竜王山(604.7m)

 

★ひとこと   「上桐生から落ヶ滝、天狗岩、竜王山経由天狗岩線で下山」

水晶谷分岐のバランスロック


★行った日   2025年10月10日(金) 晴 単独

★コース

高槻5:50(名神)=瀬田西IC(県道16、県道108)=7:03上桐生駐車場(16℃)7:09→7:45落ヶ滝7:51→8:33稜線出合8:42→9:35天狗岩9:52→10:05耳岩10:11→10:21白石峰10:28→10:44(604.7m)竜王山11:05→白石峰11:20→11:27耳岩11:34→水晶谷線分岐11:53→谷ルート分岐12:20→12:26休憩12:38→林道始点12:49→上桐生駐車場13:08(県道108、R422、県道3)=笠取IC(京滋BP)=高槻14:38

 まだまだ残暑が厳しいがやっと秋らしくなり、低山歩きの季節到来だ。誰しも齢をかさねてくると気力・体力が衰えてくる。肉体は心を入れるいれものだ。肉体は徐々に衰えて行くけれども、心を若く保つことで多少は老化をくい止めることができる筈だ。今秋2回目の低山歩きは、花崗岩の生み出す景観が素晴らしい湖南の金勝アルプスだ。上桐生から落ヶ滝、天狗岩、竜王山を経て天狗岩コースで下る計画だ。平日の一丈野駐車場(平日600円)に一番乗りだ。引き続いて入ってきた2台の車を横目に、無人のトイレ前案内所で登山届を出し、ハイキングマップを頂いて出発だ。
 北谷林道の鎖ゲートをまたぎ、すぐ先の分岐から右の落ヶ滝線に入り、干上がった貯め池の畔を進む。樹林帯に入って沢を渡渉しながら東進し、鶏冠山を左に分け花崗岩の岩棚のロープ場を過ぎると落ヶ滝分岐だ。羊歯の茂る道を沢沿いに少し進むと枯滝だ。高さ20mほどの干上がった岩盤が壮観だ。元へ戻って滝を左から高巻くように登り、湖南を展望できる小尾根を越えて下ると落ヶ滝上流の沢筋だ。春には草花の咲き乱れる平地を過ぎ、ロープ場もある岩盤の露出した急な沢筋を登り、砂岩の掘れた急坂を頑張ると北峰縦走路のある稜線出合だ。林間で体調回復休憩後、鶏冠山を背に天狗岩方向へ稜線を進む。深く掘れた溝道や岩稜ピークのある尾根道をアップダウンしながら進むと走井林道分岐だ。地形図にないがこの道は走井林道西端部と北峰縦走路とを結んでおり、走井林道に駐車して落ヶ滝や鶏冠山を訪れるのに有用だ。

  (一丈野Pから北谷林道へ)   (北谷林道から落ヶ滝線へ)  (水のない貯め池の畔を行く)

     (樹林帯に入る)       (沢を渡渉しつつ進む)    (鶏冠山を左に分け直進)

   (ロープ場も現れる)      (落ヶ滝寄り道分岐を右へ)    (干上がった落ヶ滝)

(分岐へ戻って滝を左から高巻く) (枝尾根(O-3)からの展望)    (花期に花咲く平らな沢筋)

    (岩場の谷筋を登る)       (ロープ場を登る)       (北峰縦走路出合い)

 (鶏冠山を背に天狗岩へ)     (掘れた尾根道を行く)      (走井林道分岐)

 アップダウンを繰り返しながら奇岩のピークで湖南の展望を楽しみつつ高度を上げ、天狗岩上で展望を楽しむ登山者の姿を見て鞍部へ下って登り返すと天狗岩下のベンチだ。折角ここまで来たので岩棚まで登ることにし、衰えた平衡感覚や腕力を鼓舞して天狗岩上に立つ。頂きの岩に腰をおろし陽のあたるびわ湖を中心に湖南や湖東の平野を見おろす気分は最高だ。ここまで登ってきた甲斐があるというものだ。ゆっくりと天狗岩を下り、稜線から天狗岩を振り返ったり、次々現れる奇岩を楽しみながら進むと耳岩だ。ひと休み後、帰りの天狗岩線を右に分け直進、大岩の隙間のコンクリ丸太階段を上って仏岩を通り抜けると白石峰だ。小休止後、狛坂摩崖仏を右に見て左折して竜王山へ向かう。

    (尾根道の奇岩)       (小ピークで展望が開ける)  (繰り返すコブ越えがしんどい)

 (一旦コルに下って登り返す)   (天狗岩下ベンチに到着)     (天狗岩へ登りつく)

               (天狗岩の岩棚上からの展望)

    (天狗岩の岩棚)        (天狗岩下から耳岩へ)    (天狗岩を振り返る)

    (稜線の奇岩)           (稜線の奇岩)         (耳岩のベンチ)

 (大岩の隙間の階段を上る)     (仏岩を見送る)        (白石峰から竜王山へ)

 すぐ先の路傍の大岩にアーチ形の窟があり、顔面の摩耗した石像が祀られている。平安前期の作と言われる茶沸観音だ。会釈して、通いなれた尾根道をしばらく辿ると竜王山だ。三角点のある小空間の山頂から東が切り開かれ、三上山を中心とした平野が望める。山頂下の金勝寺八大龍王の祠に手を合わせ、往路通りに耳岩へ戻る。耳岩から滑り易い砂岩の急坂下りだ。ロープの助けを借りて慎重に下り、展望を楽しみながら矢印通りに大岩群の岩尾根を下る。水晶谷分岐で右のロープ場を下り、次々現れる大岩点在の岩尾根をしばらく下ると谷ルート分岐だ。ここで直進の尾根ルートを選び、アップダウンを繰り返しながら展望豊かな尾根道を下ると林道始点に降り立つ。登山口には、「天狗岩線は大変滑り易くロープや鎖が何か所もある」の表示がある。すぐ先でサブ谷林道と合流、さらにその先で南谷林道に合流し、オランダ堰堤を経て駐車場に帰着だ。無人の受付の赤いポストに駐車料金を入れ、笠間ヶ岳など湖南アルプスの西麓沿いに伸びる工事中の新名神を眺めながら南下、京滋BPで帰宅だ。工事は進捗しているようだが大津JCT-城陽JCTの完成は3〜4年後とも言われている。
 きょうの山域でのメインディッシュである天狗岩に立つと気分爽快、最高だ。楽あれば苦ありで、息がすぐあがるので頻繁に体力回復休憩を繰り返してようよう歩き通すことができた。前回の時もそうだが、山道を歩いて感じることは蜘蛛の巣に引っ掛かることが少なくなったことだ。そういえば、夏の終わり頃、蟻の行列も見かけなくなり、蝉の死骸も処理されずに道に転がっている。かつて夏場に高速をぶっ飛ばして山登りに行った時、車のフロントガラスやボンネットに虫の死骸がこびりついて往生したがこれも少なくなった。異常高温のせいかもしれないが何かがおかしい感じだ。

      (茶沸観音)        (快適な稜線道を東へ)       (竜王山三角点)

   (金勝寺八大龍王の祠)   (耳岩まで戻り左へ急坂を下る)(滑り易い急坂を慎重に下る)

 (登りより下りがしんどい急坂)  (大岩の続く展望稜線下り)    (水晶谷分岐の大岩群)

(水晶谷を左に見て右の急坂を下る)(分岐点にそびえる大岩)    (早速ロープ場を下る)

  (大岩点在の岩尾根下り)    (展望抜群の尾根道)       (谷ルート分岐)

   (好展望の尾根ルート)    (危険表示のある林道始点)     (オランダ堰堤)

★道で出会った花

     ヒヨドリバナ             ママコナ                 ?

     サルトリイバラ          キンモクセイ             ツリガネニンジン

★ルート断面図


★地  図

 (備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・2万5千分の1地形図  瀬田、三雲

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