(昼食)12:10→12:26(849m)井ノ口山最高点12:57→林道井ノ口山取付き13:08→13:30休憩13:37→倉谷林道ゲート13:53→14:05菅原町BS14:13(府道38、R171)=高槻16:20 シャクナゲの時期を迎え、京都北山の廃村八丁近くの山巡りだ。広河原の菅原を起点にダンノ峠経由八丁山を経て鍋谷山と井ノ口山を訪れるつもりだ。京都市街から鞍馬街道を北上、廃村八丁入口の菅原町BS近くに路駐だ。 桂川を渡って東進、オリ谷を左に見てホトケ谷に沿って林道を直進、一軒家を過ぎて植林帯に入ってしばらく進む。やがて林道分岐点で丸太橋を渡り、ホトケ谷二又の中央尾根筋が登り口だ。高木を含む灌木帯の尾根道で徐々に高度を上げ、ホトケ谷右又源頭の急な植林帯をジグザグに登るとダンノ峠だ。峠の西はなだらかな斜面が開け、そのまま直進すると廃村八丁、右は品谷山、左は八丁山だ。正式な登山道はないが倒木を乗り越えたり避けたりしながら南へ稜線を進む。芦生杉も点在する尾根道を小さなアップダウンを繰り返しながら登るとナビテープが沢山ついた八丁山分岐ピークだ。ちょっと東へ入るとこの付近の最高峰の八丁山ピークだ。南北に伸びるこの稜線は高島トレイルの終点の三国岳から佐々里峠、ダンノ峠経由八丁山を経てソトバ峠へと続く中央分水嶺だ。東側は桂川から太平洋側へ、西側は由良川から日本海側へ注いでいる。山頂にて木の隙間から峰床山や蓬莱山を眺めたり、新緑を楽しんでから元に戻り、二次林と植林帯を繰り返す尾根道を辿るとP847ピークだ。ソトバ峠を右に分け。衣懸坂めざして杉林の尾根をしばらく下り、オリ谷へ下る道を左に分けた先が衣懸坂林道出合だ。ここから尾根道は姿を消し、丹波広域基幹林道を進む。林道は稜線と交差するように進むが、稜線の北側を通る時には樹間から八丁山の山並みを、南側では愛宕山や花背峠の赤いアンテナ塔など京都北山を眺めながら進む。 (菅原の桂川を渡る) (オリ谷を左に見てホトケ谷へ) (林道登り口から尾根筋へ) (ダンノ峠の道標、八丁山はなし) (倒木もある尾根筋を登る) (シャクナゲに占拠された古木)
(芦生杉も点在) (八丁山頂上) (八丁山分岐点のナビテープ)
ゲートのがっちり閉った片波林道を右に分け、鍋谷山の稜線に取付き易い所を探しながら進むが適所はなく、鍋谷山直前の稜線に最接近した所から藪を無理やりかき分けてよじ登るとすぐに尾根道だ。かつて丁度林道開設時に訪れた情景が思い出される。昔の尾根道が残っており、倒木の巣を苦労して乗り越えたり迂回したりして踏み跡を辿ると、突然鍋谷山頂上だ。裏側の藪から山頂へ飛び出てきたらしい。展望はないが、貫禄ある老木を楽しみながら昼食だ。ここから踏み跡は明瞭になり、新緑の落葉樹の森を進むと井ノ口山最高点だ。保護柵に沿って点在する芦生杉を見ながら東へ下ると井ノ口山三角点だ。台杉群の保護柵越しに、老木ながら青年期のような木肌に元気をもらい、元のピークへフーフー言いながら戻る。最高点からシャクナゲの多い尾根道を北へ下る。ピンクの花を楽しみながらしばらく下ると林道の擁壁上だ。擁壁端が井ノ口山取り付きだ。林道ゲートから倉谷林道に入り、長い林道歩きを経て約1時間で菅原町の駐車場所だ。 (広域林道から八丁山を望む) (P810を前方に見て林道を行く) (林道の満開のシャクナゲ) (林道の鍋谷山取付き) (倒木の巣の尾根を行く) (鍋谷山頂上) (井ノ口山へ稜線を行く) (井ノ口山最高点を直進) (保護柵に沿って下る) (井ノ口山最高点から北へ) (シャクナゲの多い尾根筋を下る) (盛りを過ぎたシャクナゲ) ★道で出会った花
タチツボスミレ?(ホトケ谷) ムラサキキケマン(ホトケ谷) ハルリンドウ(P847) シャクナゲ(井ノ口山) ウスギヨウラク(井ノ口山) トキワハゼ(菅原) キランソウ(菅原) ニリンソウ(菅原) キジムシロ(菅原) |