高御位山(299.8m) ★ひとこと 「鹿嶋神社から右回りで高御位山を経て好展望の岩尾根を周回」 ★行った日 2023年1月19日(木) 快晴 単独
★コース
高槻7:18(新名神、山陽道)=加古川北IC(県道43、R2)=8:55鹿嶋神社P9:02→高砂北観光案内所9:25→9:44鉄塔9:52→10:23(299.8m)高御位山10:38→市ノ池公園分岐11:10→(264.2m)東峰11:29→反射板11:57→12:01百間岩(昼食)12:21→鹿嶋神社拝殿12:40→12:46鹿嶋神社P12:51(R2、播但道)=神崎南IC(県道8)=多可14:00(R427、県道86、県道77、R372、府道407、府道46)=高槻17:00 高御位山は300mに満たない低山ながら岩尾根の稜線からの展望に優れた播磨の名山だ。きょうは寒さも一服、ポカポカ陽気の快晴の予報に期待して2回目のリハビリ登山だ。鹿嶋神社を起点に右回りで、高御位山を経て岩尾根を周回の計画だ。 朝日に映える大鳥居を振り返りながら鹿嶋神社Pを出発、車道を東へ向かう。高御位山に連なる稜線を北方に眺めながら進み、長尾BSの先の高砂北観光案内所を左折して北へ進む。高御位山を正面に見て田園地帯を通り抜け、害獣防御柵から急な竹林の道を登る。雑木林を抜けると急に展望が開け、明るい急な露岩帯を一歩一歩踏みしめて登る。灌漑貯水池の点在する阿弥陀町の家並を振り返りながら頑張ると鉄塔だ。露岩帯をしばらく登り、急斜面の直登路を正面に分けて右のトラバース路を進む。山頂の岩頭を左上に眺めながらなだらかに小木帯を進むと稜線出合だ。成井の高御位神社を右に分け、稜線の石段を上ると山頂には高御位神社本殿が祀られ、最高点は304m岩頭だ。 (鹿嶋神社大鳥居を背に東へ)(北に連なる高御位山の稜線) (高砂北観光案内所を北へ)
(柵の扉を開閉して竹林へ) (鉄塔へ露岩帯を登る) (鉄塔から振り返る)
山頂から南に大展望が開け、霞む播磨灘を正面に、灌漑貯水池の点在する田園地帯が文字通り箱庭のように広がっている。山頂の反射板の後から尾根道を西進、長尾奥登山口を左に分け直進、だんだん遠くなる山頂の反射板を振り返りながら、アップダウンを繰り返しつつ稜線を下る。最低鞍部を過ぎた次のピークが市ノ池公園分岐ピークだ。厳冬期ながら無風快晴でポカポカ陽気、フリースを脱いで丁度だ。双耳峰の鷹ノ巣山を正面に、露岩帯の尾根を休み休みフーフー言いながら登る。若い人はすいすい登るが我が身の体力のなさを痛感だ。桶居山を右に分け、馬の背の森を左に分けると鷹ノ巣山東峰だ。好展望の岩頭からは白鷺城は判別できなかったが山稜越しに姫路市街地が真正面だ。 鷹ノ巣山を過ぎて鞍部から登り返すと反射板ピークだ。家島群島、四国、淡路島などの島影が浮かぶ霞んだ播磨灘を遠景に、小さな山が島のように点在する播磨の田園地帯がジオラマのように広がっている。大岩の点在するなだらかな美しい尾根を下り、鉄塔下の岩陰で、足下の景観をおかずに昼食だ。久しぶりの岩尾根歩きにだるくなった足を引きずって、百間岩の標高差約100mの岩尾根下りだ。見た目は高度感たっぷりだが、乾いた岩肌には登山靴が吸いつく感じで快適に下ることができた。道標通りに雑木林に入ると、ほどなく鹿嶋神社拝殿だ。感謝のお参り後、参道を下ると鹿嶋神社Pだ。 陽光に恵まれ、期待通りの展望尾根を周回できた。また、リハビリ2回目としては満足のいく山行だった。朝日新聞今年1月18日朝刊に「帯状疱疹コロナ禍で増える恐れ」がでていた。新型コロナ感染によって免疫力が低下して帯状疱疹が発症しやすくなっている可能性あるとのことだ。自分の場合は入院時のPCR検査で陰性だったのでこの例には入らないと思われるが、高齢者は帯状疱疹にかかり易いので注意が肝要だ。 (百間岩を下る) (百間岩を振り返る) (樹林帯に入る) (鹿嶋神社へ下る) (鹿嶋神社拝殿) (鹿嶋神社を振り返る) ★道で出会った花(花はなし)
★ルート断面図
(参考地図)
・2万5千分の1地形図 加古川 |