★ひとこと 「硫黄山登山口から快晴の韓国岳」 えびの高原から韓国岳
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★行った日 2003年12月4日(木) 快晴
単独
★コース (第4日目)
内牧温泉8:30=(九州道)=12:15不動池駐車場12:25→硫黄山登山口12:30→2合目12:45→4合目13:00→6合目13:20→8合目13:45(1700.1m)韓国岳13:55→大浪池周回分岐14:25→県道出合15:10→15:35不動池駐車場15:55=京町温泉17:20
えびの高原駐車場から韓国岳 硫黄山登山口 霧島縦走路始点
低灌木帯の丸太階段 五合目から甑岳(右)
五合目から白鳥山
韓国岳噴火口 韓国岳山頂 新燃岳から御鉢、高千穂峰
山頂から大浪池、桜島(左奥) 山頂から大浪池-丸太階段
山頂から大浪池-立派な階段
えびの高原・大浪池分岐 大浪池周辺の広葉樹林 えびの高原の鹿
(第4日目)
内牧温泉から阿蘇連山が逆光になるので白水村へ回り込み順光で写真を撮る。内牧温泉とは反対側の白川水源からの阿蘇山の眺めも素晴らしい。熊本から九州自動車道でえびのへでて昼過ぎにえびの高原に着く。山頂を左斜めからかじり取られたような韓国岳がそびえている。
不動池駐車場から少し県道を下って硫黄山登山口から登り始める。階段を登ると噴気地帯に出るが今は噴気はなく静かなものだ。案内板通りに霧島縦走路の指示に従って進むと低灌木帯の急な岩だらけの道となる。5合目あたりから視界が開け、西北には山頂に円形窪みを持つ甑(こしき)岳、西南には満々と水をたたえた大浪池が見え、高度が上がるにつれて景色が広々と鳥瞰できるようになってくる。6合目あたりの左側には噴火口の絶壁が口を明けている。このあたりから勾配がゆるくなり、間もなく岩だらけの韓国岳山頂に着く。ここからの景観は素晴らしく、東南方向に獅子戸岳から新燃岳を経て中岳から御鉢を従えた高千穂峰が一列に並んでそびえている。是非、縦走したい峰々だ。西南には手前に大浪池、遠くに噴煙をたなびかせた桜島が浮かんでいる。このように沢山の火口が一目で見渡せる所はここしかない様に思われる。
山頂でゆっくりしたかったが薄着ゆえ寒くなってきたので大浪池を目指して下りだす。急坂だが木階段が整備され安全に下ることができる。30分も下ると低灌木帯から広葉樹林帯に入り大浪池とえびの高原との分岐にでる。ここからえびの高原までは紅葉樹林帯のアップダウンする所々で鹿と出会う歩き易い道だ。登りのルートは数人の登山者と出会ったが下りのルートは一人の登山者とも出会わず静かな晩秋の樹林帯歩きを楽しむことが出来た。えびの高原の県道まで約45分かかり、更に不動池駐車場まで30分かかる。
えびの高原を出発し、市営露天風呂の前を通り、立派な赤松の大木が茂る赤松千本原を経て小林経由京町温泉に着く。
★ルート断面図
カシミール3Dにより作成
★地 図
昭文社刊山と高原地図から転載
(参考地図)
・山と高原地図 霧島・開聞岳
・2万5千分の1地形図 韓国岳
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