権現山(996m)ホッケ山(1050m) ★ひとこと 「栗原から権現山経由ホッケ山へ絶好のスノーシュー漫歩」 ★行った日 2022年2月11日(祝金) 晴一時曇 単独
★コース
高槻7:10(名神)=京都東IC(湖西道路、地方道)=9:16栗原登山口P9:35→鎖ゲート9:48→10:28ズコノバン10:35→11:29(996m)権現山(SS着)11:44→(1050m)ホッケ山12:24→(1079m)Uターン12:50→13:02昼食13:33→ホッケ山13:47→14:18権現山(SS脱)14:27→14:57ズコノバン15:03→鎖ゲート15:27→15:35栗原登山口P15:44(地方道、湖西道路)=京都東IC(名神)=高槻17:35 今年初めてのスノーシュー(SS)遊びは、ここ数日来の大雪の後の晴れ間に栗原から登る蓬莱山だ。購入して8年目を迎えたSSはビンディングなどの劣化が心配、最悪破損しても大丈夫な山域でトライアルだ。きょうは快晴の三連休の初日とあって、京都東ICの走行車線にまではみ出して大渋滞、比良山系の雪景色を堪能できたが湖西道路ものろのろ、幸い無雪の林道で計画より1時間以上遅れて栗原登山口到着だ。登山口近くは満車、水場近くの拡幅部に滑り込みセーフだ。履き慣れない重い冬靴にSSは私にとっては過負荷、そのうえ出発時刻も遅れたので権現山か、うまくいってもホッケ山どまりを覚悟して出発だ。 歩き出してすぐに林道が全面雪に覆われ、大勢の人の歩いた溝状の踏み跡は歩き易いがツルツル、早速チェーンスパイクをつけて快適に進む。鎖ゲートの所は地道だがすぐに完全に雪に覆われ、先人の固めた雪道舗装路を最小労力でもって進む。植林帯の小尾根を巻きながら高度を上げ、前方に権現山の稜線が望める明るい雪原に出るとズコノバンだ。林間で甘いものを補給してから見晴らしの良い林道を登る。右手後方にびわ湖と霊仙山が、青空を背景に霞んで見えている。林道終点からブナも混じる広葉樹の疎林帯尾根の急坂だ。先人のおかげで歩き易いルートが出来上がっているので楽だが、上りはしんどく休み休みゆっくり登る。樹間から見えるびわ湖の俯瞰位置が高まるのに気を紛らわせつつ、気温がまだあまり高くないため雪面にチェーンが良く食い込み、滑ることなく急坂を一歩一歩登りつめる。目の前の上り坂がなくなると権現山三角点広場だ。 体力弱体化にもかかわらず10年前と同じほぼ2時間で権現山まで登れたのは、如何に雪質が良かったを物語っている。 (栗原登山口) (踏み固められた林道) (鎖ゲート登り口) (植林帯の林道を登り続ける) (歩き易い踏み跡をたどる) (権現山を望む明るい雪原) (疲れるけり込みの劇登り) (急坂を頑張る) (好展望の権現山頂上) いつもながら権現山は絶景だ。南の中心に丸い比叡山が鎮座し、その左に空と同色の青いびわ湖が広がり、その彼方に湖南の山々や鈴鹿の白嶺が連なり、右には京都北山や丹波高地の峰々が連なっている。陽光にはしゃぐワン公を横目に、今年初めてのSSを履き、見晴らしの良い稜線歩きに出発だ。ノントレ雪面で5〜10a位の沈み込み、快適なSSコンディションだ。樹林帯に入り、ホッケ山東南尾根分岐を過ぎると、ホッケ山南尾根の登りだ。びわ湖の絶景を背に、リフターを立ててしんどい上り坂をこなすとホッケ山ピークだ。風が冷たく、北方に雲が湧いてきたので早々にピークを後にする。正面に蓬莱山の山頂のリフト駅を眺めながら北へ下り、びわ湖の喫水線の彼方に白い御池岳、霊仙山、伊吹山の姿を見ながら進む。きょうは午後13時で引き返す予定、標高1079m地点でUターン、近くの木陰の凹地でSSに座り込んで昼食だ。純白の雪面に囲まれて食べるとカップラーメンであっても熱い汁物は最高だ。 再びホッケ山へ戻り、快適な南尾根を下り、権現山へ登り返しす。ここからSSで無理な急坂、SSを脱ぎ、チェーンスパイクをつけて下山開始だ。午前中より気温が上がってザラメ状雪質の急坂だ。バランスを取りながらザラメ雪と共に急坂を苦労して滑り下り、何とか急坂部をしのぎ、ズコノバンを経て登山口到着だ。帰りも湖西道路恒例の休日渋滞に巻き込まれ、ゆっくり帰阪した。 (林道を下り続ける) (鎖ゲートまで戻る) (雪のしっかり残る林道) |